まったりとスペシャル系

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北朝鮮の朝鮮中央通信が、最近やたらと金正恩の娘とされる女子(10歳くらい)を報道に登場させるようになっている。昨年11月の弾道ミサイル試射現場、今年に入ってからも軍事パレードや軍の宴会、ミサイル発射場などを父親と訪問している。

金正恩父娘 (1)
金正恩父娘 (2)
北朝鮮は名前を公表していないが、韓国(国情院)や金正恩の友人というデニス・ロッドマンによれば、彼女は第二子の「キム・ジュエ」さんだと言う。

国民の多くが飢えに苦しんでいるといわれる北朝鮮にあって、ふくよかにお育ちのようだ(苦笑)。金一族のための国なわけだから、「愛するお子様」「尊敬するお嬢さま」が良い物をたくさんお食べになられるのは当然のことだろう。金王朝存続のためだけに国家運営をやっているのだから、下々は生きるのにも大変だ。

福島みずほが自分の当選のためだけに党運営を行い、社民党を絶滅寸前の泡沫政党に突き落としたのと共通する思考だな。志位和夫が23年も委員長の座に居座り続けられる日本共産党も、党勢がじり貧になっている現状を見れば、やはり同じ思考なんだろう。

話を北朝鮮に戻すと、「娘の存在感が少しずつ高まりつつある」(2月26日、ソウル特派員・稲田清英)などと朝日は書き、異常なほどのワクワク感を醸し出している。「金正恩さまぁ~!」が普通にいる朝日からすれば、「地上の楽園」再びかもしれない。

朝日には残念なことかもしれないが「ジュエ」は後継者にはなり得ない。儒教国家の北朝鮮においては当たり前の考え方だ。ちょっと写っている写真を出したら韓国はおろか、朝日を始めとした日本のメディアまで騒いだので、良い「宣伝・工作」に使えるとなっただけのことだ。

さて、そんな北朝鮮で「ジュエ」狩りが行われているという。狩りと言っても名前狩り。米政府系のラジオ・フリー・アジアによると、定州市安全部が「ジュエ」という名前の女性を呼び出し改名を命じたという。また12歳の「ジュエ」の両親は安全部に呼び出され、改名と出生証(出生届)の取り換えを強いられたとのこと。

過去にも「キム・イルソン」(1974年)、「キム・ジョンイル」(1980年)、「キム・ジョンウン」(2011年)という最高指導者と同一名者は改名を強いられている。

これらからすれば「尊敬するお嬢さま」と同じ名前を持つ者が改名させられるのは当然のことと言える。後継者になるはずの第一子(長男)と同じ名前を持つ人も、今後改名させられることになる。

朝日はそんな国を「地上の楽園」と報じ、多くの人々を不幸のどん底に突き落とした。そんな責任を感じることもなく、朝日は今も親北朝鮮記者がろくでもない論評を書いている。典型的なのは論説委員・箱田哲也の「奇跡は奇跡的には起きない」(2018年7月13日の社説余滴)。(「朝日新聞・箱田哲也の甘ぁ~い北朝鮮分析」参照)

今回も先のソウル発「ジュエ」が登場する記事に箱田が反応していて笑ってしまった。もう中野晃ともども移り住んだらどうだ(苦笑)。中野晃は日本にも朝鮮戦争の責務があると書いたアホ。(「朝日新聞・中野晃の朝鮮戦争における日本の責任って?」参照)

関連
 「朝日新聞・箱田哲也は相変わらずの北朝鮮目線、しかも曇っている
 「また朝日新聞・中野晃が戯言を書いている・・・


3月24日に藤岡ゴルフクラブに行ってきた。

藤岡GC (1)
朝のスタート直後に弱い雨に降られたが、すぐに止みプレイには影響なし。太陽は時折顔を出す程度の曇り空だったが、天気予報通り気温は20℃を超える暖かさ。ただ、風はまだひんやりと感じられたので、体感はそれほどでもなかった。

でも長袖シャツ1枚で十分だった(半袖でプレイしている人もいた)ので、初夏のゴルフのようだった。さあ、これから本格的なゴルフシーズンだ。

藤岡GC (2)
藤岡GC (3)
藤岡GCはけっこう桜が多く、あちこちできれいな花を咲かせ始めていた。今年は各地で桜の開花が早いようだが、藤岡も満開までは行かないが多くの花が開いていた。

Kさん
Aさん
Kさん、Aさんと3人で楽しくラウンド。

この日は全体的に好調で、ドライバーからアプローチ・パターまで大崩れすることなくプレイできた。もちろんド素人なのでミスも多かったが、スコアは80台前半と大満足の1日だった。欲を言えば数回あったバーディーチャンスで、ひとつでも決められればもっと良かったけどね。

