朝日新聞のご都合主義、ダブルスタンダードは今に始まったことではないが、「新聞」を名乗るからにはいい加減にしろ! ってこと。

6月16日の社説「権力の病弊 『加計』解明これからだ」でも、好き勝って言っているが、過去の言動は都合良くお忘れのようだ。

社説内で「政権は文書の存在を語る者の口を封じるような行いさえした。義家文科副大臣は国会で、内部告発者を処分する可能性をちらつかせる答弁をした」「考え違いもはなはだしい。調査の手を抜き、都合の悪いことを隠そうとしてきた自分たちこそ、処分に値する」と嘯いている。

あぁ~、またかって感じ。
朝日新聞は自ら情報公開に異議を唱えていたことをお忘れか?そう、旧民主党・菅直人政権時の尖閣ビデオの流出事件。

中国漁船が海保船に体当たりしたビデオを菅直政権が隠蔽した事件。海保職員によりビデオが流出した際、朝日新聞は「仮に非公開の方針に批判的な捜査機関の何者かが流出させたのだとしたら、政府や国会の意思に反することであり、許されない」と書いていた。

「政府の意思に反することであり、許されない」は、当時の朝日新聞の見解である。なぜ現在は違うことを言うのか? きちっと説明しなければならないのは言うまでもない。それなくして、何を偉そうなことを言っているのか。

これは朝日新聞に限らない。思い当たる節のある新聞や政党、議員が多数いるはずだ。

高市総務相の「停波可能性答弁」の時もそうだ。まったく同じ趣旨の答弁をした菅内閣の平岡総務副大臣には批判の言葉すらなかった朝日新聞とお仲間たち。同じく、旧民主党・輿石元幹事長も同様の恫喝を記者たちにしていた件もそう。

朝日新聞が見解を変えたって構わないが、そこには「説明」が必要だろう。そういうのを抜きにして、ご都合主義丸出しの対応をするから朝日新聞やお仲間は信用されない。

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*「朝日新聞 ご都合主義」で検索してもらうと、たくさんの記事が出てくるので、時間のある方はどうぞ。