朝日新聞のお笑い社説。5月31日の社説「党首討論 安倍論法もうんざりだ」は、朝日新聞の自己紹介を兼ねているような内容だ。

「問に正面から答えず、一方的に自説を述べる。論点をすり替え、時間を空費させる」って、自分たちのことでは? と突っ込みを入れたくなる。もう、お笑いの域に達してしまった感がある。

朝日新聞が言いたいことを言うのはいいけど、自分たちの過去の行いを忘れてしまうのはダメだろう。だからご都合主義だ、タブスタだ、ブーメランだとか言われる。蓮舫を始めとした旧民進党議員の無様な姿を散々見てきただろうに。お仲間同士、心も通じ合っているのね。

朝日新聞の言い分(論調)なんてどうでもいいんだけど、「普通」の国民がどう思っているかくらいは、考えた方がいいのに。

また、朝日新聞は社説の中で「1年半ぶりにようやく開かれた党首討論」とか「一昨年末以来、一度も開かれていなかったこと自体にも問題がある」とか書いているが、党首討論を忌避してきたのは野党ではないか。それも一推しの立憲民主党だ。

今回の党首討論だって、革マル枝野は「予算委員会」での集中審議の方がいいって駄々をこねていたんだけど。予算委員会などの委員会審議なら野党は「言いっ放し」ですむから。好き勝手なことを言って「疑惑は深まった」でいいんだから楽なわけだ。

そもそも突っ込んだ議論をする気が野党にないのだから、首相だけを非難するのは筋違いというもの。

さらに時間が短いというけど、勝手に分裂したのは野党だろうが。時間がどうこう言うなら、野党間での調整すればいいだけ。本当に野党が「議論」する気があるなら、時間を長くしたっていいけど。でも以前の蓮舫の時のような、余りにも未熟な討論なら時間の無駄だし、逆に党勢に響くと心配してしまう。

まあ、朝日新聞が何を言おうがどうでもいいのだが、「普通」の国民から「なんでやねん!」と突っ込まれるような、お寒いお笑い社説はやめた方がいいと思うぞ。