花豆
Kさんから花豆の煮物をいただいた。前回もいただき非常に美味しかったので、本当にうれしい。またまた美味しかった。ありがとうございました。


すっきり (1)
3月24日(金)放送の日本テレビ「スッキリ」で、「那須どうぶつ王国」(栃木県那須市)からのペンギンの世話(餌やり)体験を生放送した際、オードリーの春日が飼育池に落ちる演出を行い大顰蹙を買っている(番組は観ていないが、コーナーの動画は観た)。

「那須どうぶつ王国」が日テレに厳重抗議を行ったとツイートし、ツイ民のコメントの多くも日テレ・春日・MCの加藤浩次・アナウンサー含めた出演者を批判する声で溢れている。しかも、その後に日テレが定型文のような「とりあえず謝っとくか」的な謝罪文を出したことで、逆に火に油を注ぐ状況になっている。

芸人の「お約束」(加藤浩次の煽りも含めて)として行ったものが、まったく視聴者に受け入れられなかった典型と言える。さらにはフンボルトペンギンの希少性なども考慮すれば、番組スタッフと芸人に多くの批判がでるのは当然だろう(スタジオで手をたたいて笑っていた出演者も同じ)。

すっきり (2)
さらには番組内での謝罪(ここまでが一連の演出だが)も笑いにしようとしている酷さ。番組スタッフは悪いことをしたと思っていないのだから、謝罪という名の笑いを取りに行ったわけだ。

実はこの手の「芸人の乗り」的なレポートは多くのバラエティ番組で良く見られる。確かに笑える場合もあるのだが、反感を覚えるケースも多々ある。

個人的によく覚えているのは有吉の番組(番組名は失念)で、芸人のもう中学生が企業の製品(技術)を紹介するコーナーで、つまらない小道具を持ち込み、つまらないダジャレを言い、製品(技術)の紹介などおざなりになって、企業の担当者が何とも言えない表情していたこと。

このコーナーは毎回この流れで、本当に当該企業に失礼としか言えないものだった。さらにはその商品(技術)に敬意の念も感じられない酷いものだ。オレがエンジニアだからということもあるかもしれないが、このコーナーだけはいつも憤慨していた(番組全体では楽しんで観ていたが)。

最近、当該番組でこのコーナーは久しく流れないが、内容の酷さから無くなったのではなく、単にもう中学生の賞味期限が切れたからだろう。

まあ芸人は番組(制作者)の意図通り自分の仕事(役割)をしただけかもしれないが、真っ先に批判されるのも芸人だということ。芸人が番組制作に口を出せる訳でもないことは承知しているが、自分に跳ね返ってくることは自覚した方がいい。

「すっきり」に話を戻すと、3月27日(月)の放送で、加藤浩次などが改めて謝罪をすることになるだろうが、よほど性根を据えて謝らないとさらに炎上しそうだ。ただ、この番組は3月末で終了のようなので、アナウンサーが定型文章を読み上げるだけの謝罪でとぼけるかもね。日テレの真価が問われるだろう。

TV局は自分たちが、昨今話題の回転寿司店などでの迷惑動画と何も変わらない内容を放送していると言うことは自覚した方がいいだろう。


元毎日新聞記者で沖縄返還を巡る日米交渉に「密約」があったとする文書を入手した西山太吉氏に関しては、その人物評価が立場によって大きく異なるだろう。

保守系の人たちからすれば「違法」な手段で情報を入手したうえに、その入手方法は法的だけでなく道義的にも問題があったと批判される。しかも、その情報源(外務省の女性事務官)を守ることすらしなかったから記者失格だと。

左派系からは取材手法への大きな批判はなく、「政府の密約を暴いた」「政府(権力)を追求した」記者の鏡のように評価されている。朝日新聞も西山を持ち上げる社説を書いている。(「朝日新聞の『知る権利がぁ~!』って恥ずかし過ぎる」「その2」参照)

もちろん、その人物評が一通りしかないことはないだろう。好評価・悪評価がそれぞれあるのが当たり前だ。

しかし左派系の人たちの西山評に少し違和感を覚えたことも事実だ。上記のような(反権力の記者、権力を追求した記者)評価はいいとしても、西山を持ち上げるために他者を必要以上に悪者化している論評が目につく。

佐高信は「情報提供者を守らなかったのは横路孝弘(故人、旧社会党衆議院議員)」と言い、澤地久枝は「西山さんは悪い女(女性事務官のこと)に引っかかっただけ」と言う。

この2人の言い分は明らかに正しい評価ではない。西山の取材法に対する「悪事感」を薄めようとしているだけに感じる。そうやって相対的に西山を持ち上げるのは正しい西山評なのだろうか?

