加計学園問題で俄然脚光を浴びている前文科事務次官の人物評はどれが正しいのだろうか? 「義憤の志士」なのか「逆恨みのエロ爺」なのか。

まあそれはさておき、一部メディアの前文科事務次官に対する人物評ほど当てにならないものはない。

東京新聞。(ちょっと長いが)
前事務次官が文科省の組織的天下り斡旋に関与していたことに対して
「教育行政をつかさどるものとしてはより高い倫理観が求められてしかるべきだ。その立場にある者が、法律を平然と犯す一方で『道徳』教育を推進し、人の道を説くのは、滑稽ですらある。官僚自身に倫理観や遵法精神を教え込んだ方がいいと言うのは、言いすぎだろうか」

と言っていたのに、政府・政権批判に使えるとなると、とたんに
「今は禁じ手の天下り問題で処分されたくらい部下の面倒見がよく、『ミスター文科省』と評されたという」

あれっ?????
違法行為をした人物なのだから遵法精神を教え込めと言っていたのに、違法行為をしてまで部下の面倒を見る好人物って・・・。それに天下り斡旋を肯定しているような物言い。

とても同じ人物に対する評価とは思えない。前者は4月5日、後者は5月26日の記事。たった1月半で評価が180度変わってる。

こういうことをやっているから東京新聞は(というか左翼メディアは)信用されない。ご都合主義、ダブスタと言われるのだ(嘲笑)。