朝日新聞は今日も平常運転。1月11日の社説「徴用工問題 日韓で克服する努力を」は、そう思わざるを得ない内容だった。韓国大法院が日本企業に賠償を命じた「徴用工問題」。本当は徴用工ではなく、出稼ぎ労働者問題だけど。まあ、それは一時置くとして。

韓国・文大統領が年頭の会見で「韓日両国が真剣に知恵をしぼらねばならない」と発言したことを受け、「両国が心を落ち着かせて考える時である」などと韓国に追従する。バカもいいところだ。

昭和40年(1965年)の日韓基本条約、請求権協定ですべて解決済み。落ち着いて考えても、これ以上でも以下でもない。朝日がどうにか韓国を擁護したいと考えても、それは無理な話だ。

「双方が歩み寄らねばならないのは当然だ」としか韓国を擁護できない朝日は、日本批判を始める。政府が請求権協定に基づく政府間協議を韓国政府に要請したことを、将来的な「第三国を交えた仲裁委や国際裁判」に持ち込む姿勢は「感情的なしこりが残る」「二国間での合意をあきらめるべきではない」。

最近のレーダー照射問題もそうだ。どう考えても韓国の悪質な行為であるのに「お互いが歩み寄れ」と言う。それしか言えない朝日も、本当は無理筋だと分かっているはずだけど。

もし朝日が真の日韓友好・親善を望むなら、こんなアホなことを言ってはいけない。韓国の異常さをきちんと指摘すべきだ。どんなに非常識で非礼なことをしても、日本の左派が擁護してくれる(守ってくれる)。これこそ、韓国がここまでつけ上がった一番の理由だろう。

朝日の論説委員連中は、何かというと約束を破り非常識な行為を繰り返す隣人に、いつも「いいよ、いいよ」と曖昧にすることが、「親友」になる最善の方法とでも考えているのか。そんな見かけ上の友人を信用できるのか。

朝日は日本卑下に韓国を長年利用してきた。それは結果的に日韓が友好関係を築くことを妨げてきた。もし朝日が真の日韓友好を望むなら、韓国に毅然とした態度を取ることではないのか? 日本に甘えるな! と言うことではないのか?

まあ、朝日には無理かな。日韓友好より日本卑下の方が朝日にとっては重要なことだからね。日韓にもめ事があった方が朝日にとってはいいわけだ。「日本が悪い!」と言ってれば、いい気分でいられる連中だから。

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