まったりとスペシャル系

Tigerdream が真面目なことから いい加減なことまで、適当に綴っているブログ

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衆議院の3補選をいずれも立憲民主党が制した。まあ、これはこれで「民意」なのでしょうがない。そのうち島根1区の亀井亜紀子、長崎3区の山田勝彦は「世襲候補者」だった。当選したので「世襲議員」だ(いずれも元職、前職なので、初当選というわけではない)。

あれ、立民って「世襲」をかなり批判していなかったっけ?

思い起こされるのが、昨年4月の山口2区補選。自民党の候補者は体調不良で引退する岸信夫前防衛相の長男。対する立民は共産党と候補者の一本化を行い、立民元職が無所属で出馬(この元職はどうしようもないクズで、個人的には人としてまったく評価しない)。そして盛んに「(世襲は)利益集団に結びつき、偏った政治が行われる」などと批判していた。

立民のこういう「ご都合主義」はいつものことだが、実は朝日新聞も同様だ。補選は自民党が勝利したが、得票率の差は5%差しかなかった。朝日は自社の世論調査の結果(投票先の決め手として「世襲」「安倍政治」が要因となった)から、僅差ということは「世襲」「安倍政治」批判が結果に表れたとのロジックを使った。

安倍元首相の親族候補相手に、極左に近い立民候補者が善戦したことに相当気を良くしたようだ。7月26日には「政治家の世襲 政党は制限の検討を」との社説まで書いている。「新しい人材への門戸を狭め、既得権益の温存にもつながる」「政治の活力を失わせる」とし、「本気で世襲制限を検討してほしい」と締めている。

そんな朝日は今回の衆議院補選(候補者や結果)をどう報じたか? 想像する通り、社説で「本気で世襲制限を検討してほしい」など書いたことを忘れたかのようだった。立民を批判することもなく、逆にこんなことを言い出した。

島根1区で亀井亜紀子が勝利した関連記事では、「島根を始めとする自民王国は、地盤を継ぐ世襲議員が目立つ。このため島根では政治家の世襲への拒否感が薄い」「しっかりとした人物であれば、世襲の政治家に任せたいと考える人も少なくない」「世襲が安心感につながっている部分さえある」と書く。

これは朝日記者が書いた文章ではなく島根大准教授にしゃべらせた内容であるが、あれだけ世襲を批判していた朝日が、立民が勝つとこうも「ご都合主義」的に世襲擁護を始めるのには笑うしかない(朝日が大学教授などに自身の言い分を代弁させるのは常套手段)。

先に書いたように、3補選での立民候補者の2名は世襲候補者(元々は世襲議員)だ。朝日は立民に対して「新しい人材への門戸を狭める」「(勝ったとしても)政治の活力を失わせる」と批判しなければいけないのではないか?

しかし逆に島根での世襲を「世襲が安心感につながっている」って何? 自民の世襲は「悪い世襲」で、立民の世襲は「良い世襲」もしくは「しがらみのない世襲」とでも考えているのか?

こういうご都合主義を恥ずかしいと思わない恥ずかしさ。さすが朝日だ(苦笑)。


タケノコとウドの煮物
タケノコとウドの煮物をいただいた。

叔母が実家(オレの母親の実家でもある)からもらったものを、調理してお裾分けしてくれた。最近めっきりこの手の家庭料理を食べていないので、おいしくいただいた。

タケノコもウドもちょうど今が旬(一般的に4月~5月)。この時期しか食せないと言ってもいい食材なので非常にありがたい。タケノコはそれなりに食する機会も多いが、ウドはあまり食べた記憶がない。もしかしたら、生えている実物を見たことがないかもしれない。見ても間違いなく見分けはつかないだろう。

タケノコもウドもアク抜きが必要なので手間が掛かると思うが、おいしく調理していただき感謝しかない。


死刑執行を当日に告知するのは憲法に違反するなどとして、確定死刑囚2人が国を相手取り、計2,200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が大阪地裁であった。判決は原告の請求を退けた。

死刑制度に反対している朝日新聞は、この裁判に「ちょっと」期待していたようで判決前から「お涙頂戴」的な感情論記事を書いていた。まあ、朝日にとっては残念な結果となった(まだ一審だが)。

実は朝日は2022年11月に社説「死刑当日告知 見過ごせぬ手続きの闇」で、やはり当日告知を批判していた。「当日告知は憲法や法律に照らし、強い疑念がある」と「憲法違反だぁ~!」と言わんばかりだが、実質ただの感情論の駄文だった。

