10月11日に豊洲市場が開場した。人気取りに精を出した無能な都知事のせいで約2年遅れとなった。まあ、それはさて置き。

当日は開場の様子を各マスコミが伝えていた。偶然観たニュース番組(TBSとテレ朝)では、共通して初日の「トラブル」を報じていた。

両局とも「トラブル続出」みたいな(正確には覚えていないが)テロップを出していた。それは「ターレから出火」「ターレに挟まれケガ」「渋滞」の3つがメインだった。

この中で「渋滞」に関しては、開場前から心配されていたことだ。現在は駐車区画の絶対数が足りず、路駐している車やバイクが多かったことなどが原因だ。これは豊洲大橋が開通する11月までは続く模様である。

豊洲渋滞源?
そんな中、平然と路駐し1車線塞いでいるマスコミの中継車の様子がツイッターのTLで流れてきた。事前に「渋滞」が予想されていた中、堂々と路駐し交通の流れを妨げるマスコミの神経は図太すぎるのでは?

放送するためには「当然のこと」とでも考えているのか? もう少し小回りが効く中継体制にすることはできなかったのか? そうでなくとも、慣れない市場の初日だ。いろいろ混乱も起こることは容易に予想できる。それなのに、堂々と当然の如く路駐するマスコミ。

過去にも、被災地での傲慢な振る舞いが批判されてきたマスコミ。そういうことから何か反省することはないのかと思う。

もちろん、写真の中継車の路駐がすべての渋滞の原因だと言うつもりはない。しかし1車線をもろに塞いでいる様子は、少なからず渋滞の元を作ったことは否定できまい。

マスコミはもう少し謙虚になるべきだ。