まったりとスペシャル系

Tigerdream が真面目なことから いい加減なことまで、適当に綴っているブログ

Tigerdreamです。訪問ありがとうございます!
もうひとつのブログ「上州まったり紀行」も是非ご覧ください。


Xに「セブンの弁当と地元スーパーの弁当を比較検証した」というポストが流れてきた。

値段・容器形状(面積)などを比較、そして「すでに値段でスーパーの方が安い! ご飯はセブンの方が面積広いが薄くてスーパーの方は厚みがある! 食べ終わって並べたらセブンの容器は薄い! よく見るとセブンの方は中央が盛り上がって、やっぱり上げ底やってました!」と結論づけている(投稿は10月25日)。

セブンイレブンの弁当や飲料などの「容器詐欺」(疑惑)は有名な話。容器の上げ底は当たり前、飲料カップは模様で内容量が多いように誤魔化しているなど、数年前(もう4~5年か?)から言われている。検証記事や動画も数多くUPされている。

また何か新規の「詐欺的上げ底容器」商品でも発売されたのか? と見ると、ニュース記事が添付されている。読むとセブンの社長が記者会見で消費者を挑発したらしい(苦笑)。

質問者は週刊文集の記者。以下、質疑回答は要約記載。
文春「セブンの弁当は上げ底になり、容量が減っているとの指摘がある」

社長「本当にそうなってました? 上げ底になってましたか? 他と比べて本当にセブンイレブンが上げ底になっているのかって言うのをご覧になりましたか? なってませんでしょう?(笑)」

社長「電子レンジで温めたりするアレがありますから。多少は(傾斜が)ないとダメなんですよ。じゃあ、スーパーとか他のところ見てご覧なさいよ。どっちが上げ底かと」

社長「ルールで何パーセントって決まってるんですよ。だからそんな『あこぎ』なことはできないんですよ」

社長「いや、本当に比べてみてどうかっていう。実際比べて見てどうだったか」

社長「値段も含めてね。ネットに投稿する方は、本当に事実をもって投稿してほしいですね」

まとめると「容器詐欺」なんかしてない。他社やスーパーと同程度だ。きちんと比べてみれば分かる。ネットに投稿する際にはウソを書くな、と言うことらしい。この社長発言に触発された人が、冒頭の検証を行いXに投稿したようだ(この人以外にも複数の検証結果が投稿されている)。

過去の検証記事・動画などを見ると、明らかに「容器詐欺」との印象を受ける形状をしている容器が多い。弁当類だけでなく、飲料の容器も同様に「セコイ」色模様にしているとの指摘もあった。個人的にも「容器詐欺」的な印象を受けたこともあるし、「ステルス値上げだ」と感じたこともある。

これらは確かに見た目の印象であって、内容量や材料の質や味付けなど、総合的に判断しないといけないことだとは思う。

ただ、この社長会見で一番問題なのは実際の容器が上げ底かどうかではなく、消費者(つまりはお客さん)が「商品に満足していない」「残念だった」との感想を持っていることに対して「お前らの言ってることは間違いだ」「ウソを書くな」と、攻撃的に否定・反論したことだ。

もちろん、いわれのないクレームや誹謗中傷的なものを強く否定するのは構わない。しかし、この「容器詐欺」疑惑は多くの消費者が抱く商品に対する不満なのだ。つまりは消費者の「商品に対する期待値」よりも「実際の商品価値」が低いことを示している。それは「買って損をした」(少し言い過ぎかもしれないが)に繋がっている。

それなのに「他社も同じだ。良く見ろ!」では、消費者の不満は解消されない。社長が考えなければいけないことは、「容器詐欺」を否定しつつも商品に対する誤解を解き、消費者の理解を得る努力をすることである。

部下から適切な情報が上がってないのだろうが、リスクマネジメントとしても最悪の見本のような発言だ。消費者の商品への不満を真摯に受け止めるところからやり直さねばいけないだろう。こんなのが社長をやっているからか、セブンは2024年3~8月期連結決算で前年同期比34.9%減の大幅減益となった。他のコンビニ大手2社(ローソンとファミマ)は増益だ。

セブン&アイHDはコンビニ事業に集中し、社名も来年5月に「セブンイレブン・コーポレーション」へ変更するとか。だったら今のうちに、この社長切っておいた方がいいぞ(この社長はセブン&アイHDの専務で、セブンの社長)。


10月27日投開票が行われた衆議院選で、自公の過半数割れが確実な情勢と各社が伝えている(21:00ころの情勢報道から)。

自民党には「裏金」問題が逆風となり、党全体に悪影響を与えたようだ。政治資金規正法上の「不記載」だが、裏金と報道されることで有権者からは実態以上の悪イメージとなったようだ。同じ不記載でも野党議員には影響はなし。メディアがまったく報道しないし、報道しても「単純ミスで問題なし」的だったから。

とは言え、事情はどうあれこれが民意。やる気があるなら捲土重来を期せば良い。朝日新聞のように自分に都合の悪い結果に対し「こんなの民意じゃない」なんて言ってはいけない。

