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中国・広東省深圳市で日本人学校に通う10歳の男子児童が刺された事件で、治療のかいなく男児は死亡した。犯人の男は拘束されているが、日本側に動機など詳細な情報は伝えられていない。

憤りしかない。余りにも理不尽過ぎる。ご家族、特にご両親の心中は察するに余りある。謹んでお悔やみを申し上げる。

新聞各紙もすぐさま社説で事件を取り上げている。
「日本人男児死亡 中国は学びの安全守れ」(朝日新聞)
「男児刺され死亡 中国は凶行の詳細を説明せよ」(読売新聞)
「中国で日本人男児刺殺 凶行許した責任は重大だ」(毎日新聞)
「日本人児童刺殺 中国政府に反省ないのか」(産経新聞)

タイトルだけを見ると、各紙とも中国政府(当局)を非難しているように見える。事実、内容を読むと読売・毎日・産経は、事件の詳細(犯人の動機や背後関係)を公表してない中国当局を強く非難し再発防止を求めている。当然のことだ。

「中国で日本人が被害に遭う事件が相次ぎ、ついに幼い命が奪われた。深い悲しみと憤りを禁じ得ない」「子どもが卑劣な犯行の犠牲となったのは、痛恨の極みである」「中国政府は、日本人の安全確保や再発防止を徹底する責務がある」(読売)

「痛ましい事件に強い憤りを覚える。なぜ凶行を防ぐことができなかったのか。中国政府は詳細な事実関係を公表し、再発防止策を徹底すべきだ」「子どもが命を落とすような事態が起きたことを中国政府は重く受け止めるべきだ」(毎日)

「無辜(むこ)の男児が突然命を奪われた痛ましさへの深い悲しみと、理不尽で卑劣な凶行への怒りを覚える。心から男児を追悼したい」「(どこの国でも起こり得るとは)許しがたい言いぐさである。中国政府は事態を深く反省し、再発を防ぐ具体的方策を明確に取るべきだ」(産経)

ところが、朝日だけは「起きてはならない惨劇が再び起きた」と書きながら、中国に対しては「子どもの安全を守る方策を万全にして『ほしい』」とやさしくお願いするだけ。

そして「事件を『反日』と直結させるのは戒めたい」「ネットで反日的な中国人は一部にすぎない」「日本に良い印象を持つ中国人の比率はむしろ上昇傾向にある」「中国は治安が良い」と、なぜか中国を一生懸命擁護する。

さらにはて「日中両政府は協力し、子どもたちが安心して学べる環境を早急に整えてほしい」と、日本政府も努力が不足していたと責任を転嫁するようなことを書く。もう呆れるしない。

犯人の動機や背後関係などが不明だが、犯行日が9月18日であることを考えれば容易に想像がつく。中国政府(中共)が長年にわたって行ってきた「反日教育」の中で、9月18日は「国恥の日」としているからだ。理由は「満州事変」が始まった日とされる(柳条湖事件)。

日本政府(外務省)は9月14日に「反日感情の高まりを警戒し、日本人学校の安全対策に万全を期すよう」中国外務省に申し入れをしていた。日本の主権の及ばないかの地で、日本政府はこれ以上どうすれば良かったのか?

現在の政権が中国に超弱腰の岸田首相・上川外相というコンビだったことは不幸だったと言えるが、「日中両政府は協力し」などと言う朝日がいかにトンチンカンなことか。

先日も駐日中国大使・呉江浩の「日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」との発言を、論説委員・村上太輝夫が大擁護したばかりだ。中国政府が何をやっても(言っても)、「中国さまは悪くない」と尻尾を振る朝日。こういう報道が益々中国を増長させる。

未だに広岡知男(元社長)の「中国さまの嫌がることは書くな!」を実践しているのか? そう言えば、広岡が社長の時に本多勝一の「中国の旅」が連載されている。「中国の旅」は中共のプロパガンダを垂れ流し、南京大虐殺「捏造」に一役買った。その後、南京も中国の反日攻撃の大きなネタになっている。

朝日は「多くの中国人が事件に心を痛めていることも忘れるべきではない。中国のSNSには犠牲者を追悼するメッセージが並んでいる」とも書く。これを否定はしないが、その一方で「犯人を英雄視」するコメントや「(日本の)自作自演だ」との荒唐無稽なコメントも、それ以上に多いのも事実だ。また日本人や日本人学校への悪意と誤解に満ちた動画が何百本も氾濫しているのも事実だ。

朝日は一部の不届き者が起こした事件にしたいのだろうが、そんな単純な話ではないのは明らかだ。

習近平や中国政府(中共)批判をSNSに書き込めば、すぐさま投稿は削除され投稿者は拘束されるのが中国だ。そんな国で日本批判・日本人批判、さらには批判を通り越した危険な書き込みがそのまま残されるということは、中国政府が容認していることの証拠である。

朝日もそんなことは百も承知なのに、何があっても「中国さまぁ~!」ってやってるのだから始末に負えない。朝日は男児の命の重さを、もっと真剣に考えないといけないのではないか?

