蓮舫は二重国籍問題で戸籍の一部などを提示し説明したことで、もう過去のことのような気になっているようだ。

蓮舫が7月25日の閉会中審議で「確たる記憶と動かざる記録、そして納得できる説明をしていただきたい!」と首相に迫ったが、いまいち微妙だ。

明確に二重国籍であったことがはっきりし、国籍法違反を長期に渡りとぼけていただけ。盛んに「故意ではない」と釈明してしていたが、「故意」でなければいいのか? 朝日新聞的に言えば、故意ではない証拠を出せ!となるはずだけど。メディアは突っ込みもしない。

「違法行為=犯罪」である。こういう視点で報道したメディアはない。国会議員が「犯罪」を犯したなら、懲罰動議(最悪除名も)が出てもおかしくないと思うが。

さらに言えば、参院選出馬時に「台湾籍から帰化」って書いたのは明らかな公職選挙法違反である。公民権が停止されても文句は言えまい。

これらのことを考えると、「もう終わりよ」とばかりに出てきた蓮舫に対し、「はいそうですか」とはならない。

蓮舫は次期衆院選に、東京の選挙区から出ると鞍替えを名言したが、最低でもそれを経てからだろう(当選するか知らないけど)。それまでは、最低でも「謹慎」すべきでは?

色んな疑惑を報じられた国会議員に対して、朝日新聞などは「選挙を経たからといって禊ぎが済んだとは言えない」と過去盛んに書いてきた。

過去との整合性を気にしないのが朝日新聞ではあるが、二重国籍問題を差別とすり替えてまで蓮舫を守る姿は、滑稽でしかない。

*蓮舫が民進党代表を辞任する意向を固めたようだ。やる気満々だったのに・・・。幹事長就任を打診したすべての人から断られて、二進も三進も(にっちもさっちも)いかなくなったのだろう。自分の実力不足なんだからしょうがないな。