ところで、安倍首相当時から「石破人気」という謎のフレーズが語られてきた。自民党内の国会議員らには人気がないが、一般国民からの人気は高いというもの。主な発信元はオールドメディア。特に朝日新聞は「論座(旧WEBRONZA)」に「今は石破内閣しかない」との論考を載せたくらいだ(2020年)。
(「朝日新聞の論座が『今は石破内閣しかない』だってさ」参照)

そんな石破が自民党総裁になり内閣を発足させれば、裏金問題があろうともそれなりの期待値を示さないとおかしい。しかし各メディアが行った世論調査では、軒並み低い支持率になっている。

今回の衆議院選の結果からも「自民党内の人気はいまいちだが、国民には人気がある」との言説に、何の根拠もなかったことは明らかだ。安倍首相当時、石破のやっていたことは「安倍首相の批判」であったが、それは「批判のための批判」でしかなかった。立民の中身のない議員連中と同じことをやっていただけ。

政権党の責任は政策を実現すること。そのためには妥協も必要だ。「三方一両損」という落語・講談もあるほどで、何でも100点満点というわけには行かない。すべてにおいて「人・物・金(かね)」がふんだんに使えるわけではないからだ。

それを野党と一緒になって「きれいごと」を言ってるだけの与党議員。それが石破だ。一見するとまともなことを言っているように聞こえることが、実は問題なのだが。

朝日など左派系メディアからすると、安倍首相を追い落とそうと「誰かいないか?」と見回した際に目についたのが、この石破だった。安倍首相の対抗馬的な位置へ意図的に持ち上げたということ。

自民党の党員・党友の多くはそれが分かっていた。だから党員・党友票は高市候補が石破を上回った。当然、国会議員も石破が「きれいごと」を言って、批判のために批判しかできないヤツだということを知っていた。だから1回目の投票は46票しか獲得できていない。コバホークが41票であることを考えると、人気がないのは明らかだ。

ところが、最後(決選投票)で「自民党内の人気はいまいちだが、国民には人気がある」が頭をよぎった議員が多かったとみえる(「右派の高市では国民の幅広い支持は得られない」とも考えたのかもしれないが)。石破が189票(高市は173票)に膨れ上がった。

それが、今回の衆議院選結果だ。誰がどう考えても石破を選択したのは最悪手だ。後悔先に立たずだろうが。

今になって思うと、朝日などが「石破」と言い続けたことが今回の繋がったと言える。ナチス・ドイツの宣伝大臣であったゲッベルスの言葉に「ウソも100回言えば真実となる」がある。信頼などなくなっているオールドメディアだが、影響力は未だに健在なことを示した例かもしれない。

まあ、朝日からすれば「瓢箪から駒」かな。説明するまでもないが、国語辞典から引用すれば「(瓢箪くらいの大きさのものから、駒すなわち馬のように大きなものが出るようなありえない状況から)冗談や誤解で言ったことが意図せずに実現してしまうこと」。


左翼連中の「自分の行い(行動・考え)は正義だ! その実現のための行動はすべて許容される」という、傲慢で世間知らずで自分勝手な論理には、本当に呆れるばかりだ。しかもこの「行い」の中には、犯罪行為も含まれている節があるから尚更だ。

そんな人たちだから、攻撃先(人や企業など)への人権や差別など考えもしない。ただ攻撃することしか考えない。それが相手への誹謗中傷になろうが「自分は正義だ。何を言っても(やっても)許される」となる。

更には、この手の人たちに共通しているのが「想像力の欠如」。よく「ブーメラン」と形容されるが、自分の行いが自分自身に跳ね返ってくること。元参議院議員で東京都知事選で惨敗した人は「ブーメランの名手」って言われてたな(笑)。

そんな中、田中優子法政大前総長は高市早苗衆院議員について「安倍さんが女装して現れた」「日本の歴史に残る最初の女性の首相がこの人だったら、ちょっと恥ずかしいでしょ」などと発言した。また金子勝淑徳大学大学院客員教授・慶應義塾大学名誉教授は、高市早苗議員のことを「極右バカイチ」とXにポストした。

呆れるばかりだ。どちらも(一応)大学教授(田中優子は現在は法政大の名誉教授だ)。別に大学教授だからと言って人間として優れているとは思わないが、この二人に関して言えば、逆に「人としてどうなの?」ってレベルだ。

そう言えば、都知事選時に「小池百合子は名誉男性」と発言した山口二郎も大学教授(法政大教授・北海道大名誉教授)だったな。

本人たちからすると「自分の考えは絶対的に正しい。主義・主張の違う高市早苗の存在など認めない。高市の人権? 名誉? そんなものは関係ない!」ってことなのだろう。

でも、田中のことを「スターリンが女装して現れた」(スターリンを毛沢東に代えてもOK)、「法政大最初の女性総長がこの人なんだよ。恥ずかしいでしょ」って言ったら? 同様に金子に対し「極左バカネコ」ってポストしたら?

