インターネットを始めとする新しい情報媒体の普及・浸透に伴い、従来情報を独占してきた新聞・TV・ラジオなどの「オールドメディア」は大きな転換期を迎えている。

端的な例は記者クラブ制だ。「オールドメディア」は、ここを通して独占した情報を自分たちの都合のいいように加工(編集)して公開していた。ある意味、一般人はその「オールドメディア」の思想に「洗脳」されてきたとも言える。

ところが、現在は一般人でもインターネット(SNSなど)で一次情報に直接触れることができるようになってきた。そして、それを拡散することもできる。こうなると「オールドメディア」の、ある意図を持った情報の信用性はガタ落ちになる。

こういう現状をまだ理解できていない「オールドメディア」関係者は、新聞・TVで無様な姿をさらしている。いい例が朝日新聞・毎日新聞やTBS・テレ朝などの偏向メディアだ。先の新潟県知事選でもテレ朝の報ステでコメンテーターをやっている後藤謙次がバカなことを言っていた。

後藤は選挙前「(新潟県知事選の)選挙結果が国政にも影響を与える。リトマス試験紙になる。安倍政権の信任の意味を持つ」(5月24日)としたり顔で言っていたのに、いざ結果が出ると「与党は勝ってない、負けなかっただけ」「原発問題が争点隠しに遇い、雇用や福祉が争点になった」(6月11日)とか言い出した。

後藤の言い分によれば「安倍政権は信任された」にしかならないが、後藤は絶対にそう言わない。屁理屈を捏ね繰り回す(実際に安倍政権が信任されたと考えるかは別問題だが)。

たった2週間前の発言ではあるが、「オールドメディ」から聞きっぱなしで情報を入手した人は今回の後藤の発言を上書きしてしまうだろう。つまり以前の発言は、頭の中から消え去ってしまう。ところがネットを見れば、5月24日の発言も今回(6月11日)の発言も拡散されている。すぐにタブスタのバカ発言だというのがばれる。

偉そうなことを言いながら、自分の発言が間違っていてもそれを認めず、屁理屈でごまかそうとする。あくまで後藤の件は一例で、朝日新聞・毎日新聞、TBS・テレ朝では日常茶飯事だ。特に選挙報道では当たり前になっている。

これを「オールドメディア」だからと取るか「偏向メディア」だからだと取るかは微妙なところはあるが。現実は一部のメディアは「オールドメディア」=「偏向メディア」になっているので。

「オールドメディア」の関係者は、「情報は自分たちのもので、それを自分たちの都合に合わせて発信する」という古いモデルが崩壊したことを知るべきだ。そんなモデルが通用した時代は終わりを告げつつある。いや、もう終わっている。

「オールドメディア」の皆さん。「事実を事実して報道する」「事実を隠さない」「事実に基づき論評する」。たったこれだけのことでいいんだよ。