しかも、たちが悪いのは朝日お得意の「(朝日にとって)不都合な事実」を伏せて書かかれていた。それは前日告知(一時期行われていた)をした死刑囚が錯乱状態になり、前夜に自殺してしまったことを朝日は隠した。
(「朝日新聞は不都合な事実を隠して社説を書いている」参照)

「前日(もしくは事前)告知」が良いか悪いかは、どちらもメリット・デメリットがある。事前に告知を受け、気持ちを整理し、おだやかに整然とそれに臨む死刑囚もいるだろうが、上記のように錯乱してしまう死刑囚もいる。

朝日は特定の意図、つまりは自分らの言い分に読者導こうと(簡単に言えば印象操作)恣意的に記事を書くから信用されない。しかも、不都合な事実を隠してまでもだ。

今回の原告である死刑囚は「適正な手続き」に反すると手続き論を言っているが、こんなの先延ばしを狙っている以外の何物でもない。不法入国者が「難民」申請を繰り返し、その間不法に居座ろうとしているのと同じだ。

さらに「執行期日が事前に知らされないために地獄の日々を送っている」とも主張している。感情論的には分からなくもないが、それを死刑囚が言ってはいけない。被害者がどんな気持ち・思いだったか考えろと言いたい。お前らが感じている以上の恐怖心を、被害者は感じていたはずだ。

死刑囚だからといって「市中引き廻しのうえ、打ち首獄門」で良いとは言わない。しかし自らの犯した罪の重さを考えれば、「オレらにもいろいろ配慮しろ!」と声だかに叫ぶことには違和感を感じる。

死刑囚は懲役刑による受刑者とは違う。刑務作業などはなく、比較的(あくまで)自由が与えられている。TV鑑賞、新聞購読も可能だ。死刑へのストレをなるべく与えないよう配慮されている。それはきちんと理解すべきである。

この裁判を死刑囚が自ら積極的に起こしたのか、俗に言う「人権派弁護士」が主導したのかは知らない。しかし、これは「被害者よりも加害者側の人権をより重く考える」という現在の法曹界の悪い面が出ていると感じる。

話を朝日に戻すと、朝日は元死刑囚の免田栄さん(故人、再審無罪)の言葉を持ってきて、当日告知などの運用見直しを訴える記事を、判決言い渡し直後にアップした(「『刑務官の足音に奥歯かみ、耳澄ませる』 告知待つ死刑囚の心境は」)が、この記事は前提が違う。免田さんは「えん罪」だったのだから。

死刑判決を受けるほどの重罪を犯した犯罪者と、免田さんを同じに扱ってはいけないのは当然だ。免田さんは、元々この恐怖に怯える必要性のない人だったからだ。朝日の記事は免田さんにも失礼だ。

最後に、個人的には事前告知でも良いと思っている。心を安寧に保ち、整然とその時に臨めるならば。しかし、先に書いたように当日告知・事前告知のそれぞれにメリット・デメリットがある。

すべての受刑者が「事前告知」を望んでいるかは不明だ。朝日(+人権派弁護士)の独りよがりかもしれない。まあ、朝日はこういうことを足がかり「死刑廃止」に世論を誘導しようとしているのが見え見えだから気持ち悪い。まあ、その割にみな底の浅い記事(論調)なのは笑うしかないが。


4月19日に藤岡ゴルフクラブに行ってきた。

藤岡GC (1)
当日の最高気温は24℃。もう春を通り越して初夏の陽気だ。ただ、朝から強風が吹いていたので、あまり暑さは感じなかった。しかしさすがに5~6m/sもの風が吹くと、途端に難しいゴルフになる。素人ゴルフに風は大敵だ。

Kさん
Aさん
Kさん、Aさんと元気にラウンド。

実は数日前から腰痛がひどくなってしまい、ゴルフができるか心配だったのだ。なんとか療養に務め(腰痛ベルトをしたり湿布を貼ったり)、当日は18ホール回りきることができた。本当に良かった。

スタート直後は腰痛が悪化しないよう、怖々スイングをしていた。でも逆に力が抜けた(力みのない)スイングになったのか、ショットが安定したのは本当の意味での「ケガの功名」と言えるかもしれない。

グリーンが苦手の高麗芝だったのでパットはいまいちだったが、チップインがあったりしてスコアはまとまり(80台)、満足のいくゴルフとなった。ただ帰宅後はやっぱり腰が痛くなり、ずっと横になっていなと耐えられないくらいになってしまった。しばらく静かにしているしかないかな。

藤岡GC (2)
OUT9番のティーグランド後ろにある桃の木が、きれいな花を咲咲かせていた。桃の花が咲くのは3月(桜より前)かなと思っていたが、4月でも咲いているんだね。まあ、種類もいろいろあるのだろうが。