当たり前のことだが、田中も金子も甘んじて受け入れなければいけない。間違っても「誹謗中傷だ!」「名誉毀損だ!」「侮辱するな!」などと騒いではいけない。もしかしたら、田中の場合スターリンとか毛沢東と言われたら逆に喜ぶかもしれないが。

それにしても、極左ってまったく学ばないよな。なぜ「ブーメランの名手」が惨敗したのか? 「相手がやるのはダメだけど、自分がやるならOK」「自分の行いで批判を受けると、差別だと騒いで被害者を装う」からでしょ。

田中や金子に応援されている立民候補者の方が迷惑なんじゃないの? と思ってしまうが、そうでもないらしい。田中発言の際に同席していた立民候補者は、一緒になって笑っていた。まあ、この候補者も極左と定義されている人だから、根っこは同じなんだろうな。


現在行われている衆議院選でも「表現の自由という名の選挙妨害」が行われている。これらは2019年参議院選時の安倍首相(当時)の演説中(札幌)に、執拗にヤジを飛ばした左翼活動家の行為が「表現の自由」とされた判決の影響だろう。
(「表現の自由という名の選挙妨害」参照)

今回もだいたいが左翼活動家と称される人たちだ。そういう人たちからすると、自分らの「主張だ」との言い分だろう。しかし、やっていることは今年4月の衆議院東京15区補選における「つばさの党」と同じだ。

「他人の(演説を聴く)権利を侵害する権利」などない。ましてや民主主義の根幹をなす選挙において、候補者の主張を物理的にかき消すような行為は、厳に慎まねばならないのは言うまでもない。

それにしてもみんな学んでないな。先の東京都知事選で、蓮舫を支援する左翼活動家らが小池都知事(候補者)の演説を同様に妨害し大ひんしゅくを買っていた。これが蓮舫の大惨敗の原因のひとつでもある。「つばさの党」の連中と何が違うの? ってこと。

今回の衆議院選でも、左翼活動家もどきの立民候補者を支援する左翼活動家らが、裏金議員と揶揄される無所属(自民非公認)の候補者事務所に押しかけ、「〇〇出てこい!」などとやっていた。これも「つなさの党」と何が違うの? ってなるのは明らか。そう思ってないのは左翼活動家だけ。

余談だが都知事選時の小池は、この時わざと演説を中断した。不勉強な自称ジャーナリスト(左翼的論拠が多い)は「画期的なことが起こった!」と大喜びした。ヤジで痛いところを突かれ、言葉に詰まったと理解したようだ。ところが、実は大間違いなのだ。

これは演説が出来ないほどの妨害を受けたというアピールで、「選挙の自由妨害罪」の要件のひとつでもある「演説の妨害」の具体的な被害を表わしている。最近の候補者はこれを理解している人が多く、妨害されると演説を中断するのはこういう理由。それを知らない一部左翼活動家らは「演説中断させたぞ」なんて成果としている。

本当はこの段階で検挙・立件しないと「つばさの党」まで行ってしまう。しかし、ここで検挙すると朝日あたりの左翼紙が「表現の自由がぁ~!」と騒ぐからしないの現状だ。それほど札幌判決は罪作りなものなのだ。

ちなみに朝日新聞の「表現の自由という名の選挙妨害」に対する見解は以下である。

「有権者の判断材料を奪うに等しく、表現や言論の自由として許される範囲を逸脱している」が、「演説を聞き取れなくする行為は論外としても、ヤジもひとつの政治的な意思表示である」(5月18日社説)。

どうしてもヤジは認めたいようだ(苦笑)。街頭演説会でヤジを飛ばしている多くが左翼活動家だから、朝日はどうしてもそこは守るということ。現実に大声でヤジを飛ばした時点で、演説がきちんと聴けないのだから「有権者の判断材料を奪う」行為になる。

朝日の言い分は候補者との対面(1対1)で、他に聴衆がいないケースでしか通用しない論理だ。相変わらずバカな新聞だ。


衆議院選の真っ最中だ。いろいろなメディアの事前予測をまとめると、自民大敗・立民大増加ってところらしい。自民議員の裏金(実際は不記載)問題が、相当毛嫌いされているようだ。野党の不記載議員や不祥事議員は、各メディアの「報道しない自由」に守られている。

ある野党議員のように1,000万円を超える不記載がミス(過失)なら、そんなヤツがお金を扱ってはいけない。他にも選挙区内の有権者に酒を配ったヤツも、恥ずかしげもなく公認され立候補している。明らかな公選法違反。なぜ検察は立件しない?

まあ、いろいろ言いたいこともあるが、この記事で書くのは「表現の自由という名の選挙妨害」。SNSやYouTubeなどを見ると、あちこちで「表現の自由という名の選挙妨害」が行われているようだ。

これが最初に目に留まったのは2017年の東京都議選、秋葉原での安倍首相(当時)の演説に、左翼活動家らが大挙してヤジを飛ばし妨害した件だろう。そして、左派系メディアが司法のお墨付きを得たとして大喜びした2019年参議院選の札幌の事例。

札幌の件も左翼活動家が安倍首相(当時)の演説中に執拗にヤジを飛ばし、見かねた北海道警の警察官が遠ざけたら、活動家から訴えられたという顛末。朝日新聞はこれを「排除」と表記している。

札幌地裁・札幌高裁・最高裁と左翼活動家のヤジを「表現の自由」とした。アホらしい。演説を聴きに来た他の聴衆の「演説を聴く権利」はどうなるのか? この判決は「他人の権利を侵害する行為」よりも「ヤジという表現行為」の方が勝ると言うわけだ。