佐高は左派系評論家として著名だし、過去には週刊金曜日の編集者をやっていた。澤地は「アベ政治を許さない」というキャッチフレーズの発案者。どっちもコテコテの左翼活動家。ご両人は「活動家」と言われるのには不満かもしれないが。

横路がどうのよりも西山が情報源(女性事務官)を守り抜く態度を取り続けなかったことは周知だ。また、女性事務官のせいで西山が有罪になったわけではないだろう。普通に考えれば、西山の道義的責任が問われるのは当然だ。

結局、2人の言い分は「ひいきの引き倒し」でしかない。この2人が好きだと思われる土井たか子も「ダメなものはダメ」って言ってたじゃないか。


朝日新聞は何かというと「危機管理は最悪の事態を想定し対応策を検討するものだ」とご高説を垂れる。ところが安全保障面になると途端に「そんな想定は必要ない。対話で解決できる」などと言い出す。

時には「留学生を増やせばOK」「(日本の)価値観や文化を広めよ」と、誰もが「はぁ~?」としか言いようがないことを平然と社説に書く。特に中国が絡むと、そのバカな物言いは際限なく広がっていく。本当に分かりやすいご都合主義(ダブスタ)連中だ。

そんな朝日は中国の偵察用気球と見られるものを米国が撃ち落としたことに対し「気球への対処 慎重要する『撃墜』判断」(2月18日社説)で、米軍が撃墜した四つの飛行物体のうち三つは民生用の可能性が高い」「最初に撃ち落とした中国の気球も、風の影響でコースをはずれ、米本土に達した可能性が指摘される」と中国さまの言い分を無条件に垂れ流した。本当に恥ずかしい新聞だ。

今回、中国が米国本土に気球を飛ばしているというニュースを聞き、第二次大戦末期に日本が「風船爆弾」を飛ばしていたことを思い出した人もいるのではないか。日本も昭和19年(1944年)11月から、約1万基(個)もの風船爆弾を米国本土に向け飛ばしていた。

当時はすでに制空権を米国に握られ、本土各地が空襲の被害を受けていた。軍部がどれくらいの成果を狙っていたのかは知らないが、結果的に大きな損害を与えることはできなかったとされている。

約300基(個)が米国まで到達したとみられ、オレゴン州では6名の住民が死亡したというが、それ以外は山火事を引き起こした程度といわれる。しかし米国政府と軍は風船爆弾対策に多くの人々をさく羽目になっている。

米国が最も危惧したのは、風船爆弾に「生物兵器」「細菌兵器」(ペスト菌や炭疽菌)が搭載されていることだった。そのため米国政府は官民に厳重な報道管制を敷き、風船爆弾による被害を隠蔽した。

当然、日本はそのような生物兵器による攻撃などすることはなかった。戦争中とは言え日本にはモラルがあった(戦争というモラル無きものとの矛盾はあるが)。

戦後から現代にかけて旧日本軍の生物兵器や細菌兵器開発、また731部隊に関する様々な証言から、旧日本軍も研究・実験を行っていたことは否定しない。しかし事実関係の確認が必要なものも多い。例えば朝日が「旧陸軍の毒ガス実験」と報じたものはただの「煙幕実験」であり、明らかな誤報だ(朝日は認めていないが)。

話が少しそれたが、旧日本軍による風船爆弾は爆弾・焼夷弾しか搭載しなかった。それでも結果的に米国政府や軍部は大騒ぎになった。

旧日本軍の風船爆弾は積載量30kgで、しかも風任せだった。しかし中国の気球は積載量1トン、プロペラ付きで遠隔操縦可能である。今回は偵察用のため情報収集用・通信用のアンテナと、それらの駆動用電力を供給するソーラーパネルの搭載だったが、中国ならこれに何を積んでも不思議ではない。

何をとは、そう「生物兵器」「細菌兵器」だ。今後そういう安全保障面での懸念もあるから、米国は強硬と言われても撃墜したのだ。中国に米国の強い意志を見せる必要があるからだ。朝日は「撃墜は逆に地域の緊張を高める」などと書いたが、米国の安全保障に対する危機管理からすれば撃墜は当然のことになる。

中国は米国本土に到達するICBMを保有している。そんな中国が「気球爆弾」など飛ばす訳がないとの意見は、危機管理を甘く考える朝日的な考えだ。今回のように察知されずに米国本土に到達し、生物兵器をまき散らされたら米国は大パニックに陥るだろう(ICBMは撃ち込んだ瞬間に「最終戦争」になる)。

