2017年の「ユーキャン 新語・流行語大賞」の年間大賞に、「忖度」と「インスタ映え」が選ばれた。ある意味、どっちも予想通りだった。

「忖度」と「共謀罪」を選びたいけど、露骨すぎるので「インスタ映え」を入れるだろうと思っていたらその通り(苦笑)。

しかし、「忖度」を選んだ説明の酷さは何? 驚きだ。ちょっと長いが、
「二大忖度疑惑、モリカケ問題に世間の批判が集まった。総理のご意向と書かれた文書は私的なメモであって行政文書ではないと言う。それでは行政文書で違うことを示せば良いのだが、それがでないのはなぜなのか?
過程が見えず責任の所在があやふやな忖度政治は歴史を見ても独裁政治と相性が良い。集団的自衛権の行使が可能となり、憲法改正論議が選挙の争点となる中、忖度という言葉は行政には公開しなくてよい文書というのがあって、記録に残らない流れで事態が進んでしまうことがあるのだという事実を教えてくれた」

姜尚中あたりが書いたんだろうが、それにしても好き勝手言ってるな。昨今あれだけ批判を浴びているにもかかわらず、審査委員の偏りを是正する気もなく、相変わらず左翼のプロパガンダに使っている。年末恒例の左翼の断末魔と考えても、やっぱり許容できない解説だ!

それにしても、ユーキャンも懲りないなぁ~。

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