北方領土の日
2月7は「北方領土の日」だ。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島をソ連・ロシアが不法占拠して以来、すでに73年が経過した。現状を日本国民一人ひとりが強く認識し、返還要求の力として行く必要がある。

北方領土
4島一括返還、2島先行返還など、いろいろな考えがあるかと思うが、日本固有の領土であることを忘れてはいけない。

ただ残念なことではあるが、「北方領土の日」があまり周知されているとは言えない面もある。マスコミがもう少し役に立てば、広く知らしめることができるのにと歯がゆい思いだ。

各新聞の2月8日までの扱いは、
産経 社説、北方領土返還要求大会での安倍首相の言葉など多数
毎日 社説と根室での住民大会の模様
読売 社説なし、元島民の想いなど
朝日 社説なし、元島民の証言集が重版されたという記事のみ
(各紙ともWeb版の調査)

江崎沖縄北方相の「言い間違え」は全紙報じているのに、肝心の北方領土に関する記事はお寒い限りだ。産経、毎日は社説で論じている(内容は別にして)が、読売、朝日はなし。特に朝日は「北方領土の日」自体を無視しているのでは? とも思えるほどだ。

もっと酷いのがTV。もちろん、各TV局のすべてを観ているわけではないが、北朝鮮の「美女軍団」がどうの、貴乃花親方がどうのばかり。もちろん五輪も国民の興味ある対象だろうが、日本選手の状況など出てくるわけでもなし。もちろん、韓国の異常さも出てこないが(苦笑)。

新聞やTVの報道が信用を堕としている理由がよく分かるというものだ。