これに気を良くした左翼活動家は、気に入らない保守系議員の演説妨害を繰り返すようになった。さらには、これに触発された無節操な奴らが、政治的に対立する勢力への攻撃手段とするようにもなってしまった。

それが如実に表れたのが、今年4月の衆議院東京15区補選だ。政治団体「つばさの党」なる団体の候補者とその陣営関係者が、他候補者の演説などを妨害して波紋を拡げた。さすがにこの連中は逮捕(団体代表・候補者・運動員の3人)されたが、こいつらが札幌の判決を意識していたことは明らかだ。

この代表は補選の1年前の2023年4月の統一地方選(後半)時、他陣営の演説に駆けつけ「ヤジ」を繰り返す選挙妨害を既に行っていたのだ。その時の言い分が「ヤジは合法です」。この時点で札幌地裁で「ヤジは表現の自由だ」との判決が出ていた。

代表は演説者から「やめろ!」と言われると「ヤジは合法です」と盛んに繰り返していた。この成功体験が、今年の補選での大暴れに繋がったとみるのが普通だろう。現在行われている衆議院選でも「つばさの党」までは行かないものの、同様の妨害行為が行われているのが実態だ。

今後に葛根を残すようなバカな判決だと言える。また、左翼活動家の行為を「表現の自由だぁ~!」と嬉々として大擁護した朝日新聞ら左翼紙の罪も重い。


「地域ブランド調査2024」の「都道府県魅力度ランキング」が発表され、群馬県は昨年の44位から少し順位を上げ41位だった。

都道府県魅力度ランキング2024 (1)
1位は北海道。都道府県の調査を開始した2009年から16年連続の1位。不動の王者と言って良い。以下、2位京都府、3位沖縄県、4位東京都。ここまでは昨年と同一。5位に神奈川県(昨年7位)が上がった。

昨年13位の長野県が8位、同14位の静岡県が9位とトップ10入り。逆に同8位だった奈良県は14位、同10位の長崎県は12位に後退。

都道府県魅力度ランキング2024 (2)
12位や14位でも充分上位だと思うが、例年盛り上がるのが下位争い(特に最下位)。今年の最下位は佐賀県(昨年46位)。2年ぶりの最下位転落。最下位と言えば茨城県だったのだが今年は45位。

ブービーの46位は埼玉県。昨年の45位からさらに後退。もう後がないぞ(笑)。北関東(群馬県・栃木県・茨城県)勢が、いつも3県で最下位を争っていたのだが、最近は埼玉県がすっかり北関東の仲間入り。群馬県や栃木県よりも下位が続いている。栃木県は今年も39位と北関東勢最上位。羨ましいぞ(笑)。

「都道府県魅力度ランキング」に乗っかって順位を楽しんでいるが、こんな調査に統計学的な意味合いがあるわけでもなく、ただの「イメージ」でしかないのはみんな分かっていること。だから下位ほどネタになる(下位しかネタにならない)。真ん中あたりの25位じゃ、ネタにも話題にもならない(ちなみに今回の25位は山梨県)。

決して群馬県が下位だからの負け惜しみではない。「〇〇県に魅力を感じますか?」との問いに対し、「とても魅力的」を100点、「やや魅力的」を50点、「どちらでもない」「あまり魅力を感じない」、「全く魅力的でない」を0点としているような調査に、どういう数学的な意味があるのか?

この調査の項目は多岐にわたり、その結果は有料で販売されている。言い方は良くないかもしれないが、日本人のランキング好きに目を付けた「商売」でしかない。「データを元に、〇〇県(市町村)さんの魅力度を上げるお手伝いをしますよ」「職員セミナーはどうですか?」「研修の講師を派遣しますよ」ってこと。

もちろん実施元は否定をしているが、いろんな自治体や役所など、さらには企業への「営業ツール」ってこと。毎年、下位県の知事さんが騒ぐ(文句を言う)けど、騒げば騒ぐほど話題となり、逆PRしてあげていることになる。だから笑っていればいいってこと。


石川県羽咋市に行ってきた先輩から、神子原(みこはら)米の新米をお土産でいただいた。

神子原米
神子原米は羽咋市の神子原地区(神子原町・菅池町・千石町)の棚田で生産されるブランド米(品種はコシヒカリ)。この棚田は世界農業遺産(能登の里山里海)にも指定れており、石川県下有数の面積を誇る。

昼夜の寒暖の差が大きい山間地で、豊富な雪解け水の清流によって育てられている。もともと収穫量が平野部に比べて少なく、それを化学肥料によって無理に増産しないため、市場に流通する量もごく限られているらしい。

平成17年(2005年)にはローマ教皇・ベネディクト16世に献上され話題となった。羽咋市のふるさと納税返礼品にもなっている。

食後感は「もちもち感がすごくあり、おいしかった」。ありきたりで申し訳ないが、これに尽きる。オレの食感だけでは逆効果になる心配があるので、「さとふる」から以下抜粋。「強い旨みと豊かな香り、弾力のある歯ごたえが特長の神子原米。お米自体の味が強いため、味の濃いものにも負けません。梅干しなどの漬物や佃煮などとの相性抜群」とのこと。


