福島みずほは8月15日、千鳥ヶ淵墓苑で行われた「戦争犠牲者追悼平和を誓う8.15集会」で、失礼極まりない言葉を述べた。

まず、「戦争犠牲者追悼 平和を誓う8.15集会」の主催者は「平和フォーラム」という自称「市民団体」。代表は自治労、日教組、原水禁。こういう団体。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑は、先の大戦の戦没者のうち、遺族に引き渡すことができなかった遺骨を安置している。靖国神社と違って、ある意味「無名戦士の墓」的な意味合いもある。そのため、社民党(旧社会党)、共産党などは、こちらで戦没者慰霊を過去から行っている。

靖国神社に祀られている英霊も千鳥ヶ淵に葬られている英霊も、何の違いはないし、日本のため戦い尊い命を捧げてくださった方々である。

福島らの考えでは、靖国は政治色を帯びているが、千鳥ヶ淵はそうではないということだろう。そんな福島みずほが挨拶で、「安倍首相の憲法9条改悪と闘わなければならない。9条を変えようとする内閣は倒さなければならない」まあ、ここまでは我慢しよう。

続いて「『ロードオブザリング 指輪物語』の中で、死者の人たちが地中から蘇り、力を合わせて共に戦う場面があります。わたくしは今、その場面を想起しています。主権者であるわたしたちは、戦争犠牲者の全てのみなさんと共に力を合わせて、9条改悪を止めたいのです」

「ロードオブリング」を引き合いに出しているが、これってゾンビじゃん。どういう宗教観で言っているのか知らないけど・・・。

これはダメだろう。慰霊の言葉でも何でもない。自分たちの政治闘争に、戦没者を利用する発言である。こんな失礼なことはない! 戦没者をゾンビに例えたうえ、さらに政治利用しようとしている。信じられない暴言である!

自分たちの「お仲間」主催の追悼集会だからといっても、それでも戦没者追悼と銘をうっているからには、言っていいことと悪いことがあるだろう?そんなことにも気がつかない愚かさ。福島の脳内はどうなってる?行き着くところまで行ってしまったようだね(哀れ)。