朝日新聞・新ポリティカにっぽんとか言うコラムに、OBの早野透が書いていたので読んでみた。タイトルは「国有地は、国民みんなもの」。

森友問題を扱ったものだ(と思う)が、なぜか「教育勅語」の批判から始まる。しかもコラム半ばを過ぎても、まだまだ批判が続く。さらには教育勅語批判に、森友学園が運営する塚本幼稚園が混ざり始めた。

国有地払下げがテーマではないの? で、やっと払下げに言及したかと思えば、籠池氏の発言に基づき自らのストーリーを披露。しかも、これがありきたりの「忖度論」。

つまんねえコラムだなと思いつつ読み続けると、締めはまた「教育勅語」批判。これに稲田防衛相批判を絡めてお終い。

なんだこれ?? 長いわりに内容がなく、結局「教育勅語批判」「忖度」しか出て来ない。しかも、その前提は籠池発言のみ、自ら何かを取材した風でもない。

まあ、朝日新聞が何を書こうがどうでもいいが、朝日新聞が国有地の払下げを語るなら、まずは自らの「社屋」について語ってからにしろと言いたい。

自らは約4分の1の値段で払い下げを受けているにもかかわらず、それには無視を決め込み、「国有地は、国民みんなもの」などというタイトルで訳の分からないコラムを平気で書く。

朝日新聞お得意の「自分のことは棚に上げて」だが、説明を求める声が大きくなったら言うんだろうな。「読売新聞もそうだ。うちだけが批判される覚えはない!」。

大笑いしそうだ。