10月3日のテレ朝「グッド! モーニング」で、最近話題の新マナーとして「渋沢栄一は不貞を連想させるため、結婚式のご祝儀には福沢諭吉の旧札を使う」というのが紹介された。

渋沢栄一は女性好きで有名で、正式に結婚した妻は2人だが他にもお妾さんがいて、婚外子も含めると子どもは少なくとも17人はいたという話がある。そうしたことから、渋沢栄一の新一万円札は結婚式のご祝儀にはそぐわないというもの。

テレ朝は渋沢の出身地・深谷市の小島進市長にまでインタビューして、「非常に残念だなという思いがある。私も栄一さんが女性を好きだというのは否定しません。これ、つらいんですよ。それが独り歩きするのがね」とのコメントを放送した。

これらを見ると、テレ朝は「渋沢栄一の新一万円札がご祝儀に適さない」との新マナーが存在する前提で放送している。もちろん「旧札(福沢諭吉)を使った方が無難です」などと、新マナーを推奨しているわけではない。

しかしテレ朝はこの元となったSNSの投稿が「ネタ投稿」だったことを知らないのだろうか? まあ、知らないのだろう。この「新マナー」と称するものが、どういう経緯で言われ始め、どう拡がったのかなどまったく調査(裏取り)すらしていないことになる。調べればすぐに分かるのに。

元ネタ(あえてネタと書くが)は、7月にあるユーザーが新札発行時の起こり得る話として「新札の渋沢栄一は女遊びが激しく不貞を連想させるため、結婚後も愛人を持たなかった福沢諭吉の旧札を使うのがマナーですとか、言いそうなマナー講師が出てきそう」と投稿したもの。ろくでもないマナーを生み出してきた「自称・マナー講師」連中を揶揄した投稿だ。

この投稿には7万件もの「いいね」がつくほど反響があり、「有り得そう」「(そんなことをいうマナー講師が)実際に出てきそう」「そんなマナー講師が出てくる前にここで止めよう」などと盛り上がっていた。これが拡散される中で、いつの間にか「新マナー」と誤解する人も出てきてしまったらしい。

こういう経緯があるのを調べもせず、「最近話題の新マナー」などと情報番組で紹介し、深谷市長の貴重な時間を無駄にさせたテレ朝。公共の電波を使って「ネタを事実」として拡散した責任は大きい。

テレ朝の番組を見たからかは不明だが、銀行に押しかけて「福沢諭吉の一万円札のピン札と両替して」と要求する利用者も出てきている。無いと言われても「じゃあ、全支店に確認して探して」などと無茶を言う人もいるようだ。既に一部で実害が出始めている。

それなのにテレ朝は未だに「テレ朝ニュース」内に「新1万円札は祝儀に不適切? 渋沢栄一は『不貞を連想させる』 『新マナー』にまで」と、ネタを投下したままだ。

テレ朝の記事には7,000件を超えるコメントが寄せられているが「ネタ」だと指摘するのはごく少数で、
 「新1万円札が渋沢栄一だから祝儀には不適切という新マナーが登場したとは驚き」
 「諭吉さんが入手できなくなった時、どうすればいいのか」
 「気になるのなら五千円札で渡すとかでも良いのでは」
など、事実と受け止めた人のコメントが圧倒的に多い。どうするんだよ、テレ朝。

日ごろは「ネットはウソばかり」「信頼できる情報は新聞とTV」などと言っているオールドメディア。それがネットの「ネタ」を調べもせずに「事実」として放送している。こんな恥ずかしいことはないぞ。

古くて申し訳ないが、ドリフのコントに「もしもこんな〇〇があったら」がある。〇〇には「寿司や」「居酒屋」「銭湯」などが入り、お客さん役の長さんに対しドリフメンバーが非常識な店主となり面白おかしく演じるものだ。

今回のテレ朝の放送は、まさにこれである。ありもしない「寿司や」「居酒屋」「銭湯」を取り上げ、「こんな〇〇が実際にあるんですよ」と取り上げたってこと。そう考えたら、いかにテレ朝の放送が恥ずかしいものか分かるということ。

テレ朝がネタを誤って放送してしまったと謝罪する日は来るのだろうか? とぼけ通すのだろうな。まあ、だいたい想像できるけどね。これが「自称・信頼できるメディア」の実態だ。

「ダメだ、こりゃ!」(© いかりや長介)


ロケバス車内で女性に性的暴行を加えたとして、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二が、不同意性交と不同意わいせつの容疑で東京地検に書類送検された。斉藤は容疑を認め「軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している」などと供述したという。一方、被害者の女性は「許すことは絶対にできません」と話しているという。

斉藤は昨年2度にわたり「不倫」を報じられていただけに、「またか」という印象。しかも「不同意性交」と「不同意わいせつ」の容疑で書類送検となると、ただごとではない。本人は容疑を認めているようなので、今後くだされる司法判断(起訴・不起訴、起訴なら有罪・無罪)に従い、必要な償いを行わなければならい。