山椒味噌
今年もAさんから自家製の山椒味噌をいただいた。早速、いつものように豆腐などにちょい付けしていただいている。いつもありがとうございます。


KY事件 (2)
平成元年(1989年)4月20日、朝日新聞夕刊1面に「サンゴ汚したKYってだれだ」という自作自演の捏造記事が載った。そう4月20日は「朝日新聞KYの日」なのだ。朝日新聞の数々の捏造のうちのひとつだが、朝日新聞の体質をよく表わしている。

記事中で「80年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて」と日本人を蔑む。

捏造が疑われた際、朝日新聞はろくな調査もせず全否定。否定しきれなくなると、元々あったKYをなぞっただけと言い訳。そして、どうにも逃げ切れなくなり、無傷のサンゴに傷をつけたと謝罪。

まさに、朝日新聞の「恥じない、精神の貧しさ、すさんだ心」を見せられた思いだ。

ちなみに、サンゴに傷を付けた本田嘉郎は当然クビになった。しかし「恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の・・・」と日本人を蔑んだ降幡賢一は、謝罪することもなく逃亡。優雅に記者生活を終えたことは、本当に腹立たしいことだ。

朝日新聞はこの「サンゴ事件」にも何ら反省することなく、その後も現在に至るまで捏造・ウソ、悪質印象操作を繰り返している。自らの「恥じない、精神の貧しさ、すさんだ心」を体現している恥ずかしい新聞だ。

朝日新聞の「サンゴ事件」を忘れてはならない。朝日新聞が廃刊になるまで、決して忘れてはならない。


新聞、TVニュース番組・ワイドショーなどで頻繁に登場する「市民団体」。しかしその素性をメディアは説明しない。しかもそれらの「市民団体」は、そのメディアにとって都合の良い主張を展開する。「反政府(反自民党)」「反原発」「再エネ推進」等々。

一般的に「市民団体」とは「自分たちの利益向上、生活向上などのために、団結して運動を起こしたり社会の上層部などに訴えかけたりすることにより、社会を特定の方向に動かすことを目的とした団体」とかなので、どのような主張をしていても構わない。

ただ、メディアの報じ方には問題があると言わざるを得ない。それは保守系の市民団体は「右翼団体」と報じ、革新系の団体は「市民団体」と報じる。決して「左翼団体」とは報じない。ここにメディアの欺瞞がある。

どのような「市民団体」でも、それぞれ活動目的(主義・主張)がある。それを右側の団体は「右翼」と言い、左側の団体は「市民」と言う。メディアは「市民」と言うことで、印象操作をしているわけだ。ひどい例では、極左暴力集団である「中核派」を「市民団体」と報じた局があった(NHKだが)。

主義・主張から「左翼団体」であることが明らかであるならば、当然「左翼団体」と報じるべきだ。それができないなら「右翼団体」などとレッテル貼り的な報じ方もしてはいけないのは言うまでもない。

では、どんな感じで報じているか、朝日新聞を例にとる。朝日Web版で記事数を確認してみる(現在から2020年あたりまで)。

「右翼団体」で検索すると、約110件の記事が出てくる。記事をすべて読んでいないので、内容は把握していない。いくつか読んだ限りでは「右翼団体が街宣で抗議」「右翼団体からの抗議」「右翼団体関係者を逮捕」とか。

一方「左翼団体」ではたったの7件。しかも内容は戦争中など昔のことを報じる中での記事と、統一教会関連(教団関係者が左翼団体と発言した)のみ。朝日にはここ4年以上「左翼団体」を報じる記事は実質的にない。多分、もっと検索期間を延ばしても出てこないだろう。

ついでに「市民団体」では、なんと2,000件以上(現在から2022年まででめげた)。記事内容は「原発稼働差し止め」「土地利用規制法に抗議」「自衛隊訓練場反対」「米軍基地反対」「差別がどうたら」等々。記事では「市民団体」と書かれているが、その内容は「左翼団体」である(個人的主観だが)。

これらから明らかなのは、朝日は「左翼団体」は「市民団体」と置き換えていると言うこと。自分たちの主張に合致すれば、その団体の素性(バックにいる組織や代表者やメンバーの経歴など)を隠し、しがらみのないニュートラルな団体みたいに装う。

さて、こういう報道は「国民の知る権利」に応えているのだろうか?