朝日は「地域の緊張を高める」とか「政治対話の強化を急げ」などと、安全保障意識の欠片もないこと言う。朝日は危機管理という言葉を使ってはいけない。

関連
 「朝日新聞『中国さまの言うことは絶対だ!』
 「朝日新聞『中国さまの気球を撃ち落とす? とんでもない!』


朝日新聞が元毎日新聞記者・西山太吉氏が亡くなったに際し、西山を持ち上げるかのような社説を書いた。その中で「市民の知る権利がぁ~!」などと偉そうに書いているが、その実は朝日のダブスタでしかないと批判した。
(「朝日新聞の『知る権利がぁ~!』って恥ずかし過ぎる」参照)

朝日が「知る権利がぁ~!」と書いた翌日(3月1日)、朝日は自らの都合で事実を報道しなかった。まったく、どうしようもないクズ紙だ。

大阪市生野区の生野愛和病院近くで、車が歩道に乗り上げて走行を続け、病院脇の生け垣などに衝突して停車。通行人の女性2人が事故に巻き込まれ死亡するという痛ましい事故が発生した。

容疑者は「人をはねたことに間違いない」と容疑を認めているとともに、「事故現場手前でくしゃみをした瞬間、一瞬、気が遠くなってその後、どのように事故になったのか分からない」とも供述しているという。

さて、この事故の当事者を朝日は報じたか? (各紙ともWeb版から)

朝日新聞  無職、大山昌樹容疑者(3月1日 21:38)

時事通信  韓国籍の無職呉昌樹容疑者(3月1日 19:53)
共同通信  韓国籍の無職呉昌樹容疑者(3月1日 22:23)
産経新聞  無職、呉昌樹容疑者=韓国籍=(3月1日 20:30)
読売新聞  無職の男(3月1日 21:09)
毎日新聞  無職、大山昌樹容疑者(3月1日 20:27)

事故を起こしたのは在日の韓国籍の男だ。それに対し、朝日は通名でしか報道していない(毎日新聞も通名のみ、読売は匿名)。これって事実を報道していると言えるのか?

「国民の知る権利がぁ~!」(朝日は2月28日の社説では「市民」という左翼言葉を使っているが)に、自分たちは応えていると言えるのか? 過去から朝日は在日韓国人・朝鮮人の犯罪や事件を通名でしか報道しない。被疑者が反社認定されている指定暴力団の組長であってもだ。(「朝日新聞よ、なぜ事実を事実として報道しない?」参照)

朝日は自分たちの役割をどう公言してきたか。代表的なのは曽我豪(当時政治部長)の言葉だろう。「国民の『知る権利』の代理人として、私たち朝日新聞の責務は重い」。

これ以外にも「(記者の)取材活動は、民主主義社会の基盤となる国民の『知る権利』を支えている」(2019年2月22日社説)。「記者が真実に迫るのは、国民の知る権利に応えるためだ」(論説委員・前田史郎)。

もう笑うしかない。

「国民の知る権利」などと偉そうなことを言っておきながら、自らに都合の悪いことは報道しない。「国民の知る権利」より「朝日の報道しない権利」を優先していることが良く分かる。そして、報道しないことを「編集権」と言って誤魔化す。

「国民の知る権利が侵害される」とことあるごとに騒ぐ朝日が、実は「国民の知る権利を侵害している」という事実。こんなものは「報道」とは言えない。こんな新聞(メディア)が国民から信用されるはずもない。

朝日は「事実を事実として伝える」というメディアの基本中の基本からやり直さねばならないだろう。それなくして「新聞」などと名乗るな。まあ、朝日は昔から左翼の「プロパガンダ紙」でしかないのは周知の事実なので、どうでもいいこかもしれないが。


元毎日新聞記者の西山太吉氏が亡くなったそうだ。お悔やみを申し上げる。

西山は沖縄返還を巡る日米交渉に「密約」があったとする文書を「違法」な手段で入手し、懲役4ヶ月執行猶予1年の有罪判決を受けている。特に機密文書の入手方法は法的だけでなく、道義的にも許されないものだった。

そんな西山を朝日新聞は持ち上げるような社説を書いていた(「沖縄密約報道 政府の秘密体質いまも」2月28日)。

朝日は「本来なら、密約の有無こそがただされねばならなかったが、起訴状に『ひそかに情を通じ』と書かれたことで、世間は政府に真相を求めるよりも、情報の入手方法への批判が専らとなった」と書く。

密約を追求(つまりは政府を追及)するという目的があるのだから、入手方法に多少の「違法性」や「倫理観の欠如」は関係ないとでも言いたいのか? バカを言うな! それに起訴状に書かれた内容は「事実」ではないか。

朝日は一応「密約を暴いた西山さんの取材手法には問題があり」「情報源の秘匿を守れなかった事実も重い」とは書いているが、「だからといって、政府のうそが見過ごされていいわけではない」とも書く。朝日が得意の一見尤もらしく聞こえる詭弁。