関連
 「朝日新聞論説委員・村上太輝夫 見出し詐欺で中国擁護
 「朝日新聞社長の哀れな末路(自業自得)


立憲民主党の代表選が9月7日に告示され、野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆議院議員の4氏が立候補している。23日の臨時党大会で投開票が行われ、新代表が選出される。

同時期に行われている自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)の影に隠れ、残念ながら盛り上がりもいまいちのように見える。それでもお仲間メディアが一生懸命報道し、なんとか代表戦を取り繕っている感じだ。

そんなお仲間メディアであるTBSの9月14日の報道。「立憲民主党代表選 4候補が街頭で政治改革の決意アピール 政権交代など訴える」と題し、岡山市で行われた街頭演説会の様子を取り上げている。しかし、その内容が・・・。

野田義彦元首相
「金権にまみれた自民党、臭いものには蓋をする自民党、土台を壊していかなければいけない。自民党の政治文化を粉砕していく」

枝野幸男前代表
「裏金議員を堂々と(自民党総裁選の)推薦人のなかに並べる、なにも反省していない。自民党の欺瞞とごまかしを、しっかりとメスを入れていく」

泉健太代表
「自民党の裏金議員をどう判定しますか、レッドカードじゃないですか、皆さん。退場じゃないですか、退場させましょうよ」

吉田晴美衆院議員
「(自民党の総裁選の議論で)『政策活動費は廃止する』『防衛増税はやりません』、今度は『80歳まで年金支給できないかもしれない』、 いったいこの国はどこに向かっていくのでしょうか」

4氏そろいもそろって自民批判のみ。立民として何をやるのかさっぱり分からない。自民との政策の違いは何で、それをどう具体化していくのか? 経済施策は? 安全保障は? エネルギー問題は? いろいろ懸案事項があるだろう。

4氏の演説の内容はTBSが報道した内容そのままであり、これら自民批判以外のことも話しているのかもしれない。それならそれで、立民はTBSに抗議しないといけないのでは? われわれは自民批判だけじゃないよって。

党内の保守系と左派系でまったく言うことが違う安全保障政策(特に憲法改正など)。経済の「いろは」すら分からない経済音痴集団。再エネが基幹エネルギーになり得ると考えている議員すらいる無知党(就職して働いたことないの? と言いたい)。

元々が小池百合子に「排除」された左派系議員連中を、革マル枝野が集めた左翼政党だからしょうがない。政権を獲ろうではなく、左翼互助会でしかないんだから。保守系と言われる連中も、後から党の中身を分かって合流したのだから、選挙目当て以外の理由はない。つまりは互助会と選挙目当ての集まり。

そんな連中がまともな政策を持っているはずもなく、言うことは自民批判になるのは「自然の摂理」と言うこと。TBSが立民に求めているのは自民批判であって、政策ではないのだろう。むやみに政策らしきことを言うと、ぼろが出ることをTBSも分かっている。だから余計なことは報道しない。

立民の連中は他人の批判だけは得意だからね(笑)。自分がどうとかは頭から抜け落ちて、ひたすら他人を攻撃する姿を最近も目撃した。そして無様な結果に終わった。そんなことへの反省など何もない。またひたすら他人(他党)を批判・攻撃する。

その上、被害者ぶるのも上手いので自分の行動・発言に責任を取らないで逃げる。そんな政党が「政権交代を訴える」って、誰も笑えないギャグ以外の何物でもない。そう考えると、代表戦が自民総裁選に埋没して良かったのではないか? 自民と重複しない日程でやって大々的に報道されたら、みんな底が浅く中途半端な話しかできないのがバレるからね。


9月17日は「中秋の名月」だった。日中は晴れて気温も高く天気が良かったのだが、夕方から雷雲が空を覆い始めた。そして18時過ぎから稲妻がピカピカ。雨はほとんど降らなかったのだが、雲は空を覆い「中秋の名月」はほぼ見えず。

中秋の名月2024 (1)
残念とあきらめていたのだが、日付が変わったころにはきれいに見えるようになった(写真は9月18日1:00ころ撮影)。

「中秋の名月」は旧暦(太陰太陽暦)の8月15日に見える月のこと。今年は「中秋の名月」が満月ではなく、満月は翌日の18日。昨年まで「中秋の名月」が3年連続満月だったのだが、実は「中秋の名月」が満月になるのは、意外と珍しいのだ。次に満月となるのは2030年までない。

旧暦の日付は新月からの日数で決まるが、満月は太陽・地球・月の位置関係で決まる。特に月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日の間で変化し、必ずしも15日間ではない。そのため「中秋の名月」=「満月」になる年と、ならない年が起こる。

さらには、今年は「中秋の名月」(つまりは旧暦の8月15日)は9月17日だが、これも年により1ヶ月程度前後する。昨年は9月29日だったし、この先で一番遅いのは来年で10月6日となる。

中秋の名月2024 (2)
今回は「中秋の名月」の近くに土星が見える(位置している)。満月に近い月はとても明るいため、土星(0.6等星相当)は見づらい。肉眼では何とか見られたので写真撮影もしてみた。安いデジカメだが土星が写った。と言っても点でしかないけど。