陸上自衛隊の第32普通科連隊が、硫黄島での日米戦没者合同慰霊追悼顕彰式に参加したことを紹介するXの投稿中に「大東亜戦争最大の激戦地」と書いたことに、朝日新聞が「イチャモン」をつけた(4月7日「陸上自衛隊の第32普通科連隊、公式Xで『大東亜戦争』と表現」)。

記事では「政府は太平洋戦争を指す言葉として、この呼称を公式文書では用いていない」「戦後、占領軍の命令で『大東亜戦争』の呼称は禁止された」と書き、暗に「問題だ!」とする内容。

早速、翌8日の夕刊コラム・素粒子で、「さきの大戦。あの戦争。あいまいな言葉に逃げ込んでいるうちに『大東亜戦争』の呼び名が、ふんわりと漂い始めている」「埼玉の陸自普通科連隊の公式X。うたうのは『近衛兵の精神』。内輪の『当たり前』が、ネット空間に染み出している」と、ネジ曲がった性根丸出しの書きぶりだ。

ちなみに、現在の素粒子筆者は渡辺雅昭と市川美亜子だ。この文章をどちらが書いたかは知らないが。

素粒子筆者の認識だけではなく朝日の会社としての認識は、「侵略戦争であり、中韓・アジア諸国に多大被害を与えたことへの反省がないから大東亜戦争なんて用語を使うんだ。戦争賛美も大概にしろ!」ってことなのだろう。

朝日は社説でも取り上げ(「自衛隊の歴史観 戦争の反省 風化を懸念」4月13日)、「旧軍の反省がない」「侵略戦争の肯定につながる」などと書いている。どういう論理の展開をすると「侵略戦争の肯定につながる」のだろう? 論説委員連中の頭の中を見てみたいけどね。「アホらしい」の一言だ。

単に、当時の政府が「大東亜戦争」と閣議決定した(昭和16年12月)呼称で、戦後にGHQが使用禁止にしただけ。サンフランシスコ講和でGHQの命令は失効している。では、朝日が使う「太平洋戦争」という用語の根拠は何? それに「太平洋戦争」と言えば「反省してます」ってことになるのか?

もちろん、その用語をどういう意味合いで使うかという「本心」「内面」の問題はある。だからこそ「文脈全体」から判断すべきなのは言うまでもない(朝日はそれすらダメで、自衛隊員を含む公務員は使うなと書く)。

それに現在の自衛隊の活動内容から、用語の使い方だけで「侵略戦争の肯定につながる」「戦争賛美」だとか捉える方が、相当偏った考えの持ち主だと思わざるを得ない。

朝日のように「捏造記事」を乱造しても、「反省してます」と言いながら裏で舌を出し、すぐにまた「捏造記事」を書くような連中が何を言ってるんだと思う。自ら何も反省しない朝日が、「旧軍の反省がない」「侵略戦争の肯定につながる」などと陸自を批判する愚かさ。結局はこれに尽きるという結論。


朝日新聞の「反原発原理主義」「再エネの美化」は、朝日の社論なので好きに書けばいい。しかし、それは合理的で論理的でなければならない。他の論拠との整合性も求められる。これなくして説得力のある論調にはならないのは言うまでもない。「記事」、言うなれば「論説・論調」で対価を得ているのだから当然だ。

そんな朝日は最近「グリーンインフラ」推しも始めている。「グリーンインフラ」とは「自然の持つさまざまな機能を課題の解決手段として取り入れ活用していく」という発想や考え方のこと。

具体的には森林の貯水効果(急激な雨水の流出抑制、水害の防止)の活用、木々によるヒートアイランド対策、海岸防災林の侵食の進行や津波・高潮による浸水被害防止など。

朝日は「SDGS ACTION」なんてページまで作って、「グリーンインフラ」の世間への周知を頑張っている。それは「どうぞ」でしかないのだが、日々の記事との整合性が無さ過ぎて笑うしかないレベルなのだ。

朝日の主張は「原発ゼロ」。「反原発原理主義」とも揶揄され、その目的のためには「ウソ・捏造」「悪質印象操作」「感情論で煽る」は当たり前。そして、具体的積算根拠も示さず「再生可能エネルギーをメインにすれば世の中バラ色」と書く。

そんな世の中をバラ色にする再エネ(太陽光)を推し進めるには、多くの山林(樹木)を伐採し用地を確保しなくてはならない。日本のあちこちで余りに酷い状況が見られるようになってきた。

阿蘇山付近のメガソーラー (1)
阿蘇山付近のメガソーラー (2)
阿蘇山付近のメガソーラー (3)
熊本県阿蘇山近郊のメガソーラー発電所。

これらは朝日が書く「樹木は森林の保水力を高めて斜面の崩壊を防ぐ」効果があるので「自然を生かし活用する方向へ大きくかじを切れ」という論調(社説)と、どう整合性があるのだろう?

