クロスカントリー15kmフリーに出場したメキシコのヘルマン・マドラソは完走最下位に終わった。

ヘルマン・マドラソ
優勝したスイス選手から約25分遅れでゴールすると、メキシコ国旗が手渡され、114位でゴールしたトンガの裸の旗手・タウファトファと111位のモロッコ・アジマニに肩車され祝福された。

43歳のマドラソは、1年前までスキー板を履いたこともなかった、ある意味「超初心者」。

鍛え抜いたアスリートが最高の技術を競い合う反面、冬季五輪に馴染みのない国々の選手が、頑張っている姿を見られるのも、どちらも五輪の良いところだと思う。