それにしても「中秋」というわりには暑い。福岡県朝倉市で37.8℃、佐賀県佐賀市で37.2℃など、西日本を中心に猛暑日となった。群馬県内でも伊勢崎市と桐生市で34.4℃、前橋市と館林市で34.2℃を記録。残暑というには暑すぎだろう。


チアリーディングの日本選手権(JAPAN CUP)が、8月29日~9月1日に代々木第第1体育館で開催された。昨年に続き、今年も4日間での開催となった。

昨年から新型コロナの影響による様々な制限(声出し禁止、選手も応援も)も撤廃され、やっと元の姿に戻っている。やはりチアの「声」は、重要な役割を果たすと思うので。


高校生部門の優勝は箕面自由学園。5年連続24回目の優勝。
予選266.5点(決勝持ち点133.0点)、決勝272.0点、合計405.0点

相変わらず進化(というか難易度アップ)が凄いね。ダブルツイスト1-1-1って、もう距離を取るようになったのね。3基目はトリプルツイスト。その後も前転からの2-2-1、トータッチもハーフツイストを入れるのが当たり前になっているけど、見返したらワンハーフなのね。すごっ。

ダブルツイストエクステンションヒールストレッチからスイッチアラベスクの流れは、スムーズできれいだ。これを人の手の上でやってると思うと。さらにはラスト前のトップがミドルの上で行うダブルツイスト。これもいつ見てもすごい。決勝での270点超えは素晴らしいの一言。見事な優勝だった。



準優勝は如水館高。19年ぶりの準優勝らしい(古豪復活)。
予選253.5点(決勝持ち点127.0点)、決勝261.5点、合計388.5点

250点超えは箕面自由と梅花高くらいしか出せなかったが、予選・決勝とも250点超えは素晴らしい! 決勝の261.5点はチーム史上最高点。トリプルツイスト1-1-1をきれいに決めていたし、ハーフツイストトータッチは美しかった。



3位は梅花高。
予選266.5点(決勝持ち点133.5点)、決勝246.5点、合計379.5点
予選はトップ通過(箕面自由とは持ち点差0.5点)。

梅花はトリプルツイスト1-1-1を3基繰り出す構成(これは凄い)。残念ながら、決勝では1基崩れてしまった。それ以外に「時間規則違反(超過)」(確か10点減点)があったようで、決勝はまさかの246.0点、総合3位となってしまった。

トップ3常連の千葉明徳高は4位、目白研心高は5位だった。

優勝した箕面自由学園の総合得点は405.0点で、昨年の420.0点には及ばなかったが、それでも400点超えはすごい(満点が450点なので400点は得点率89%)。最近のチアは技の難易度はアップしているのに、完成度・実効性もアップしている(各校とも)。さらには連続性・スピード感、同調性(シンクロ)も向上しているすごさ。

ただ、時たま見る落下には危険なものも散見されるので、とにかく怪我だけは気をつけて欲しい。

*cheerちゃんさんの動画を使わせていただきました(https://www.youtube.com/@cheerch-wg3kp)。


7月3日から3紙幣が新デザインに変更・発行されている。ご存じの通り、一万円札・渋沢栄一、五千円札・津田梅子、千円札・北里柴三郎。

発行初日にはいろんなメディアで報道されていた。特に銀行などで新札に両替を行い、早速入手した人たちがインタビューされていたのを思い出す。そのうち嫌でも新札を自然と入手できるだろうと考えていたが、2ヶ月以上経ってやっと千円札のみ入手できた。

新千円札 (1)
新千円札 (2)
これは有人レジで「おつり」として手渡された3,000円の内の1枚(残り2枚は旧札だった)。その場ではまったく気づかず、家で財布をなにげに見たら入っていた。翌日には、セブンイレブンのセルフレジから「おつり」として出てきたので、新千円札は普通に手に入るくらい流通しているようだ。

新一万円札と新五千円札は、いつになったら入手できるのだろう。一万円はおつりではもらえないのでATMからかな。一万円札・五千円札とも今年中にはお目にかかれるかな。

ところで、世の中のセルフレジや券売機などは、新札対応に切り替わっているのだろうか? 「新札使えません」とかの表示は見たことがないので、ほぼOKなのかな?


先日、第1107回全国自治宝くじ「宝くじの日記念」で特別賞3万円が当たった。
(「宝くじの日記念で久しぶりの万円当選」参照)

素直に喜んでいたら「1億5,000万円当選くじ、いまだ当選者現れず 無効まで4か月で売り場やきもき『早く換金して』」との記事が読売新聞に載っていた。

埼玉県鶴ヶ島市の宝くじ売り場で昨年販売された「年末ジャンボ」で、1等の前後賞1億5,000万円が受け取られていない。来年1月8日が期限で、それ以降は無効となり、当選金は自治体に納められる。担当者は「心当たりがある人はすぐに番号を確かめて」と呼びかけている、というもの。

この売り場では「ご当選者を探しています」「未支払当選金額1億5,000万円」と書かれたポスターを貼りだし、購入者に確認を呼びかけているという。偉いなぁ。

ジャンボ宝くじの中でも「年末ジャンボ」は特別で、普段は宝くじなど見向きもしない(興味がない)人でも、10枚・20枚くらい買うという人も多い。その年最後の運試しみたいな感じになっている。

この時期に未受取りなのは、何となく買った人が当たったのかな。買ったけど、たいして興味もないから番号の確認をしない。もしかしたら、買ったことすら忘れているかも。こういう人のところに幸運はもたらされるんだろうな(ガツガツし過ぎると幸運は寄って来ない?)