太陽光発電を拡大しようと思えば、日本中がこういう景色になる。木々は伐採され、はげ山ばかりになる。そういう現実には目をつむり「これからはグリーンインフラだぁ~!」「森林の保水力を高めて斜面の崩壊を防げぇ~!」「防災効果がぁ~!」と書く。

郊外の話ばかりではない。街中でも同様だ。「屋根や屋上に太陽光パネルを設置しエコ発電だぁ~!」と書きながら、「屋上緑化でヒートアイランド対策だぁ~!」と書く。

もう呆れるしない。それぞれが相反する可能性が大きいにもかかわらず、関連付けて論調することは絶対にない。関連付けたらそれぞれのメリットは大きく失われ、デメリットしか見えてこないからだ。だから朝日はそれぞれ好き勝手に書く。記事の整合性など気にしない。

こういうのを悪質な印象操作記事と言う。読者を特定の考えに誘導する洗脳記事と言ってもいい。それぞれのメリット・デメリット、さらには組合せた場合のメリット・デメリットは最低限示すべきだ。それを踏まえ、朝日はこう考えると書かないといけない。それが「論説・論調」で対価を得ている新聞社の最低限の務めであるはずだ。

つまりは特定の思想を垂れ流すだけのプロパガンダ紙だと、自ら認めているってことかな。


電気料金が5月請求分(4月使用分)から値上がりする。電気料金に上乗せされる再エネ賦課金が増額されるからだ。今後1年で約1万円の負担増と試算されている(1ヶ月の使用量400kwhの標準的な家庭)。

6月請求分(5月使用分)からは国の激変緩和対策事業による料金値引き(1kwhあたり3.5円)も終了するので、さらに値上がりすることになる。

再エネ賦課金なんて、どう考えてもバカな制度だ。再エネの買取に必要な費用をまかなうために取られる税金のようなものだ。それで儲ける連中がいるから、なおさら腑に落ちない。菅直人に世界標準の倍以上の金額(当時)を設定させた、あの連中だ。反吐が出る。

そんな中、相変わらず「再エネだぁ~!」と根性論しか書かない朝日新聞。反原発を社是とし、そのためならウソも平気で書き募る。竹内敬二(退社)の記事など、ほぼほぼウソか印象操作だった。

それに、原発が停まっていれば当然火力発電の負荷が高まる。稼働40年以上の火力発電所がフル稼働(つまりはCO2モクモク)していても知らん顔。ひとたび故障などが発生すれば大規模停電の可能性すらある。事実、2022年に東電・勿来火力発電所9号機がトラブルで停止。「ブラックアウト」寸前だった。

朝日は原発の運転期間の延長(40年超)に大反対の論調をしている。2021年に関西電力が美浜原発3号機を再稼働させた際、「老朽化原発」と印象操作するようような煽り見出しを用い大批判した。安全性という科学的な判断材料で反論できない朝日は、「老朽化」という曖昧な感情論で印象操作記事を書くまくった。

しかし朝日は火力発電所に関しては、「老朽化火力発電所」などと安全性を心配することはない。火力発電所は「老朽化」しないのか? 万々が一爆発でもしたら、大きな被害が出るぞ。いいのか朝日。

原発は「40年を超えて運転? どんでもない!」「安全性がぁ~!」と大騒ぎするのに、運転40年を超えた「『老朽化』火力発電」には「・・・」。しかも火力発電は、朝日がやはり大騒ぎしている「脱炭素」「CO2削減」に逆行する。

朝日は原発に関しては「危ないぞ!」「ひとたび事故が起きたら」と感情論で煽る。火力発電も同様のリスクを持つにもかかわらずダンマリ。分かりやすい(笑)。

そして、再エネ発電を進めれば「世の中バラ色」と言う。どういう積算根拠を以て言っているのか? 朝日がその具体論を書いたことはない。書けないからだ。不安定な再エネをメイン電源にできるわけがない。しかも火力もやめて再エネ(特に太陽光)で賄おうとすると関東甲信越全域に太陽光パネルを敷詰めないといけなくなる(個人的試算)。

そんな非現実的なことを朝日は声高々に言っていることになる。相変わらずバカな連中だ。

関連
 「朝日新聞の『再生可能エネルギーがぁ~!』を笑う
 など多数


4月1日放送のTBS「ラヴィット!」で放送事故があっとされる。9時23分のCM明け、北朝鮮アナウンサーのナレーションで軍隊のパレードや金正恩が敬礼する映像が流れた(その後、正常なVTRが始まった)。

TBSの本音 (1)
TBSの本音 (2)
VTR終了後、アナウンサーが「VTRの途中で、本来Jアラートの緊急時などに使用するために準備していた映像が誤って流れてしまいました。視聴者の皆様にご迷惑をお掛けし、失礼いたしました」と説明したという。