ところで、今回書きたいのは斉藤本人のことよりも、それを報じるオールドメディアのことだ。

斉藤が書類送検されたことを報じた各新聞社の見出しは下記の通り(一部略)。
 読売新聞「ロケバス内で女性に性的暴行容疑、ジャンポケ・斉藤慎二容疑者を書類送検」
 朝日新聞「斉藤メンバー性的暴行容疑 書類送検」
 産経新聞「ジャングルポケットの斉藤メンバー、不同意性交などの容疑で書類送検」
 毎日新聞「ジャングルポケットの斉藤慎二メンバー、性的暴行疑いで書類送検」
 共同通信「お笑い斉藤慎二メンバー書類送検 ジャングルポケット、性的暴行か」
 時事通信「『ジャンポケ』斉藤メンバー書類送検 ロケバスで性的暴行容疑」

TV各社はニュース番組をみた際のアナの原稿読みから。
 日本テレビ「斉藤慎二メンバー」
 テレビ朝日「斉藤慎二メンバー」
 TBS「斉藤慎二メンバー」
 フジテレビ「斉藤慎二容疑者」

相変わらずだなぁ。「容疑者」を使ったのは読売新聞とフジテレビのみ。あとはみな「メンバー」。お笑いトリオだから確かに「メンバー」かもしれないが、じゃあピン芸人なら何と報じるんだ?

以前に旧ジャニーズ事務所の稲垣吾郎・草薙剛が逮捕された際、「〇〇メンバー」と報道して世間のひんしゅくを買っていたのに。まあ、あの当時は旧ジャニーズ事務所への忖度と言われていた。吉本興業への忖度でもあるまいし、何で「メンバー」なんだ。

各社とも「社内規定に則り報じています」とか言うのだろうが、それにしても・・・。逮捕されれば「容疑者」、起訴されれば「被告」とかあるのだろうが、未逮捕の書類送検って過去にもいっぱいあるだろう。

今回の斉藤の場合、有名人だから匿名というわけにもいかず、だからと言って容疑者とも言えないと言う判断なのかな。元TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検された際も多くの社が「メンバー」だったが、唯一「容疑者」と報じたのが読売新聞。

今回も読売は「容疑者」を使っている。ある意味当然だと思う。斉藤には「不同意性交」と「不同意わいせつ」の容疑がかかっているのだから「容疑者」でいいのではないか。読売とフジTV以外は、どういう考えなのか?


7月3日から3紙幣が新デザインに変更・発行されている。ご存じの通り、一万円札・渋沢栄一、五千円札・津田梅子、千円札・北里柴三郎。

9月上旬に新千円札(北里柴三郎)を入手、発行以来2ヶ月を経て新紙幣を初入手した。新一万円札と新五千円札はいつになったらお目にかかれるかな? と思っていたが、新一万円札に関しては意外と早くやってきてくれた。

伸一万円札 (1)
伸一万円札 (2)
これは宝くじ売り場で、当せん金(3万円!)を引き換えた際にもらったうち2枚が新紙幣だった。最初は新紙幣は1枚だけだったのだが、「初めて見た!」と窓口で喜んだらお姉さんがもう1枚も新紙幣にしてくれた。今思うといい年をして恥ずかしい。

3万円は全国自治宝くじ「宝くじの日記念」で特別賞が当たったのだ。この3万円で「ハロウィンジャンボ」と「ハロウィンジャンボミニ」をその場で買ったので、新紙幣2枚のうち1枚は元の売り場へと戻っていった(せっかくお姉さんが出してくれたのだが)。

さあ、後は新五千円札(津田梅子)のみとなった。これは何かの「おつり」でないともらえないかな。新紙幣の中では一番流通量が少ないと思われるが、何とか年内にはお目にかかりたいものだ。

関連
 「新千円札(北里柴三郎)を初めて入手
 「宝くじの日記念で久しぶりの万円当選


「ハロウィンジャンボ」と「ハロウィンジャンボミニ」が9月17日から発売されている。

ハロウィンジャンボ2024 (1)
ハロウィンジャンボは1等賞金が3億円、1等の前後賞が各1億円で、1等・前後賞合わせて5億円となっている。2等1,000万円、3等100万円。今回は4等の1万円が復活した。4等は10万円だったり5万円だったり毎年変わっているが、昨年のなし(実際はもう1つ下の3,000円)から1万円となった。

こういう変更をするとどこかをいじっていそうだが、2等(1,0000万円)の当せん本数10本(1ユニットあたり)と3等(100万円)の当せん本数200本(同)は維持されている。

ハロウィンジャンボミニ2024
ミニは1等3,000万円、1等の前後賞は各1,000万円で、1等・前後賞合わせた賞金額は5,000万円となっている。2等は100万円、以下1万円、3,000円、300円と昨年と同一賞金構成。

1等当せん本数が4本から10本(1ユニットあたり)に増えている。ただ、3等(1万円)は1000本(同)と昨年と同じ。実は一昨年は5万本もあった。ミニも傾向として上に厚くなっている。

今回のうたい文句は「100万円以上の当せん本数が、2つのジャンボ合計で4,000本以上!」らしい。この4,000本のうちの1本が回ってくる確率はいくつだろう? 数学大好き理系人間だが、自分に来ると思ってないから計算する気にもならない。