期限までに換金されなかった場合は、全国の都道府県や政令市に分配されて地域のために使われるので無駄にならない(国庫に入れられるとかはない)。とは言え、せっかくの高額当選金なので気がついて欲しいものだ。

2022年のデータによれば、全宝くじの未受け取りの当選金は合計100億円ほどあり、その内1億円以上の高額当選くじ6本も含まれていた。少額当選金(数百円から数千円)の積み重ねが多いと思うが、やはり1億円を放棄するのはもったいない。


宝くじの日記念
9月6日に抽選が行われた第1107回全国自治宝くじ「宝くじの日記念」で、特別賞3万円が当たった。素直にうれしい。

5万円以下なら一般の宝くじ売り場で受け取れる(最近は10万円まで受け取れる売り場もある)ので高額当選とは言わないだろうが、久しぶりに万円単位の当選となった。

確か1万円は何回か当たっていたと思うが、それ以上となると15年くらい前の「年末ジャンボ」で、1等の組違い賞(10万円)が当たって以来だと思う(1万円もここのところ、まったく当たっていないけど)。

「年末ジャンボ」1等の組違い賞が当たった当時は、10万円は売り場では受け取れなかったのでみずほ銀行まで行った。面倒くさかったなぁ。平日の昼間に銀行に行けるはずもなく、受取りに行ったのは5連休中の平日だった。

面倒くさかったとか言ってるけど、今ならみずほ銀行に受取りに行くほどの当選が出れば大はしゃぎするだろうね。しかも当日に受け取れない金額なら、気を失うかもしれない(苦笑)。

この3万円は9月17日から発売される「ハロウィンジャンボ」の軍資金にしよう。いつもより少し多めに買えそうだ。


9月4日のテレ朝「モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹は選択的夫婦別姓に関して「かたくなに夫婦同姓を守っているのは世界の中で日本ぐらいと言われている」と発言(自民党総裁選を伝える中での発言)。

相変わらず過ぎて笑ってしまう。浅はかな人間だ。底が浅いと言ってもいい。

「世界の中で日本ぐらい」とは、世界の多くの国で行っていることが世界標準だから、日本の考え方や様式、ひいては伝統・習慣は「おかしい」と言っているに等しい。彼らが同様の内容で指摘するものに「年号」「死刑制度」「男系男子継承(皇室・王室的な制度のある国)」などもある。

ところが、世界標準から見ると明らかに「異常」である「憲法9条(戦力の放棄)」は「世界の宝だ」と言う。はあぁ~??? ダブスタも大概にしろってこと。

玉川らは日本独自の習慣や制度などを「世界と違う」から「世界に合わせろ」と言う。しかし自らの主張に沿った制度などは、世界と違っても「世界に合わせろ」とは言わない。それどころか「世界の宝」などと言って憚らない。じゃあ、夫婦同姓はなぜ「世界の宝」ではないのか? 玉川の主義思想と違うから以外の理由はあるのか? と聞きたい。

ここで、各メディアの選択的夫婦別姓に関する世論調査結果を示す。
 「賛成」73% 「反対」21% (朝日新聞 2024年7月) 
 「賛成」57% 「反対」22% (毎日新聞 2024年6月) 
 「賛成」69% 「反対」23% (日経新聞 2024年7月) 
 「賛成」59% 「反対」24% (NHK 2024年7月)
 「賛成」67% 「反対」25% (FNN 2024年7月) 
概ね賛成が6割から7割と多数だ。多くのメディアでここまでは報道されている。

しかし、賛成者に実際に夫婦別姓を選択するかと聞くと
 「希望しない」29% 「希望する」25% (東京都 2024年1月)
 (「どちらとも言えない」が35%で1位)
 「希望しない」29% 「希望する」30% (内閣府 2022年12月)
 (「どちらとも言えない」が38%で1位)
賛成者に聞いているにしては、「希望する」が少ない印象を受ける。

つまりは、制度として「選択的夫婦別姓」を認めても、自分がそれを選択するかは別と言うのが多くの国民の考えだ。なぜか各メディアは「賛否」までしか公表しない。実際に選択するかを聞いていないのかもしれないが、そうならば聞くべきだと思う。

こういう世論調査の結果まで踏まえて発言する必要があるのだが、玉川がそこまで考えている風はない。公共の電波を使って自分の思想を垂れ流しているだけ。「世界と違う」とか言わないで、きちんと理由を言わないといけない。ついでに言えば、「旧姓を通称として使えるよう法制化」でもダメなことも併せてだ。

ちなみに、TBSの世論調査(2024年7月)では、
 「別姓を導入すべき」26%
 「同姓を維持すべき」21%
 「同姓を維持しつつ旧姓を通称として使えるよう法制化すべき」47%
となっている。