一部では、このアナの言葉を「謝罪」と標記しているものもあるが、ただの「説明」であり「言い訳」である。決して「謝罪」ではない。「迷惑をかけた」「失礼した」をどうすれば「謝罪」と解するのか、まったく理解できない。これを謝罪と報道する他紙のレベルも相当低い。

「迷惑をかけた」「失礼した」は自分の過失を認めているだけ。謝罪のニュアンスを含んでいると解する人もいるが、それでも「ニュアンス」止まり。謝罪は「ごめんなさい」「申し訳ない」だ。

少し話がそれたが、これは「放送事故」なのだろうか? まあ、意図しないところで流れてしまったのでという意味では「放送事故」かもしれない。しかし内容はTBSの親北朝鮮をよく表している映像だと言える。

Jアラート発動時に使う映像として正しいかと言われば、間違っていると思う。Jアラートは日本国民に向けて「注意」を呼びかけるものだ。最悪の場合「避難・退避」や「身体保護」を促すことになる。

最近の地震速報などで「命を守る行動を!」と強く呼びかけのと同様の放送が求められる中、なぜ北朝鮮側の軍事パレード(含む金正恩)を流す必要があるのか? つまりはアナの説明はその場しのぎの言い訳だということ。

ただ単にTBSが北朝鮮関連の放送をするときの定番映像なだけだろう。ある意味、いつでも流せるように常に準備している映像ってこと。もちろん、それは北朝鮮のためなのは言うまでもない。

あるいはTBS内に多数いる半島にルーツのある社員が、自分らを鼓舞するために肌身離さず持っている映像なのかもね。CM中に将軍さまや誇れる軍隊の映像を見て、自らのモチベーションを上げていた社員が、CM終わりに気づかず流しちゃったのかもね。

TBSがアナに「失礼いたしました」と言わせたのは言葉の知識がないからではなく、謝罪でないことを知っていてあえて使ったのかもと思ってきた。だって「将軍さまの映像を流して何が悪い!」って思っていれば謝罪なんてするわけがないからだ。

こんなこともあり得ると思ってしまうTBSって、つくづく日本には不要な放送局だ。こんなところに、国民の財産である電波をただ同然で使わせているって、やっぱりおかしいと思う今日この頃。


内閣府の再エネ関連のタスクフォースに、中国企業(実質中国政府)の影響を強く受けた人物が構成員として潜り込んでいる実態が浮かび上がっているにも係わらず、朝日新聞がお得意の「報道しない自由」を発動していることを書いた。
(「朝日新聞がいつもように『報道しない自由』を発動中!」参照)

その中で編集委員・曽我豪の「国民の知る権利の代理人として、わたしたち朝日新聞の責務は重い」との発言を使い皮肉った。実は曽我豪ってのは、イメージ通りの「朝日記者」なのだ。

朝日新聞と言えば「捏造」だ。これに異を唱える人は少ないはずだ(いるとすれば関係者とお仲間連中くらいだろう)。朝日の「捏造」と言えば「慰安婦」「サンゴ」「モリカケ」「安倍晋三記念小学校」「任天堂社長インタビュー」など数多いが、「田中康夫長野県知事メモ捏造」も有名だ。

「田中康夫長野県知事(当時)と亀井静香・元自民党政調会長が長野県内で会談した」とするメモを長野総局の記者が捏造したもの。当時は小泉首相が郵政民営化法案を巡って衆議院を解散し、法案に反対し自民党を追い出された亀井と田中知事が新党を立ち上げると噂されていた時期だった。

もちろん曽我は捏造には係わっていないが、この当時曽我は「亀井番」だったのだ。曽我は亀井に取材することもなく記事化した。記者の基本とも言える「裏取り取材」をまったくせずにだ。亀井に一言確認すれば分かったものだ。だからイメージ通りの朝日記者と書いた。

曽我は「戒告」という名のお咎めなし(メモを捏造した長野総局の記者は懲戒解雇)。後に政治部長に昇任し、現在は悠々の編集委員。こんな曽我が偉そうに「国民の知る権利」などと抜かしている。

自分らに都合の悪い情報はまったく報道もせず、よくもこんなことが言えたものだ。しかも裏取りもせず好き勝手に記事を書いていたヤツがだ。呆れるばかりだ。あれから20年近く経っているが、裏取り取材をちゃんとやっているか?

そう言えば「エビデンス? ねーよそんなもん」「『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。堂々と貼りにいきましょう」って恥ずかしげもなく言っているヤツもいるな。

「国民の知る権利」? 朝日記者が二度と使ってはいけない言葉だ!