ハロウィンジャンボ2024 (1)
今回も「スクラッチプレゼントキャンペーン」をやっているようだ。過去2回当たってスクラッチくじをもらったけど、ここ1年以上は当たっていない(昨年のサマージャンボが最後)。

ハロウィンジャンボ2024 (2)
チャンスセンターでもらったティッシュ。何だかんだ言って、ティッシュが実用的で一番ありがたいような気がする。


韓国・中央日報に「ソウル市、水産物2万6,000件検査も『異常なし』・・・『怪談に終わった福島汚染水』」との記事が載った(9月3日)。

記事によると、「ソウル市は福島原発汚染水放出日(2023年8月24日)の翌日から今年の8月24日まで、1年間に計2万6,772回の食品放射能検査をした結果、すべて安全基準『適合』判定を受けた」という。

つまりは「処理水」の放出は何ら危険要素はなく、安全であったことが韓国の検査でも明らかになったわけだ。このような結果がでているのに、相変わらず「汚染水」などと書かないといけない中央日報も大変だ。

また、ソウル市は9月以降も約5,000件を追加で検査する予定だというから、ご苦労なことだ。こういうことに多額の税金が使われていることに、納税者は何も思わないのかな。

9月5日にはロシアの国立研究機関(ロシア科学アカデミー極東支部太平洋海洋学研究所)が、福島第一原発「処理水」の海洋放出を受けて日本周辺の海水を調査した結果、海水に含まれる放射性物質量は基準値を大幅に下回っていたとする報告書を公表した。

報告書によると、トリチウムは平均で約0.12ベクレルで、ロシアの安全基準の7700ベクレルを大幅に下回り、「懸念すべきレベルではない」としている。また日本周辺の魚介類についても「何の疑いもなく食べられる。心配する根拠は今のところない」としている。

立民・阿部知子
これらの記事や報告書を踏まえ、韓国の野党議員らと一緒になって騒いでいた立民・阿部知子などは何か言うことはないのか? 「汚染水の放出に反対する」などと発言した無能・長妻昭も何か言うことはないのか? (写真の左は韓国・共に民主党議員)

社民党・福島瑞穂
中国まで行って、中共のプロパガンダに協力したバカな社民党党首(福島瑞穂)と副党首(大椿裕子・写真右端)は何か言うことはないのか? 福島瑞穂は「薄めると言っても毒は毒」とまで言い放っていた。大椿は「海は都合の悪いものを捨てられるゴミ箱じゃないんだよ」と、何を勘違いしているのか偉そうに上から目線で言っていた。

こういう連中は都合が悪くなるとダンマリを決め込む。自分たちが悪風評をばら撒いている自覚すらない。そして中韓の政治的思惑に利用されていることにも気づかない。その中国・韓国の原発がトリチウムを福島第一原発からの数倍から10倍もの高濃度で放出していても何も言わない。

本当にいい加減にしろ! と言いたい。


阪神・秋山拓巳投手 (1)

阪神・秋山拓巳投手 (2)
秋山拓巳投手は愛媛県立西条高校3年の時(2009年)、ドラフト会議で4位指名され阪神タイガースに入団した。1年目(2010年)から4勝をあげるなど、将来のエース候補として期待された。

10勝以上を3度(2017年、20年、21年)記録するなど、計48勝(44敗)をあげる。2017年にはオールスターゲームにも出場している。近年は右膝の故障に悩まされ、22年は1勝、23年は0勝(1軍登板なし)に終わっていた。

15年間お疲れさまでした。





うちのような田舎では、お彼岸に「おはぎ」を作るお宅もまだ多い。「お彼岸の中日」(秋分の日)にお2人から「おはぎ」をいただいた(いつもはスーパーで買っている)。

おはぎ24.09 (1)
おはぎ24.09 (2)
その家々で作り方(レシピ)もちがうのだろう。大きさやあんこの感じがちょっと違う。もちろん、どちらも大変おいしかった。

一般的に「おはぎ」と「ぼた餅」の違いは、春のお彼岸用を「ぼた餅」、秋のお彼岸用を「おはぎ」と言うと思う。これは春のお彼岸には春に咲く牡丹の花に見立てて「ぼた餅」、秋のお彼岸には秋に咲く萩の花に見立てて「おはぎ」と呼んだからといわれる。

江戸時代の書物「世事百談」(1844年)にも「ぼた餅は牡丹餅と書くのが正字。あんをつけたる餅を盆に盛り並べたる形の牡丹花のごとく」とある。また、おはぎについては「まるめずに器に盛りて、その上に小豆あんをかけたるを萩の花という。おはぎとも言えり。これは萩の花に似たればなり」とある。

単に花の名前の違いだけではなく、「ぼた餅」は「こしあん」を使い丸い形状、「おはぎ」は「つぶあん」を使い細長い形状、という違いで理解している人もいるかもしれない。地域的な違いとして、東京(関東)が「おはぎ」、大阪(関西)が「ぼた餅」と呼ぶことが多いと聞いたこともある。これ以外にも日本各地で様々な呼び名があるようだ。