朝日新聞に「『言葉は、人を殺しも救いもする』 李琴峰さん、誹謗中傷と向き合う」というインタビュー記事が載っていた(8月16日)。李さんは台湾出身の作家で、2021年に芥川賞を受賞している。

事情はまったく知らないが、芥川賞受賞以降、誹謗中傷を受けてきたという。悪質なものに対しては、刑事・民事両面で告訴し勝訴もしているようだ。本人によれば「人身攻撃、差別発言、低レベルの侮辱と悪口、そしてデマと誤情報』を浴びせられたという。

こういう経緯から、現在いろいろ問題となっている誹謗中傷に関して、朝日は李さんのインタビューを行ったのだろう。ちなみにインタビューアーは二階堂友紀記者。おっ、ちょっと香ばしい。

一般論から言えば、「言葉は、人を殺しも救いもする」というのはその通りだし、特に誹謗中傷は「人を殺しもする」だろう。

このインタビュー記事では李さんは完全な「被害者」として登場するが、ちょっと違和感がある。李さんが誹謗中傷の被害者なのは確かだろうが・・・。

李さんは過去、安倍元首相の「断腸の思い」と言う言葉に対し「本当に腸を断ってくれないかな」。同じく持病の悪化を理由に退陣した際には「安倍晋三さんには元気でいて欲しいな。体調が原因で刑務所に入れないってことになると困る」などと発言している。

ほんの一部だが、これって、どういうこと? 李さんはこういうことを平気で言ってきた人。政治的に安倍元首相を支持しないことはいいけど、これは自身が苦しんだという誹謗中傷にあたると言われれば否定できないのでは?

もちろん、自身が浴びた誹謗中傷を甘受せよと言う気はないが、自身の言葉にも責任を負う必要があるのではないか? (後につまらない言い訳をしているようだが)

ただこの記事で一番書きたいのは、李さんこと云々ではなく朝日新聞についてだ。相変わらず一面側からの視点のみで記事を書く(インタビューをする)典型的な朝日的手法。手っ取り早くお仲間被害者を連れてきて、社会を断罪する正義の味方朝日という気持ち悪い手法。

いろいろな意見がある中で、この記事は「バランス」がとれているのか疑問だと言うこと。まあ、朝日が一方的なのはいつものことだし、バランスなんて言葉は朝日社内に存在しないだろうけど。

でもこういう記事は李さんに対し、「また好き勝手言ってる」という誤解を与えることにもなりかねない。さらには二階堂がインタビューアーだと、つまらない憶測も呼びようだし(苦笑)。


埼玉県鴻巣市で2年前に閉校した市立小学校校舎を利用し、制服・浴衣の撮影イベントが開催された(8月13日~15日)。開催前日、朝日新聞は「旧校舎で女性タレントら120人の制服撮影会 『性的興行』と反対も」との見出し記事で大批判を行った(8月12日)。署名は稲垣直人。

社民党市議などの一部の声を一般化し、データをまったく示すことなく「反対」が多数であると誤認させるような悪質な「印象操作」記事だ。
 「朝日新聞・稲垣直人の恥ずかしい印象操作記事
 「朝日新聞・稲垣直人の恥ずかしい印象操作記事 その2

ところがそんな朝日新聞には。女優さんの「制服」姿の写真や、制服姿の女子高生の写真などがわんさかと掲載されている。また、「浴衣」姿の女性を撮影している写真まで掲載されている。

橋本環奈 (1)
橋本環奈 (2)
女子高生制服 (1)
女子高生制服 (2)
制服写真 (1)
制服写真 (2)
浴衣撮影会
朝日よ、自分らが「制服」姿の女優さんや女子高生、「浴衣」女性の撮影風景などを紙面に載せることは「性的」ではないのか? 結果としての「制服姿」「浴衣姿」写真でも、イベントとして撮影すると「性的」だけど、記事との関連で高尚な朝日が載せるならOKとでも言うのか?

朝日に掲載されている写真を見て「性的」などと言う人は、ほんの一握りだろう。しかし鴻巣市議・西尾綾子は朝日に「性的だ!」とクレームをつけないといけないだろう。記事を書いた稲垣直人も会社に対して「紙面から制服・浴衣姿の女性の写真を排除せよ」と訴えないといけないだろう。そうしないと「ダブスタ」との批判は免れない。

最後に、自分のインスタなどSNSにオフショット時の浴衣姿などを載せているタレントやスポーツ選手も多い。オフショットではあるが、こういうのも「性的」だと言うのか?


