朝日新聞の「社説余滴」というコラムに、科学社説担当の肩書きが付いた村山知博(論説委員だと思う)が「原発とハインリッヒの法則」という駄文を書いていた。

「科学」社説担当などというから、きちっと技術やデータに基づいて述べているのかと期待して読んだら、ただの朝日新聞的感情論だった。

村山の言いたいことは、「再稼働中の原発について、いずれも深刻なものではないたがトラブルが発生している。『ハインリッヒの法則』を思うと不安になる」。何てことはない「原発は心配だ」だけ(苦笑)。

ご存じの通りハインリッヒの法則とは「労働災害における経験則で、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」というもの。

当然のことながら、いかに異常を無視せず、軽微な事故を安易に考えず、対策・再発防止策を構築するかが問われる。もちろん、異常を減らすことも重要だけど。原発に関しては、ことさらに何でもかんでも「ZERO Defect」を求める風潮があるが、科学的(技術やテータ)に判断するべきだと思う。

それに、朝日新聞は民間企業をバカにしてもらっては困る。東電を始めとした電力会社のみならず、特に日本の製造業の再発防止に掛ける労力はハンパではない。異常や事故の未然防止に掛ける労力もそうだ。

朝日新聞のように誤報を認めず、バレなきゃいいんだというような組織と同じにしてもらっては困る。また、仮に認めたとしても通り一遍の「お詫びして訂正します」と一言言ってお終いのような組織と一緒にしないでくれ。

あれだけ「誤報」「印象操作」「ウソ・捏造」を繰り返して何ら恥じない朝日新聞。自社のことは棚に上げ、他社の不祥事をことさら責める朝日新聞。自社が責められると、言論封鎖の愚挙に出る朝日新聞。

村山は経験的に、こういう自社の「異常」も「軽微な事故」も気にしもしない、つまりは「事実確認」もしない「間違いを認めない」「ウソもつくし捏造もする」という社風から、他企業も同程度と思っているのかもしれないが、とんでもないことだ。

「科学」担当と言うなら、もう少し技術やデータからものを言えと言いたい。結局、感情論でしか物を語れないヤツが、ただただ不安を煽っているということ。

そう言えば、先輩の竹内敬二(元朝日)もウソ記事ばかり書いていたな。特に福島第一原発事故時の「ガス放出弁」に関するウソ記事は、根っからの「日本嫌い」を剥き出しにしたものだった。

村山の感情論記事と竹内のウソ記事。どっちもどっちかな(苦笑)。