関係のない2つの事柄を、あたかも関係があるかのごとく並べる。「適切(適法)な取材方法」と「取材源の秘匿」は記者にとって、最優先で守らなければならない必須事項だ。記者の倫理・モラルと言っても良い。これと「政府を追求する」という目的・動機は何の関係もない。

朝日にとって「政府を追及する」というのは「正義」かもしれないが。仮にそうだとしても「記者の倫理・モラル」と「朝日的正義の追求」とには何の関係もないことは明らかだ。

朝日は特定秘密保護法により、政府の秘密保持の体制はむしろ強化されていると言う。「モリカケ・サクラ」などは、政府内の隠蔽体質を如実に示すものだと強弁する。そして「粘り強い取材で真相に迫り、市民の『知る権利』に応える。メディアの責任の重さを改めてかみしめたい」だそうだ。

これが西山死去の報に際して、朝日が社説で言いたかったことだろう(国民ではなく左翼用語の「市民」を使っていて気持ち悪いが)。しかし余りのご都合主義的な物言いに、おもいっきり笑ってしまった。

朝日は2010年(平成22年)に発生した「尖閣ビデオ流出事件」の時、なんと社説に書いていたか。「仮に非公開の方針に批判的な捜査機関の何者かが流出させたのだとしたら、政府や国会の意思に反することであり、許されない」と書いた。

政府が「秘密」って決めたのだから、その意思に反することは許されないだってさ。 おやおや、偉そうに「市民の知る権利がぁ~!」と言っているのと大違いではないか。なんてことはない、尖閣ビデオ流出事件時は「悪夢の民主党政権」だったからだ。首相は菅直人。

自民党(自公含む)政権には「秘密保持が強化されている! 政府の隠蔽だぁ~!」と批判するが、民主党政権では「政府が秘密って決めたのだから従え」だって?

朝日得意のダブスタにしても、無責任な書き様ではないか。こういうことを恥ずかしいと思わないのが「朝日脳」のすごいところ。朝日の論説委員連中なんて所詮この程度だ。


*「尖閣ビデオ流出事件」
尖閣諸島付近で違法操業していた中国漁船が、取締中の海上保安庁の巡視船に体当たりをし逃亡を企て、それを撮影したビデオが政府の隠蔽にもかかわらず流出した事件。

関連
 「西山太吉、自分のやったことを棚に上げるな!!
 「民主主義の危機?? 笑っちまうアホども


テレ東・バス旅
2月22日にテレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 in 群馬」が放送された(写真はテレ東HPから拝借)。群馬県が舞台とのことなので録画をしていおいた。今ころになってしまったが、やっと観た。3時間近い特番は録画しておいてもなかなか観られない・・・。

ちなみに「録画してまでも観たかった」でもなんでもなく、オレはTVをオンタイムでは観ない人間だということ。自分の生活リズムをTV中心にする必要はまったくないので。TV番組は録画しておいて、自分の空き時間に観ればいいという考え。録画ならCMは飛ばせるし、つまらなかったら早送りもできるし、とっとと観るのを止めることもできし。

TVで太川陽介を見るのはこの「ローカル路線バスシリーズ」しかないが、蛭子能収とやっていた「元祖バス旅」を越えるものはないね。いろいろ派生シリーズはあるけど。対決旅シリーズは太川と相手リーダーのキャラに頼っている感じしかしない。

前置きが長くなったが、今回の「陣取り合戦」の感想。

テレ東HPでは「群馬県内を縦横無尽に移動して陣を取り」とあったが、番組冒頭で「村ボーナス」(2ポイント)があると発表された段階で、両チームとも沼田市を目指すことは容易に想像ができた。

つまりは群馬県といっても、高崎市から渋川市の沿線と前橋市周辺、沼田市周辺しか出てこないんだろうなと思ったらその通り(草津温泉は出てきたが)。さらには2日目の昼過ぎから河合チームが川場村から昭和村に向かうと聞いて、「あっ、これはゴール(高崎観音山)できないな」と。これも思った通り。

結果論を言えば「村ボーナス」で沼田市に誘うのは、番組制作者の「引っかけ」だったかもね。太川は沼田市行きを河合に先行され右往左往していたが、沼田市に行かなくて正解だったことになる(もちろんこれも結果論)。

高崎市や前橋市周辺や観光地へ向かうバス路線くらいしか期待できない中で、少ないバス路線とタクシー(+徒歩)を上手く使ってという番組のコンセプトを考えれば、だいたい予想通りになるのはやむを得ないかな。

群馬県は県民ひとり当たりの自動車保有台数は全国1位(2019年)だということから分かるように、移動手段として自動車がないと生活できない県だ。最近は高齢化が進み、市町村内限定のコミュニティバスも増えたが、市町村をまたぐ路線は少ない(まあ、全国どこも同じようなものかもしれないが)。