埼玉県鴻巣市で2年前に閉校した市立小学校校舎を利用し、制服・浴衣の撮影イベントが開催された(8月13日~15日)。

朝日新聞は「旧校舎で女性タレントら120人の制服撮影会 『性的興行』と反対も」との見出し記事で大批判を行った(8月12日)。署名は稲垣直人。見出しの「反対も」を素直に読めば、反対の声もあるということ。つまりは、100%反対の声ばかりではないと読めるのだが、記事中に賛成の声は一言も出てこない。

言い出しっぺの社民党市議(+市民団体という名の左翼団体)と一緒になって大騒ぎいる。いろいろな意見がある中で特定の意見しか採り上げず、その意見が多数との印象を与える悪質な「印象操作」記事だ。恥を知れと言いたい。

そんな中、このイベントが「制服」ではなく「高級ブランド服」だっから朝日はどう書いたかなと思った。120人のモデルやタレントさんが「高級ブランド服」を身にまとっていたなら。

なんでこんなことを考えたかというと、過去(2010年)に国会議事堂内で高級ブランド服を身にまとった参議院議員(当時)が、商業誌(営利目的)の撮影をやっていたからだ。議事堂内はルールで商業行為を禁止している。それを「議員活動の記録」だと称して撮影を行っていた。

そう、蓮舫だ。蓮舫は批判を受け「撮影場所について不適切だとの懸念を抱かせたとしたら、まったく本意ではない」と回答。撮影場所について「不適切との疑念」って何? ルール違反だから批判されたのだ。

この蓮舫のルール違反の撮影会を朝日新聞はどう報じたか? ルール違反だと大批判しなければならないのに、逆に恥ずかしいくらいに大擁護した。覚えているか?

「いったい何が問題だったというのだろうか」「日頃の彼女らしさを生かしてうまく着こなしている」「議会は休会中で撮影も短時間だった」「『私的な宣伝、営業活動』という曖昧な規則」「政治家の自己表現としてのファッションは最も基本的で有力な手段だ」などなど(朝日新聞メディアビジネス局・上間常正)。

おいおい、自分らのお仲間の場合はルール違反でも「いったい何が問題なのか」で、自分らの考えが違えばイベントが何の違法行為でもないにもかかわらず「大問題だ!」か。

制服・浴衣の撮影会も「市が使用許可を出している」「廃校の校舎」「モデル・タレントさんの自己表現としてのファッションは最も基本的で有力な手段」ではないのか? それがなぜ一部の人間の「性的」という主観のみが優先されるのか?

こういうみっともないダブスタをどうにかしろよ。恥ずかしすぎるぞ、朝日新聞!

朝日を批判するのに過去の蓮舫の事案を持ち出したけど、蓮舫からすればもらい事故みたいな感じかな。当然のことであるが、この記事は朝日批判が目的で、蓮舫批判がメインではないので誤解しないで。

関連
 「朝日新聞・稲垣直人の恥ずかしい印象操作記事
 「蓮舫のブーメランは『自分への根拠なき自信』の現われ


8月23日に藤岡ゴルフクラブに行ってきた。

藤岡GC
連日うんざりするほどの暑さで、身体ともに相当バテている状態。当日は朝から厚い雲に覆われ、日差しは出ない予報。ただ前夜からの小雨のため湿度が高く、空気が重いとの表現がぴったりの暑さ。ところが10時過ぎから太陽が顔を出し気温も上昇。湿度は下がったのだが、逆に日差しで気温が上昇。どっちにしろ暑い一日だった。

Kさん
Aさん
Kさん、Aさんと暑い中、元気にラウンド。

藤岡GC東コースのベントグリーンは大荒れで、暫く使用できないようだ。そのため今回も高麗グリーン。いつもは高麗グリーンがまったく合わないのだが、当日は少し重い(遅い)設定で、これが自分のパットフィーリングにどんぴしゃ。3パットなしの29パットで収めることができた。

これに併せ他のショットも軒並み好調で、1バーディー・9パー(ダブルボギーは1つのみ)という好結果。しかもパーの9ホール中5ホールはバーディー逃し(けっこう惜しいのが多かった)だった。結果的に70台には1打及ばなかったが、大満足のゴルフとなった。

梅干し
Kさんから自家製の梅干しをいただいた。大きいのは南高梅だと思うが、小さい方は織り姫かな(自信なし)。梅干しは疲労回復や免疫力向上・胃腸の働き促進などの効果があり、他にも熱中症予防にも有効なので、この時期にいただけてありがたかった。

ぶどう
Aさんからは自家製のブドウをいただきた。きちんと袋をかけ、手間ひまをかけて栽培したものだ。甘くておいしかった。

Kさん・Aさん、ありがとうございました。


朝日新聞に「旧校舎で女性タレントら120人の制服撮影会 『性的興行』と反対も」という記事が載った(8月12日)。署名は稲垣直人。

埼玉県鴻巣市で2年前に閉校した市立小学校校舎を利用し、制服・浴衣の撮影イベントが開催されるというもの(13日~15日)。このイベントに女性市議会議員(社民党)などが「反対」の声を上げているという記事。朝日によると、近隣住民らも「少し前まで子供たちが学んでいた校舎での性的な興行と言え、ふさわしくないと反対している」という。

しかもイベントを企画した業者は、昨年埼玉県営公園のプールで水着撮影会を企画し、過度な露出の水着撮影をしていると指摘された事業者のうちの1社。ちなみに、このイベントは共産党県議団の反対などで中止になっている。

筆者の稲垣は「ふさわしくない」との考えをもっているようだ。しかしそこには「客観性」とか「複眼的」(これは朝日の好きな言葉)といったものの見方はまったくない。しかも記事中には論調の根拠がまったくない。どうして、こんなに突っ込みどころ満載の記事を書くのか。下手くそだなぁ。

制服の撮影会って「性的」なの? もちろんそう考える人もいるだろうが、そんなことはないと言う人もいるだろう。その割合はどうなの? 朝日にデータあるの? 制服(のような)服装をしているアイドルは山ほどいる。「撮影会」だと「性的」? ライブなどで写真と撮るならOK? それとも「性的」?

