朝日新聞が、元日から支離滅裂な社説を連発していることは書いた。
(「新年から朝日新聞は「全開」だ!(爆笑)」参照)

その勢いは止まらない(笑)。1月15日の社説「新年度予算案 弱者へのしわ寄せなのか」は、まるでその集大成のようだ。

朝日新聞は言う。「もらえる年金やサービスは抑えられる一方、消費税などによる負担は増える」。2014年4月に消費税が増税されたため、負担が増えたと言う。

さらに朝日新聞はこうも言う。「安倍首相が消費税の再引き上げを先送りしたため、財源に穴が開いた」消費税の増税をしなかったため、社会保障費が足りないと言う。

おかしいじゃないか。朝日新聞は増税したから負担が増え、庶民は苦しいと言いながら、消費税の再引き上げを延期したため、財源が足りないと言う。もう支離滅裂もここに極まり!! って感じ。

朝日新聞が消費税の増税に賛成していることは、日々の紙面から明らかである。なら、増税したからどうのと言うのはおかしい。消費税の増税には賛成だけど庶民の味方を気取りたい。安倍政権の予算案も批判したい。

両方混ぜちゃえ! ってことらしいが、よくこんな恥ずかしい社説を掲載する勇気があるもんだと、逆に感心してしまう。