衆議院選は自民党の大勝に終わったが、朝日新聞はこの現実が受け止められないようだ。

10月23日の社説「政権継続という審判 多様な民意に目を向けよ」は、朝日新聞の往生際の悪さをよく表している。
「うちの世論調査の結果と選挙結果が違う」
「死票の多い小選挙区制が悪い」
「小池百合子と前原誠司が悪い」
「安倍首相への白紙委任ではない」

やっぱり言った「白紙委任ではない」。予想していた通りだな。分かりやすい予測だったが(笑)。(「朝日新聞がもう負けの言い訳を始めたぞ」参照)

別の記事「野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転 得票合算の試算」では、野党候補が一本化されていれば、得票の足し算で63選挙区で結果が入れ違ったとか書いている。

恥ずかしくないのかね。捕らぬ狸の皮算用をして、何の意味がある?「足し算すればここは勝っていた、ここも勝っていた」と考えると、少しは精神が安定するのか? ただ自己満(苦笑)。

天声人語も「近年これほど敵失が勝負を決めた選挙があっただろうか。勝因は首相ではない。浮足立った野党に助けられただけである」と涙をためて負け惜しみ。

いい加減、朝日新聞は現実を見ろ! 現実を見ないで、ああだこうだ書いても、現実はまったく変わらない。屁理屈にもならないバカな記事を書き、現実逃避してみても惨めになるだけだろう。

朝日新聞の姿は、口げんかで言い負かされた子どもが、最後に涙を浮かべながら「お前の母ちゃん、デ~ベソ!」って逃げていく姿にしか見えない。それもここ5年、国政選挙のたびに同じことを繰り返しているんだから・・・。

まあ、恥という文化のない新聞だから、当人たちは気にもしてないのかもしれなけど。

朝日新聞の一服の清涼剤は、立憲民主党が躍進したことしかないみたいで、一生懸命枝野推し。恥ずかしいくらいの枝野推し。そこには「サッカーでツートップが左右に展開して敵陣に攻め入る感じに見えてきた」(by 前田直人)は微塵もない。
(「朝日新聞・前田直人の『妄想』に感服! 」参照)

朝日新聞の気が済むなら、どうぞご自由に。しかし朝日新聞が何をどうこじつけようが、この結果は「民意」だということを忘れてはいけない。