つまりは「性的」と考える人もいるが、そうでない人もいる。圧倒的に「性的」ならそのデータを示さないといけない。それをしないと、少数意見で物事が判断される歪んだ社会を示すだけになる。朝日はそれを望んでいるようだが(朝日はいつも少数派だからね)。

また、近隣住民からは「つい2年前まで子どもたちの学び舎だった。住民感情として受け入れられない」と書くが、この意見は多数派なのか? 何人に聞いて賛否はどうだったのか? 「性的」と答えた割合は?

これも同様で、根拠が示されていない。都合の良い意見だけを書いていると疑われるぞ。さらに言えば、この住民は一般人だよな? 近隣住民「ら」などとの表現も記事中に出てくるが、反対の中心になっている市議や市民団体(左翼団体)関係者の談話じゃないだろうな? それ以前に、実在する人物だよな?

昨年の水着撮影会を企画した1社とも書く。これも明らかな「印象捜査」。水着撮影会を企画するようないかがわしい業者って言いたいのか? 営業妨害だな。じゃあ、朝日新聞を紹介する際に「過去から捏造記事を書きまくっても、何ら反省しないクズ新聞」との表現でいいよな。文句言うなよ。

稲垣のずるいところは、これだけ露骨に「性的だ」「ふさわしくない」的に書きながら、その論拠(データ)を示していないことだ。当然、撮影会を「問題ない」と考えている近隣住民もいるはずだ。そういう声は無視している(記事中にまったく出てこない)。

社民党市議と一緒になって特定の思想を垂れ流すのが朝日だと言うこと。そこには日ごろから朝日が多用する「多様性」などみじんも感じられない。結局はいつもの朝日の言い分である、自分に都合良く「多様性」を使い、都合が悪い場合は「差別」だと言う(今回の場合は「性的」)。

こんな記事に自称・識者がコメントを寄せている。あるアホは「住民からの反発を呼ぶようなイベント」などと書いている。稲垣の印象操作に見事に乗せられていて滑稽だ。記事をどう読んでも近隣住民の「多数」が反対しているとは書いていない。「近隣住民『ら』」とか「住民と複数の市議、市民団体関係者『ら』」と稲垣が書いた意味を理解できていない。

これが朝日の「角度」を付けた記事だということ。「角度」をつけて朝日の主張を事実のように潜り込ませているだけ。「角度」を付け過ぎて後ろにひっくり返ったことが何度もあるのに、朝日ってまったく懲りないんだよなぁ。そういうバカなところが朝日が朝日たる所以だが。


東京都知事選で蓮舫は大惨敗。立憲民主党も当初は「敗因が分からない」などと相変わらずだったが、ここに来て本部や都連で敗因の総括が出てきた。しかし、ピントがずれ過ぎていて(笑)。

どう見ても敗因は共産党(+市民団体という名の極左)と組んだこと。しかも、そちらが全面に出過ぎたこと。極左が違法行為も含め、いつもの選挙戦術(他陣営の演説妨害や気持ち悪いダンスなど)を行ったこと。「Rシール」の貼り付けも、悪乗りの象徴。

こんなものを見せられて、それでも蓮舫に投票するなどという奇特な有権者は少ない。蓮舫はいつも以上に持ち上げられて、気分が良かったかもしれないが(苦笑)。当然、いわゆる「穏健な左派系」といわれる有権者は間違いなくそっぽを向いた。連合の清水事務局長が熱弁を振るっていたが、その通りである。

蓮舫の敗因はこれに尽きる。しかり立民は認めない。岡田克也幹事長も長妻昭都連会長も共産党のことは言わない。これは立民が今後も共産党(+極左)と手を組んでいくことを宣言しているに等しい。

こんなことをやっているから、世間の潮目が変わってきている。都知事選後のメディアの世論調査結果、特に「衆議院選後に期待する政権の在り方」について確認してみた。

時事通信の結果。
 4月 「自民政権の継続」36.3%、「政権交代」39.3%
 5月 「自民政権の継続」33.2%、「政権交代」43.9%
 7月 「自民政権の継続」36.3%、「政権交代」39.3%
 8月 「自民政権の継続」42.7%、「政権交代」29.8%
 (時事通信の調査日は、だいたいその月の1週目あたり)

自民党派閥の裏金問題に端を発した政治不信のため、政権交代を望む声が大きくなり、改正政治資金規正法への不満から5月には「政権交代」を望む声が「自民政権の継続」を10%も上回った。