個人的にはバス路線など何も知らないし興味もないが、出演者があくせくしながら頑張る姿を見るにつけ、それなりに楽しめたとは言える。でも群馬県内ロケとしては、はっきり言えばあまり新鮮味もなかった。

とは言え番組の楽しみ方は人それぞれで、しかも多くの視聴者は群馬県を「知らない」だろうから、群馬県がロケ地となり全国に紹介されるのは良いことだと思う。


3月の声を聞き、春の陽気を感じる暖かさになってきた。自宅周りでも梅の花がきれいに咲き始めている。

梅の花23.03 (2)
梅の花23.03 (3)
梅の花23.03 (4)
まだ満開というわけではないが、梅の花を見ると「春がきたなぁ」と感じる。梅は500種類以上の品種があるといわれる。写真の梅の種類もよく分からないが、多分「白梅」かな。

梅の花23.03 (1)
大雪23.02.10
一ヶ月前の2月10日は大雪で、梅の木にも雪が積もっていた。見ようによっては上の写真のように白い花が咲いているようにも見えるが。

そう言えば、1月末は「10年に一度の最強寒波」なるフレーズで報じられるほど寒かったことを思い出す。そして2月に入り大雪が降り、3月なると暖かくなり梅の花が咲き誇る。

この時期の一ヶ月は季節も大きく変わる。それにしても季節の移ろいは早いものだ。


朝日新聞は「反原発」を社論にしている。だから今も毎日のようになにがしかの「反原発記事」が載る。2月21日には「『科学的には安全』なのに、反対されるのはなぜ? 高校生が考えた」という記事が載った。署名は福島総局の力丸祥子。

記事は福島県内の女子高生が「福島第一原発の処理水の海洋放出は『科学的には安全』なのに、反対の声があがるのはどうしてだろう。素朴な疑問を出発点に、福島の未来を考え問いかけた」と始まる。

「賛成派は国や東電が伝える科学的な安全や海洋放出することのメリットといった『正しい知識』に基づき、反対派は『正しい知識』を持っていない人と単純化して攻撃している」という。

この「賛成派が反対派を攻撃している」は明らかに力丸の考えなのだが、記事では主語をぼかし(朝日の得意技!)、ネット上での賛成・反対の議論からの帰結のようなニュアンスで書かれている。

しかも議論の帰結なら優劣の問題であるのに、そこに「攻撃」という語句を用いることで、賛成派による反対派への一方的な圧迫・圧力があるように印象操作を行っている。見え透いたセコい手法だ。

そして女子高生は「自分の中にも、これに近い思考回路があったかも」と考え、「対立の要因は、反対する人たちを理解しようという気持ちが足りないからではないか」と考えるようになったという。

記事は無料ではここまでしか読めないのだが、力丸のツイッターで結論らしきものが紹介されている。そこには「なぜ反対しているのかに目を向けて真摯に対応しなければ、本当の心配や不安を解消することができないと考えるようになった」。

なるほどね、実に朝日らしい。ある事象について、どう判断するかは千差万別・十人十色。「いろいろな考えあるので相手を理解しろ」と言われれば、なんとなく尤もらしく聞こえる。でも、これこそ朝日が「科学」を「感情論」にすり替えている証左と言える。

例えとして、「1+1=2」に対し「オレは2だとは思わない」という意見はどうだろうか。これに真摯に対応しなければ問題は解決しないのだろうか。個人的には「処理水問題」はこれに近いと考えている。

算数の問題としては、答えは「2」以外にはあり得ない。しかし原発の何から何までも許せないという人たちからすれば、何をどう説明しても絶対に理解することはない。「1+1=2」は「違う!」「ウソだ!」となる。

「1+1=2ではない!」という意見には閉口するしかない。しかしおそらく多いのは「東電や国の言っていること(濃度や環境・人体への影響など)はウソだ」。つまりは「どこかにウソがあるから、1+1=2は成り立たない」との理屈だろう。実際にSNSなどで見かける。

女子高生が先に書いたように考えるようになったのなら、それはそれで構わない。ただ「1+1=2ではない!」「どこかにウソがあるから1+1=2は成立しない」などの意見に対し、どう真摯に対応すればいいのだろうか? 「1+1=2」が説明しようがないように、「科学的に問題ない」も説明しようがない。

朝日は「誠心誠意、丁寧に説明しろ」と言う。ところが、そんな朝日は処理水の科学的安全性について一切言及しない。朝日の社論である反原発のためには「科学を振りかざすな」(編集委員・佐々木栄輔)と感情論に話をすり替える。「処理済み汚染水」「放射性物質を含んだ処理水」などと表記するのは、その典型と言えるだろう。

