朝日新聞デジタルが有料記事を無料公開しているので、いろいろ読んでみた。感想は「お前らは蓮舫かっ!」と叫びたくなるほどの、ひどい記事のオンパレード。まあ、よくもここまで揚げ足取りや切り取りばかりできるなって感じ。

自分らは「『武漢ウイルス』『中国ウイルス』と呼ぶな」とか「中国人を排除するな」とか、どうでもいいことを一生懸命書いているのに、政府(安倍首相)がやることには何でも難癖をつける。本当に「いちゃもん蓮舫」を地で行く報道ばかり。
(「蓮舫ってただのイチャモン屋でしかない」参照)

こんな紙面を見ていると、どうやら朝日は「コアな読者」の維持最優先の方針に徹しているようだ。

朝日の公称販売部数は約500万部といわれるが、実際は400万部を割り込み370万部ともいわれる。実際はどうあれ、今も日に日に減少していることは事実である。

新聞読者にはその新聞でなければならない「コアな読者」ばかりではない。雰囲気やイメージで購読していたり、永年とっているからという理由の読者も多い。この緩やかな読者層が多いほど多くの部数を維持できる。

また、新聞はストレートニュース(事実報道)以外の調査報道的なもので各紙独自の色を付けることが多いが、朝日はストレートニュースにまで色を付ける。これを朝日は「角度をつける」と呼んでいる。

昔はいくら「角度」を付けても読者にバレることは、そうはなかった。だから朝日は平気で「捏造・ウソ記事」を連発した。慰安婦報道やサンゴ事件のようにバレたのは、運が悪かった程度にしか考えていなかったのが朝日。

しかしネットの普及などで、朝日の「捏造・ウソ記事」だけでなく、「角度」が異常だということにも多くの読者が気づき始めている。これが販売部数減少の大きな理由だ。

ここで「角度」を緩めて常識的な紙面にすれば、緩やかな読者層を維持できるかもしれないが、コアな読者層が離れる可能性がある。逆に「角度」強めて極左の機関紙なみの紙面にすればコアな読者層は喜ぶが、緩やかな読者層は離れるだろう。

朝日の選んだ道は、より「角度」をつけてコアな読者層を維持して、最低限の部数が維持できればよいと考えたと思われる。そうでなければ蓮舫なみの低レベルな「批判のための批判」紙面にはならないはずだ。特に新型コロナを扱った社説、各種記事のレベルの低さには呆れるばかりだからだ。

朝日の新聞事業は赤字に転落している。しかし朝日は多種多様な事業を行っており、特に不動産事業で大儲けしている。そのため新聞は最低限の部数が維持できればいいと考えているのだろう。なんたって「出会い系」までやってるからね(決して出会い系ビジネスが悪いと言っているわけではないけど)。

しかし新聞社が新聞事業で生き残れないなら、潔く廃刊にしろと言いたい。