昨年の「THE MANZAI」で、ウーマンラッシュアワーが政治ネタをやったことで、一部その筋から村本が絶賛を浴びている。

それはそれで別にかまわないのだが、どうも村本のことをまったく知ら知らないにもかかわらず、時流に乗っかろうとしたアホな政党党首がいる。共産党の志位だ。

志位はツイッターで
「『ウーマンラッシュアワー』は凄い才能だ。沖縄が抱えている問題は辺野古基地問題。その他には高江ヘリパット問題、米軍に思いやりをもつ前に沖縄に思いやりを持て。速射砲のように繰り出される政治風刺。笑いこそ、政治風刺の最高の武器だ。日本にもっと笑いを。もっと風刺を!」
だそうだ。

志位はウーマンラッシュアワーの漫才(もどき)を観たのか? 個人的には、ウーマンラッシュアワーの漫才は面白くなかった。政治ネタをやるのはいいが、それを風刺にもお笑いにもできていなかったからだ。だから何? でお終い。

沖縄問題でも何でもいいけど、それを「笑い」に変えられなかったら評論でしかない(現実は評論にもなってなかったけど)。お笑い番組でやることではない。別の番組でやればってこと。

その別の番組が、元旦の「朝生」だったみたい。村本は、そこで小学生並の発言を連発したようだ。「日本は非武装中立に」「日本が侵略されたら降参する」「尖閣は取られてもいい」「沖縄は中国からとったんでしょ」等々。

別に村本の持論ならいいけど、どうやら付け焼き刃の知識で発言したらしい。批判を受けて、今頃になっていろいろ言い訳しており、まったく見苦しい限りだ。

その程度の村本を、知らないくせに「大絶賛」してしまった志位。村本と同じように恥ずかしい思いをしているのはこいつだろう。

民進党のダメさ加減に助けられ、共産党に批判票が流れ選挙で少し議席を伸ばしていたが、昨年の衆院選では立憲民主に批判票は流れ、埋没した共産党。これから先も展望はない。そんな焦りから?

共産党に庶民性など求められていないだろう。ガチガチの党員とそのシンパだけでいいだろう。変に媚びない方がいいと思うぞ。

志位の発言として「ピコ太郎って知らないけど、どういう人?」というのが伝わっているが、共産党はそれでいいんだよ。

マルクス、エンゲルスの「共産党宣言」を小脇に抱え、エリート意識を漂わせながら、したり顔で非現実的なことを言ってればいいんだよ。芸人なんか知らなくてもいいの。それが共産党であり、志位くんなんだから。