衆議院選の結果を受け、朝日新聞が思考停止に陥り、支離滅裂なことを書きだしたことは既に書いた。(「朝日新聞の支離滅裂」)
余りの支離滅裂、論理矛盾ぶりに、ある人のツイートを思い出した。それは朝日新聞・沢村亙。オレのブログにも2回登場してもらった(笑)。
(「朝日新聞朝刊編集長・沢村亙の低レベルツイート」)
(「朝日新聞朝刊編集長・沢村亙の低レベルツイート その2」)
その沢村亙の9月6日のツイート。9月6日は朝日新聞が開き直りの会見をする前(会見は9月11日)。朝日新聞が福島第一原発の吉田所長調書の意図的な曲解を批判されていた頃である。
「理のある批判には甘んじるべきだ。だが報道の中には『売れるから叩く』のが露骨なものもある。右翼のあの新聞はまあわかるとして、あの大新聞のこのところのあまりの右旋回はどうしてしまったのだろうか」
*右翼の新聞とは産経新聞、大新聞は読売新聞を指す。
自分たちへの批判を理解しようともせず、他紙が売りたいために朝日を叩いていると嘆いている。まあ、非常に厚顔無恥なツイートである。で、思い出したと言ったのは、この「右旋回」という部分。自分が左端にいると、すべてのものが右側に見えるという単純なオチだ。
長い前振りだったが、書きたかったのはここから(笑)。
左翼メディアから見れば安倍政権は右側だ。極右かもしれない。特定秘密保護法を制定し、集団的自衛権を容認し、この先憲法9条を変えるかもしれない。でも、諸外国を見れば、どれもこれも当たり前のことである。軍隊を持っていて自国の防衛のためには他国に出て行く。当然、国防上の秘密保護のためにスパイ防止法もある。
沢村亙というか朝日新聞の思想で考えるなら、アメリカもロシアもイギリスもフランスも極右の国ということになる。世界中のほとんどの国が、程度の差こそあれ「極右の国」となってしまう。
朝日新聞他、左翼メディアの大好きな中国も韓国も北朝鮮も、もちろん極右だ。
とりわけ極右なのが中国である。前回も書いたが、軍事大国で現在進行形で他国を侵略していて、報道の自由はおろか、発言の自由もない。自由選挙もない、何にもない国。しかも共産党独裁政権。
朝日新聞から見れば、中国は一番毛嫌いしなければいけない国だと思う。でも朝日新聞は中国が大好きである。中国へのご注進記事は、枚挙にいとまがない。
明らかに論理矛盾である。またここに行き着いた(爆笑)!
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「左翼メディアの理想の国は中国か??」
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