つまりは「丁寧に説明しろ」と言う朝日が、実は裏でその不安を「これでもかっ!」って程に煽りまくっているわけだ。本来のメディアの役割は「事実を事実として書く」ことだ。だから処理水も「科学的に安全」なのだから「風評を煽ってはいけない」と書かねばならないのは言うまでもない。

それがまっとうなメディアの責任だろう。

関連
 「朝日新聞は福島復興の邪魔が飯の種
 「朝日新聞は科学よりもイデオロギーと感情優先
 など多数。


2月から日の入り後の西の空に2つの惑星が明るく輝いている。金星と木星だ。木星は徐々に高度を下げ、金星は逆に高度を上げ、3月2日に最も接近した。

金星と木星の接近
3月2日の19時ころの金星(右)と木星(左)。デジカメではこれが限界だが、雰囲気は味わえたと思う。望遠鏡などでは、木星の衛星(エウロパ、ガニメデなど)が木星の左上あたりに見える(らしい)。

この時期の金星はマイナス4等と明るく、「宵の明星」としても知られる。金星は「内惑星」(地球より内側を回っている)のため、明け方の東の空か夕方の西の空でしか見ることができない。

金星は7月くらいまで宵の明星として見られ、その後8月中ころから見えなくなる(太陽と同じ方向に位置するので)。そして8月下旬からは「明けの明星」として、東の空に見えるようになる。

木星は現在マイナス2等程度で見やすい状況だ。木星は地球の外側を回る「外惑星」のため、多くの季節で一晩中見ることができる。夜中に明るく輝いているのは木星と思って、だいたい間違いではない。

ただ、金星と接近した後、木星は暫し見られなくなる。5月になると明け方に見られるようになるが、夜空に明るく輝く姿は7月以降となる。

もうしばらくの間、金星と木星を西の空に見ることができる。位置関係は金星が上で木星が下になる。また、お彼岸のころには、金星に月(細い三日月)が接近する(まだ木星も下の方に見える)。忘れなかったら西の空を見上げてみよう。

関連
 「木星と土星の『グレート・コンジャンクション』
 「木星と土星の『グレート・コンジャンクション』 その2


朝日新聞は中国共産党の機関紙並みの論調で、米国で撃ち落とされた「軍事偵察用気球」を「民生用の可能性が高い」「風の影響でコースをはずれた」と強弁する社説を書いた。
(「朝日新聞『中国さまの言うことは絶対だ!』」参照)

その中で、政府(防衛省)が外国の無人の気球や飛行船が日本の領空に侵入した場合の武器使用の要件を緩和することを決めたことを批判している。「地域の緊張を高めることにもつながりかねない」「駆け足で方針を転換した今回の対応は、いかにも泥縄式だ」と。

そして、(過去の確認時に)河野太郎防衛相(当時)が「安全保障に影響はない」「(気球の針路は)気球に聞いてください」って言ってたじゃないかと書く。あ~ぁ、あの時の河野のバカ発言を朝日に利用されている。

領空侵犯は国家の主権を侵害するものだ。令和元年(2019年)の空自機による緊急発進(スクランブル)回数は947回で、うち中国機によるものは675回と70%を越える(領空侵犯でなくとも)。

また尖閣諸島海域では、平成29年(2017年)中国公船上空において小型無人機らしき物体1機が領空を侵犯する事案も発生している。このように中国のものと見られる無人機の飛来も多く、その対応も急がれている。

このような状況であるにも関わらず、朝日は「どうやって民生用ではない撃墜すべきものと識別するのか。航空自衛隊の戦闘機が対処する際に技術的な困難はないのか。多くの課題は残されたままだ」と。朝日が言いたいことは「中国さまの気球を撃ち落とすなどとんでもない!」ということ。で、言うに事欠いて「日中間の対話を強化しろ」だってさ。相変わらず過ぎて笑いも出ないわ。

日本からは偏西風の影響で中国大陸に気球を飛ばすことはほぼ不可能だが、仮に民生用(気象観測用とか)の気球を飛ばして、中国軍に撃ち落とされたとしたら朝日は何と書くだろう?

