群馬県立公園「群馬の森」の朝鮮人追悼碑をめぐる訴訟について感想を書いたが(「群馬の森の朝鮮人追悼碑問題」)、それを報じた地元紙・上毛新聞の記事があまりにも内容がなく、新聞としてのレベルの低さが見て取れる。

特にひどいのは、報道部・関口健太郎記者が書いた「解説」。解説でも何でもなく、判決内容をなぞっただけの代物。よく「解説」などと名付けたものだ。

判決内容以外の言及は自身の感想(約40文字)とありきたりの「県民の理解を得られるよう云々」の約40文字。判決(文)から何が読みとれるのかみたいなものは一切なし!

よく恥ずかしげもなく署名入りで書いたもんだ。まあ、日頃の紙面はほとんどが共同通信の配信記事で、群馬県ネタをほのぼの書くだけの新聞だから、記者のレベルが低いのもしょうがないんだけど(苦笑)。

地方紙にありがちな共同通信の左翼記事ばかり目にするから、記者連中が左側に流れるのは多少致し方ない面もあるが、今回のは記者の能力自体がないことを見事に証明した形だ。

最近、いろんな記事に「記者の視点」(だったかな?)みたいなのを付けだしているんだけど、これも呆れるほど内容がなく「小学生の感想文?」と思われるものばかり。しかも、それを顔写真付きで載せてるんだから、何を考えているんだか・・・。

こんな新聞に毎月3000円以上払っているのは、本当にバカらしいことなんだけど、お悔やみ欄だけは県内一なのでしょうがないんだよな。