内閣府の再生可能エネルギー導入に向けた規制の見直しを目指すタスクフォースで、民間構成員の「自然エネルギー財団」事業局長・大林ミカ氏が提出した資料に中国国営企業のロゴマークの透かしが入っていたことが明らかとなった。

内閣府は「過去に使った資料のテンプレートが残っていた」とか、言い訳に必死だ。所管の河野太郎も「チェック体制の不備」とか、訳の分からない言い訳をしている。いや、そういうことではなくて、「安全保障上の懸念は?」「中国企業や国家の関与では?」という本質を答えろと思う。

この財団の資料は経産省や金融庁にも提出されており、かなりの省庁に中国企業(つまりは中国政府)の影響を受けた活動家が潜り込んでいることを示している。当該人物がタスクフォースの構成員となった経緯など、きちんと調査を行う必要があるのは言うまでもない。

参院予算委員会でも、維新の会が本件についての質問を行っている(3月25日)。国会でも取り上げられるほどの内容と言える。当然だ。日本のエネルギー政策に、他国(具体的には中国)が影響力を行使しようとしていたとも考えられる事態だからだ。

ついでに言うと、立憲民主党は当該人物と前幹事長との対談動画をHPから削除した。こういう証拠隠滅(?)だけは仕事が早いな(苦笑)。

ところが朝日新聞の動きは遅い。速報が可能なWeb版に力を入れているにもかかわらず、本件を記事化していない(3月26日0:00現在)。朝日新聞はお得意の「報道しない自由」を発動したようだ。

朝日新聞からすればば、こういう再エネ関連(つまりは反原発)の「疑惑」は都合が悪いことなので、「報道しない権利」を発動させることになる。そこには「国民の知る権利」など関係なく、「朝日の報道しない自由」が優先される。こういう時に引き合いに出すのが編集委員・曽我豪の言葉だ。

「国民の知る権利の代理人として、わたしたち朝日新聞の責務は重い」

現時点で所管の河野太郎や内閣府の言っている言い訳は、まったく要領を得ない。中国の影や当該財団や人物の胡散臭さに対する「疑惑」には、何一つ答えていない。まさに朝日お得意の「疑惑は深まった」状態だ。

朝日もたまには国民が知りたいことを報道してみたら?


3月22日に藤岡ゴルフクラブに行ってきた。

藤岡GC (1)
昨年の10月末以来、なんと5ヶ月ぶりのゴルフ。11月から2月まで毎月予定は入っていたのだが、天候不良(雨や異常寒波での低温・強風など)によりことごとく中止。今年の初ゴルフが3月になってしまった。

当日は3月末というのに非常に寒かった。ゴルフ場に着いたころは、まだ0℃くらい。スタート時でも2℃くらいだったと思う。しかも途中から風も吹きだし、寒さが一層身にしみることとなった。

藤岡GC (2)
INコースの14番ホールから見える山も、まだ上の方には雪が残っている。3月末にはあまり見かけない光景だ(どのあたりの山なのかは、まったく分からないが)。

Kさん
Aさん
今年もKさん、Aさんとのゴルフ。寒かったが、みんなでおしゃべりをしながら、楽しくラウンドすることができた。

昨年10月のゴルフ以来、練習はおろかクラブに触ってもいなかったため、最初はスイングを思い出せなかった。大げさでなく、どうに振るんだっけな状態。まあ、久しぶりなのでしょうがない(多少言い訳を含む)。

とは言え経験年数だけは長いので、なんとか帳尻が合うものだ。特に調子が良い悪いはなかったが、スコアはまとまった。まあ、比較的パットは良かったと言えるかな(計28パットで、10mくらいのが入ったりした)。

今年の初ゴルフとしては、楽しかった上にスコアも良かったので大満足と言える。来月以降、ゴルフには良い季節になって来るので、これからも楽しくやって行きたい。


埼玉新聞(Web版)に「埼玉と群馬の県境『空港整備』を構想」という記事を見つけた(実際のタイトルはもっと長いが割愛)。埼玉県北部と群馬県南部の両県境の「上武」といわれる地域の10市町が、広域連携による振興策、経済圏としての発展などを目指し、空港整備を構想しているという。
*上州・上野国の「上」と武州・武蔵国の「武」で「上武」

上武連携構想
「上武連携構想」参加自治体
埼玉県 本庄市・深谷市・美里町・神川町・上里町
群馬県 前橋市・高崎市・伊勢崎市・藤岡市・玉村町

埼玉県側の幹事である本庄市長は「上武地域は非常にポテンシャルの高いエリア。この地域が直接世界に開かれ、海外と結ばれるようにしたい」と鼻息が荒い。群馬県側の幹事である前橋市長も「上武地域では高度な産業集積が行われている。エリア全体の産業力と拠点性を高めるには、航空ロジスティクスが必要」と強調する。

