元日の社説は各紙の1年の方針を表明するようなものだろう。これを考えると、朝日新聞は今年も反安倍で「捏造」も辞さない覚悟を表明した言える。1月1日の社説「政治改革30年の先に 権力のありかを問い直す」は、まさにそんな内容だった。都合良く事実関係をねじ曲げ、意図的に事実を隠す内容は朝日新聞のご都合主義を見事に表していた。

30年前に熱にうかされたように「政治改革」を叫んでいたのは朝日新聞。「政治改革」と称する「選挙制度改革」を絶賛していたのも朝日新聞。そんな朝日新聞が30年経った今、自らの言説を無かったかのごとく他人事のような物言いをする。さらには有権者(国民)にも責任があるかのような物言いまで。

まあ「普通の国民」からは一切信用されていない朝日新聞は、元々この程度なんだけど。でも看過できないことがいくつか。

まず、安倍首相の解散戦略が「改革の眼目の一つだったマニフェスト選挙を台無しにした」。これ明らかな間違いだ。マニフェストを潰したのは旧民主党だ。出来もしないことを「バラ色の未来」が待っているがごとく書きまくった挙げ句、何も出来なかった旧民主党政権。これがすべてである。その証拠に、旧民主党・民進党はその後まともなマニフェストを出していないではないか。

次に憲法53条の国会招集に関する件では、「憲法改正によらずとも、法改正で可能ではないか」だって。安保法制を憲法違反と気が狂ったかのように、ウソまで交えて批判していた朝日新聞。今度は憲法改正なしにOKだってさ。ご都合主義もいい加減にしろだ。

今年も安定の朝日新聞。日本の明るい未来のためには、朝日新聞の言うことと反対に進んで行けばすべてOK。だって朝日新聞の根源は中国さまのためにあるからね。