12月10日の報道ステーションで、世耕弘成自民党参院幹事長の会見発言を切り貼りし、印象操作報道を行った。

世耕参院幹事長は定例会見で、「総理は十分説明した」と発言。また、会見終了後、今年最後の会見の可能性があるので「良いお年を」とも発言。この2つの発言をつなぎ合わせ、桜を見る会と絡めて、「問題を年越しさせようとしている」かのように編集・報道。明らかな印象操作。

世耕参院幹事長がツイッターで抗議のツイートをすると、テレ朝報道局長が世耕氏を訪ね謝罪。当日の放送で何らかの対応をすると約束したという。

テレ朝の悪質なつなぎ合わせ編集、悪意ある偏向報道などいつものこと。大物議員に抗議されたらすぐに謝るなら、悪質な偏向報道をしなければいいだけのこと。惨めなTV局だ。

だいたい、テレ朝は首相主催の「桜を見る会」問題を連日報道。それも極端に偏向いていた。ところが、コメンテーターの後藤謙次がジャパンライフ主催の懇親会に毎月参加していたことがバレると、途端に報道しなくなるという姑息さ。

テレ朝広報部は「(後藤氏の)今後については、番組制作上のことでありますので、お答えを控えます」と回答しているが、その答えは「番組内で触れない」ということらしい(苦笑)。

で、世耕氏の抗議を受けての12月11日の報道ステーション。当然、冒頭で謝罪があるのかと思ったら、番組半ばで「説明が丁寧でなかった」「誤解を招く表現だった」で終わり。

これで済むなら何でもありだな。ウソ・捏造を放送しても、こんな言い訳で許されることになってしまう。なぜこんな編集にしたのか? 意図は何だったのか? などスルーできると思っているところが、傲慢な偏向マスコミの実態をよく表わしている。最低でも原因と再発防止は必要だろうが。

11月29日の「朝まで生テレビ」で田原総一朗が、自民党・下村博文衆院議員に関して「ベネッセが下村議員に二千数百万円の献金をしている」とのデマを発言。これもツイッターとHPで「お詫びします」の一言で済ませたくらいだから。今回の件も然もありなんかな。

意図的に悪意ある編集をして印象操作する。それも「誤解を招く表現があった」で済ませる。もう停波しかないな。