朝日新聞が「対韓輸出管理強化」「徴用工問題」で、また戯言を言っている。7月2日の社説「対韓輸出規制 『徴用工』解決へ行動を」。まったくどこの国の新聞なんだか。相変わらず過ぎて笑ってしまう。

朝日は「輸出管理強化」を意図的に「輸出規制」と書く。こういう事実を曲げ自らの思惑で書くのは、報道機関として失格である。社説という新聞社の「主張」を書く場としても、事実に基づかない「主張」は「妄想」でしかない。

「日本側が指摘した貿易管理制度の問題点について韓国側は変更を施した」と書くけど、そんな話は聞いたことがない。朝日ですら具体的内容を報道してないではないか。

まさか、韓国大統領府が4月28日に発した「日本が輸出規制を行う中、日本側の指摘を韓国政府はすべて解消した」のを、中身も確認せず「変更を実施した」と書いたのではあるまいな。東京新聞ですら「(韓国は)指摘を受け入れ改善したとして」(6月4日)と、韓国は言っている程度にしか書いてないのに。

韓国の言い分に日本側は反応を示していない事実から、日本側が受け入れてないのは明らかだ。経産省に取材すればすぐに分かること。韓国側の言い分を無条件に受け入れて社説を書くほど、朝日の論説委員連中は韓国を信用しているんだろうが。

朝日は韓国側の対応も批判はしているが、いつもの「日韓どっちもどっち論」。どうすれば「輸出管理強化」「徴用工問題」でそうなるのか? そして、お決まりの「話し合え」。

特に「徴用工」に関しては解決済みで、しかも現在は韓国の国内問題である。それなのに「歴史問題に謙虚に向き合え」とかよく言えるわ。それに「徴用工」ではなく「出稼ぎ労働者」だし。

「輸出管理強化」は安全保障上の問題、「徴用工」は韓国の国内問題。この事実を踏まえないで、日本側に「輸出規制をただちに撤回すべきである」「歴史問題に謙虚に向き合え」とは、呆れるしかない戯言だ。

文在寅が反日を国内統制にあからさまに使っていることを朝日は書かない。「慰安婦問題」の合意破棄にしてもそうだが、なぜ日本が文の人気取りに付き合わなければいけないのか。

まったくバカな新聞だ。いや、新聞ではなかった。プロパガンダ紙だったな。