ところが、都知事選終了後の8月(2日~5日)調査では、「政権交代」を望むより「自民政権の継続」が13%も上回るほどに再逆転してしまった。

読売も似た傾向を示しており、5月に「政権交代」と「自民政権の継続」が同率(42%)になっていたのだが、7月末の調査では「自民継続」44%、「政権交代」37%になってしまった。

各社の論考は有料記事などで確認できなかったが、都知事選の蓮舫の惨敗が影響していると考えられるのではないか? もちろん蓮舫個人としてではなく、立民の選挙方針のこと。

つまりは共産党(+極左)と組むことへの懸念。政権交代を望んだとしても、野党第一党の立民が共産党と組むことを基本方針としているのでは、それなら嫌だというのが有権者の考えだということ。連合の清水事務局長の言ったとおりのこと。

話は違うが、現在タレントのフワちゃんが「不適切な言葉」をSNSに投稿し大炎上中だ。芸能活動休止も発表している。少し前の話だが、安倍政権下で極左連中はフワちゃん以上の暴言を吐いていた。

「あ べ 〇 ね」「♪くたばっちまえ アーベ」(某極左のSNS).「安倍は人間じゃない。たたき〇ってやる」(某極左の街頭演説。一応時代劇の台詞だと言ってはいるが)。伏せ字(〇)部分もしっかり書いたり言ったりしている。やばいなぁ。立民が手を組もうとしている極左連中には、こんなのがうじゃうじゃいる。

今回の蓮舫の選挙応援をしている極左を見て、過去のこういうことを思い出した有権者もいたのではないか。都知事選後に政権交代の機運が大きくしぼんだのは、こういうことが大きく影響しているのではないか?

あんな連中が大手を振って闊歩する社会。想像したくもない!

*産経新聞の調査のみ、未だに「政権交代」が上回っている。「政権交代」46%、「自民政権の継続」39.3%(7月20日、21日調査)。


8月13日の中日ーヤクルト戦で、ヤクルト・岩田選手が死デッドボールを受けたことにヤクルト・高津監督が激高し乱闘騒ぎとなった。ヤクルトは7月31日の中日戦でも赤羽選手がデッドボールを受けて骨折、離脱している。また、この日は山田選手もデッドボールを受けていた。

無様な高津 (2)
無様な高津 (1)
高津と中日・片岡ヘッドが激しく言い争い、中日・立浪監督が謝罪する形で間に割って入り、その場は収めた形となった。もちろん中日側がデッドボールを当てたことが発端だが、揉め事(乱闘騒ぎ)になったのはヤクルトコーチの言動のようだ。

ヤクルトの某コーチが中日キャッチャー・木下選手に文句を言った。これに中日・片岡ヘッドと大西コーチが反応したとされる。当てた側があれだけ怒るのは、文句の内容(言葉遣い)が相当悪かったのだろうと容易に想像がつく。まあ、どっちもどっち。しかし高津が出てきて怒っている姿には呆れるし、なんて無様な男なんだと思う。

ここで書いておくが、オレは阪神タイガースファンだ。そして、昨年9月3日の高津の行動からすれば、何をブチ切れているんだ! と思わずにはいられない。

昨年9月3日の阪神ーヤクルト戦で、ヤクルトは阪神・近本選手にデッドボールを当てた。その半月前の8月13日には、梅野選手がヤクルトからデッドボールで手首(尺骨)を骨折していた。ちょうど、今の中日ーヤクルトの状況と似ている。

野球にデッドボールはつきものなので、当てられたこと自体をどうのこうの言っている訳ではない。このときの高津(+ヤクルトコーチ陣)の態度が問題だったのだ。高津は出てきて謝罪するわけでもなく座ったまま。ヤクルト・伊藤コーチはニヤついていた。さらに高津は、試合終了後もさっさとベンチから引っ込み、やはり謝罪はなし。

そして試合後の談話では「あれは申し訳なかった。もちろんぶつけようと思ってるわけではないんですけど、持ち球がシュートなので、そこにいってしまった」なんてコメントを出す。こんなの謝罪には聞こえない。ただの言い訳。

こんなヤツが、自分が当てられた側になるとベンチを出て文句を言って、反撃を食らうと乱闘騒ぎ。おいおい、恥ずかしくないのか? 高津よ。

ついでにヤクルト・森岡コーチのコメント。「骨折してるし、こっちは。それもあって嶋(コーチ)が出て行って、監督が出てきて。こっちも戦っているんで、はいそうですかと流すわけにはいかない」。

高津と同様に恥ずかしいヤツだな。じゃあ、なんで昨年の近本にデッドボールを当てたときにベンチで無反応だったんだ! 映像残ってるぞ! 自分らは文句を言われなかったことをいいことに「流して」いたじゃないか! 舐めたこと言ってるんじゃねえぞ!

中日・立浪が試合後に「前回、赤羽選手を骨折させてしまっている中で、危ないところにいってしまった。向こうのコーチがそういうことを木下に言っていて、こっちは止めていただけ。もちろん当てた側が悪いので申し訳ない」とコメント。昨年の自分らの態度からすれば、これで充分だろうが。

高津・森岡(+嶋)、ダブスタもいい加減にしろよ! 相変わらず、ヤクルトなんて「そういうチームなんやろ」。

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