朝日新聞が桜田前五輪相が辞任したことを安倍首相の責任問題として批判している(4月12日社説「桜田大臣辞任 守り続けた責任は重い」)。

でも、ここで書くのは朝日の桜田前五輪相や安倍首相への批判の是非ではなく、福島などへの風評被害に関して。

朝日は桜田前五輪相の辞任のきっかけとなった発言を「復興への努力に水をさす発言に怒りを禁じ得ない」と書く。でも朝日新聞が率先して福島への風評被害をまき散らして置いて何を言ってるんだと思う。(桜田前五輪相の発言を許容しているわけではないの誤解のないように)

朝日は原発事故を風化させてはならいという使命感からか、事実とは言えない内容(反原発派の妄想の類いまで)を垂れ流してきた。何々の「可能性がある」とか「指摘がある」などとの表現で、科学的証明のない内容や特定の人たち(組織)の言い分を一方的に垂れ流してきた。いや進行形で「垂れ流している」。

特に酷いのが、個人の資格でやっている(という前提)ツイッターでの記者連中のツイート。その中でも、3年前に田井中雅人がウソを拡散し風評被害を広めたのは悪質だった。

「原発事故による放射能の降り注ぐ下に生活をしていた事実」「首都圏の飲料水が汚染される(可能性も)」とか、酷いものだった。このように自分で風評被害をまき散らして置いて、「風評被害対策を一生懸命にやると、被害は風化する。客観的な機能としては、被害を訴えにくくするという役割を果たしている」とまで。

風評被害対策と事故の風化防止は両方やればいいことだ。田井中が風化防止の方が重要だと考えているからといって、ウソ・妄想によって風評被害を拡大させていいことにはまったくならないのは言うまでもない。

朝日新聞も何かと紙面で風評被害のことを書くが、その裏で記者が風評被害を広めている事実。こんな朝日新聞が「復興への努力に水をさす発言に怒りを禁じ得ない」とか言う。どの口が言ってるんだ! と思う。

結局は、朝日が風化防止を目的としてデマも含め煽る。読者や見聞きした人が不安になり風評被害が広がる。さらに朝日が煽る。風評被害が拡大する。これの無限ループだ。

朝日が潰れるまで決して終わらない。だから早く潰れてもらおう!