以下勝手な推定をすれば、「民生用であっても領空侵犯したのだから撃ち落とされて当然だ。他国領空に気球を飛ばすことなどあってはならない。領空侵犯は有事に発展することもあると心得よ」とか書くんだろうな。


中国の偵察用気球と見られるものが、米国本土の機密施設の上空付近を飛んでいるのが確認されたことから、米国は当該気球を撃墜した(現在までに4機)。

中国は自国のものであることを認めた上で「気象研究に使用される民間のものだ」「意図せず米領空に入った」などとの声明を発表していた。まあ普通に考えれば、中国の言い分はあてにならない。誰が信じるだろうか。

中国気球 (1)
米国側の発表や複数の報道に寄れば、「気球は通信の発信地を特定できるとみられる複数のアンテナのほか、情報収集のセンサーに必要な電力を供給する太陽光パネルを搭載」「明らかに情報監視のためで、気象観測気球の装置とは矛盾する」という。

中国気球 (2)
さらには「方向舵とプロペラが装着されており、飛行経路も自然な風の流れには沿っていない」。確かに、都合良く米軍機密施設付近を飛んでいるのが分かる。

ところがこういう事実には目をつむり、中国の言い分を無条件に受け入れる日本のメディアがある。そう朝日新聞だ。

朝日は2月18日の社説「気球への対処 慎重要する『撃墜』判断」で、「米軍が撃墜した四つの飛行物体のうち三つは民生用の可能性が高い」「最初に撃ち落とした中国の気球も、風の影響でコースをはずれ、米本土に達した可能性が指摘される」と、中国さまの言い分をなぞっている。

「民生用の可能性が高い」って何を根拠に言ってるんだ。「(風の影響の)可能性が指摘される」って誰が指摘してるの? そう言っているヤツの名前が聞きたいわ。

そして朝日は「その目的や性格を見極めることは簡単ではない」と。そりゃそうだ、中国が「軍事偵察用」だと認めない限り確定はしない。しかし中国が認めないからと言って、これだけの状況証拠を無視するわけには行かないだろう。普通に判断すれば、気球は「軍事偵察用」だと言うこと。

朝日は中国が相手となると途端に「中国さまぁ~!」論調になる。相変わらずバカな連中だ。これが日本に関することだと「~なら問題だ」「~だとすれば問題だ」と、勝手な仮定前提で批判しまくるのに。

朝日は中国共産党の機関紙「人民日報」なみに中国のプロパガンダを垂れ流しているということ。まあ昔からそんなことは分かっていることだけれども。それにしても、本当にクズ紙だな。


2月24日に藤岡ゴルフクラブに行ってきた。

藤岡GC
1月末に初打ちを予定していたのだが、「10年に一度の最強寒波」と重なってしまい、さすがに最低温度-6℃・最高温度2℃という日にゴルフをやる元気はなく、残念ながら中止にした。今回やっと2023年の初打ちとなった。

ラッキーなことに朝の冷え込みも緩く、この時期にしては暖かい陽気に恵まれた。また曇天(時折薄日がさす程度)ではあったが風もほぼなく、ゴルフ日和となった。

Kさん
Aさん
Kさん、Aさんと3人で楽しくラウンド。

相変わらず練習もせず、しかも久し振りのゴルフではあったが、1日を通してドライバーが絶好調。ところが、2打目以降のFW・UT・アイアンはほぼ当たらず。特に前半はダメだった(後半は何とか少しは当たるようになったが)。

それでも、スコアは80台だったの大満足だ。でも不思議なことに、2打目以降の当たりが悪かった前半の方が良いスコアが出るのだから、ゴルフは難しいと言うか面白いと言うか。


たくあん
白菜
たくあんなど
Kさんから自家製の「たくあん」、「白菜の漬物」、「黒豆の煮物」をいただいた。さっそく当日から美味しく食べさせてもらった。

Kさん、ありがとうございました。


竹島の日
2月22日は島根県が制定した「竹島の日」だ。 韓国に実効支配されているが、れっきとした日本固有の領土であることは明白だ。日本領であることを国民一人ひとりが強く認識することが大切である。

日本政府も閣議決定や国会での議決を進め、日本国として「竹島の日」とすべきである。

竹島の古地図
これは享保9年(1724年)の「竹嶋之図」(鳥取県立博物館所蔵)。

現在の竹島はかつて「松島」と呼ばれ、逆に鬱陵島が「竹島」や「磯竹島」と呼ばれていたが、日本が「竹島」と「松島」の存在を古くから認知していたことは、各種の地図や文献からも確認されている。

それにしても、自国領土が不法に占拠されているにもかかわらず、「島を譲ってしまったら、と夢想する」などとコラムに書くような人間が論説主幹・主筆をやっていたクズ紙がある。まあ、朝日新聞だけどね。

この元クズ主筆はコラム内で「島を譲ってしまったら、と夢想する」以外にも、「日本が自国領と主張する島」「韓国が強行した竹島占拠は、植民地解放の象徴」「島を取り返せる見込みはない」「価値が乏しい無人島だ」などの暴言を書き立てた。

朝日は現在までに、このコラム内容を否定する記事を書いていない。こんなクズ紙が現在も日本に存在していることは許されない。

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