ただ、前橋市は先の市長選で、この発言主である市長は落選。新市長に交代した。もちろん、この「上武連携構想」が元で落選した訳ではない(だろう)から、新市長に引き継がれると思うけど。

「上武」地域を経済圏として発展させるという目標は良いと思う。同地域には意外と大企業の事業所や工場が多い。もともと関越自動車道・国道17号線といった自動車網から、上越新幹線・北陸新幹線、高崎線などの鉄道網も豊富にある。また、災害が少ない地域としても知られており、企業の本社移転など事例も散見されるようになってきている。

特に「工業圏」としてみた場合、防災・減災の含め医療・物流などの面からポテンシャルは高いのではと思う。ただ、そこから「空港」に結びつけるのには、個人的には無理があると思う。現在、国内に空港は97もある。そのうちジェット機が就航している空港(滑走路が2,000m以上)は69。狭い日本に多過ぎはしないか?

空港がある大きなメリットは、国内外への「人」の移動(ビジネス・観光)と貨物輸送。工業用途(貨物輸送)だけではたち行かない。結局は空港は「人」が大きなウエイトを占めることになる。そうすると、就航路線は確保できるのか? 便数は? などの問題が出てくる。

また、もうひとつの大きな課題は「横田空域」に引っかかるということ。関東平野の西側は米軍の管轄。中国・北朝鮮などの蛮行を考えると、米軍も妥協してくれない可能性大。そうすると航路の確保が難しい。急上昇して迂回して目的地へってなる。

また内陸に造ろうとすると「騒音問題」もつきまとう。そのためどうしても山の上ってなる(青森空港や広島空港などのように)。すると当然のことながら、アクセスが悪くなる。新規に道路作って、広大な無料駐車場も作って、前橋・高崎、本庄・深谷から専用バスを走らせてってことになる。

まあ、どこまでの実現性を「上武連携構想」参加の市町が考えているかは分からない。現時点ではあくまで「構想」だろうが、前橋の前市長は「(空港整備に向け)10市町が合意できている。スモールスタートからだんだん拡大し、期成同盟に衣替えしていきたい」と言っていた。

意気込みはいいが、事業費を算出して「誰がいくら出すの?」でもめてお終いのような気はする・・・。ネガティブなことばかり書いたが、最初に書いたように「上武」地域を経済圏として発展させるという目標は良いと思う。県の枠を超えての取り組みも頑張って欲しいと思う。

ただ、その行き着く先が「空港整備」ってのは、どうかと思う。出張などで羽田空港も成田空港も相当回数利用してきた(数百回レベル)。その経験からすると、東京駅から羽田空港まで乗り換えなしで行けたら、それで充分だと思う。

これは昨年、JR東日本が東京駅から羽田空港までの直通線を発表している(確か工事も始まっていると思った)。東京駅から乗り換えなしで、しかもたった18分で羽田空港まで行けるようになるという(開業目標は2031年)。

さらには高崎線からの直通運転も計画してると言うので、これでOK。


今年はアメリカ大統領選の年だ。民主党・共和党とも、現在は予備選の真っ最中。先週のスーパーチューズデイを経て、民主党はバイデン大統領、共和党はトランプ前大統領が選出されるのが確実な情勢になっている。

新聞各紙も連日大統領選の情勢などを報じているが、朝日新聞の「アメリカ大統領選挙2024」という大統領選特集ページへ飛ぶ見出しが、朝日の本音を醸し出している。

朝日新聞「トランプ」
「民主党のバイデン氏が2期目を狙う。共和党では復権に向けトランプがリード」とある。何気なく見ると気づかないのだが、バイデンには「氏」が付いているが、トランプにはない。「トランプ」と呼び捨てだ。

個別の記事では「トランプ氏」「トランプ前大統領」と書かれているので、ここだけ「氏」がないのは、何かの意図を感じてしまう。もちろん、単純な書き漏れとも見方もあるだろう。しかし、わざと呼び捨てにしている節もある。

この呼び捨ては昨日今日のことではなく、この大統領選の特集ページが作られてからずっとだからだ。ミスだとすれば、1ヶ月以上誰も気づかないのか? 朝日はそんなにいい加減にWeb版を作っているのか? だから、これは意図的だと思っている。

朝日がトランプに批判的なのは大統領時代からのことだ。大統領選の報道でも、トランプ批判のオンパレードだ。米国の報道を引用するにしても、反トランプのニューヨークタイムズやCNNばかり。

何もせずに世界秩序を壊したオバマ贔屓の朝日が、トランプに批判的になるのはある意味当然のことだけど。まあ朝日が何をどう書こうがどうでもいいが、こういうレベルの新聞だと認識されるだけのこと。

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