まあ、書いてきた内容すべてに「諸説あり」ということになるので、そのへんは誤解無きようお願いします。


中国・広東省深圳市で日本人学校に通う10歳の男子児童が刺された事件で、治療のかいなく男児は死亡した。犯人の男は拘束されているが、日本側に動機など詳細な情報は伝えられていない。

憤りしかない。余りにも理不尽過ぎる。ご家族、特にご両親の心中は察するに余りある。謹んでお悔やみを申し上げる。

新聞各紙もすぐさま社説で事件を取り上げている。
「日本人男児死亡 中国は学びの安全守れ」(朝日新聞)
「男児刺され死亡 中国は凶行の詳細を説明せよ」(読売新聞)
「中国で日本人男児刺殺 凶行許した責任は重大だ」(毎日新聞)
「日本人児童刺殺 中国政府に反省ないのか」(産経新聞)

タイトルだけを見ると、各紙とも中国政府(当局)を非難しているように見える。事実、内容を読むと読売・毎日・産経は、事件の詳細(犯人の動機や背後関係)を公表してない中国当局を強く非難し再発防止を求めている。当然のことだ。

「中国で日本人が被害に遭う事件が相次ぎ、ついに幼い命が奪われた。深い悲しみと憤りを禁じ得ない」「子どもが卑劣な犯行の犠牲となったのは、痛恨の極みである」「中国政府は、日本人の安全確保や再発防止を徹底する責務がある」(読売)

「痛ましい事件に強い憤りを覚える。なぜ凶行を防ぐことができなかったのか。中国政府は詳細な事実関係を公表し、再発防止策を徹底すべきだ」「子どもが命を落とすような事態が起きたことを中国政府は重く受け止めるべきだ」(毎日)

「無辜(むこ)の男児が突然命を奪われた痛ましさへの深い悲しみと、理不尽で卑劣な凶行への怒りを覚える。心から男児を追悼したい」「(どこの国でも起こり得るとは)許しがたい言いぐさである。中国政府は事態を深く反省し、再発を防ぐ具体的方策を明確に取るべきだ」(産経)

ところが、朝日だけは「起きてはならない惨劇が再び起きた」と書きながら、中国に対しては「子どもの安全を守る方策を万全にして『ほしい』」とやさしくお願いするだけ。

そして「事件を『反日』と直結させるのは戒めたい」「ネットで反日的な中国人は一部にすぎない」「日本に良い印象を持つ中国人の比率はむしろ上昇傾向にある」「中国は治安が良い」と、なぜか中国を一生懸命擁護する。

さらにはて「日中両政府は協力し、子どもたちが安心して学べる環境を早急に整えてほしい」と、日本政府も努力が不足していたと責任を転嫁するようなことを書く。もう呆れるしない。

犯人の動機や背後関係などが不明だが、犯行日が9月18日であることを考えれば容易に想像がつく。中国政府(中共)が長年にわたって行ってきた「反日教育」の中で、9月18日は「国恥の日」としているからだ。理由は「満州事変」が始まった日とされる(柳条湖事件)。

日本政府(外務省)は9月14日に「反日感情の高まりを警戒し、日本人学校の安全対策に万全を期すよう」中国外務省に申し入れをしていた。日本の主権の及ばないかの地で、日本政府はこれ以上どうすれば良かったのか?

現在の政権が中国に超弱腰の岸田首相・上川外相というコンビだったことは不幸だったと言えるが、「日中両政府は協力し」などと言う朝日がいかにトンチンカンなことか。

先日も駐日中国大使・呉江浩の「日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」との発言を、論説委員・村上太輝夫が大擁護したばかりだ。中国政府が何をやっても(言っても)、「中国さまは悪くない」と尻尾を振る朝日。こういう報道が益々中国を増長させる。

未だに広岡知男(元社長)の「中国さまの嫌がることは書くな!」を実践しているのか? そう言えば、広岡が社長の時に本多勝一の「中国の旅」が連載されている。「中国の旅」は中共のプロパガンダを垂れ流し、南京大虐殺「捏造」に一役買った。その後、南京も中国の反日攻撃の大きなネタになっている。

朝日は「多くの中国人が事件に心を痛めていることも忘れるべきではない。中国のSNSには犠牲者を追悼するメッセージが並んでいる」とも書く。これを否定はしないが、その一方で「犯人を英雄視」するコメントや「(日本の)自作自演だ」との荒唐無稽なコメントも、それ以上に多いのも事実だ。また日本人や日本人学校への悪意と誤解に満ちた動画が何百本も氾濫しているのも事実だ。

朝日は一部の不届き者が起こした事件にしたいのだろうが、そんな単純な話ではないのは明らかだ。

習近平や中国政府(中共)批判をSNSに書き込めば、すぐさま投稿は削除され投稿者は拘束されるのが中国だ。そんな国で日本批判・日本人批判、さらには批判を通り越した危険な書き込みがそのまま残されるということは、中国政府が容認していることの証拠である。

朝日もそんなことは百も承知なのに、何があっても「中国さまぁ~!」ってやってるのだから始末に負えない。朝日は男児の命の重さを、もっと真剣に考えないといけないのではないか?

関連
 「朝日新聞論説委員・村上太輝夫 見出し詐欺で中国擁護
 「朝日新聞社長の哀れな末路(自業自得)

↑このページのトップヘ