令和6年(2024年)度上期をめどに、紙幣を刷新することが発表された。

新紙幣
気になる肖像になる人物は、1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎。同様に裏面は、1万円は東京駅(丸の内駅舎)、5千円札は藤の花、千円札は富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)。

「日本資本主義の父」「女子英学塾(津田塾大)創立」「近代日本医学の父」と、日本の近代化・女性活躍・科学技術の発展などに貢献した人物で、お札の肖像画に相応しい面々だ。

偽造防止対策の最先端技術が採用されるようで、見る角度によって肖像画の3D画像の向きが変わって見えるホログラムを、世界で初めて紙幣に導入する。また、光に透かすと模様が浮かび上がる「すき入れ(すかし)」ついても、従来より高精細な模様を導入するという。

2千札は流通枚数が少ないため刷新されない。2千円札は5年くらい前に偶然手に入ったときにマジマジ見たのが最後。すぐに使っちゃったけどね。

ただ、ネットでは額面数字が「ダサい」という声がある。表裏とも数字が従来より大きく、フォントがゴシック体で単調との意見だ。確かに現在の紙幣と比べると、のっぺらした額面数字がポンって飛び込んでくる。まあ、実際に使い始めれば、すぐに慣れて違和感もなくなると思うけどね。

ところで、新1万円札の渋沢栄一は埼玉県深谷市出身で、深谷市には生家や記念館がある。うちからそう遠くないので、行ってみようかな。