カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が成立した。それを受け、朝日新聞が社説で大反対論を載せている。7月21日「カジノ法成立 賭博大国への危うい道」。

別に朝日新聞がカジノ解禁に反対でも何でもいいんだけど、パチンコを推奨しておいて何を言ってるんだ! しかない。地域のパチンコ店を「常連客の社交の場」などと言ってる朝日新聞が「賭博大国」とか言っている。それに、相変わらず「カジノ法」などとレッテルを貼り、印象操作をする姑息さ。

「ギャンブル依存症がぁ~!」とかほざく前に、パチンコをどう考えているんだ。反対の「は」の字も、規制の「き」の字も書いたことがないではないか。

街のパチンコ店は減ってきてるとは言え、まだ全国に約1万店もある。その市場規模は約23兆円以上(レジャー白書2016)。アメリカ全体のカジノ規模が約7.7兆円(2015年)なのに対し、パチンコだけでその3倍もの規模だ。

さらには、幼い子どもを車中に残しパチンコに興じている間に子どもが熱中症で亡くなる悲劇は、何度も繰り返されてきた。また、借金・暴力・強盗等の凶暴犯の原因がパチンコ依存症の場合も多いのは周知の事実。

「週3回、28日間で10回の入場制限だけ。それだけ賭場にいれば依存症に陥る恐れが十分あると、多くの専門家が指摘する」とか書くが、入場料が6000円だとは書かない。入場無料で至る所にあるパチンコ店はどうなの?

カジノに反対するのならパチンコ規制に言及しないとおかしい。それなのにパチンコを「常連客の社交の場」などと書く。実にバカで分かりやすい新聞だ。

もちろん、カジノ解禁で依存症に陥る人が出ないとは言わない。でも、依存症を減らそうとしたら、パチンコ規制が最優先なのは論を待たないだろう。

朝日新聞はパチンコを推奨
記事にこんな写真をつけてパチンコ熱を煽っておいて、カジノ解禁で「依存症が増える」「賭博大国」もないものだ。

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