朝日新聞3月1日社説「森友学園 公教育を逸脱している」は、朝日新聞の現状を表しているかのようなものだ。それに加え、論説委員連中の連中のレベルの低さも曝け出している。

森友学園が運営する塚本幼稚園の運動会で、園児が「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心改め、歴史でウソを教えないようお願いいたします」「安倍首相がんばれ」「安保法制国会通過、よかったです」と選手宣誓をさせていたことを、子供の教育法として望ましい姿とはとても思えないと書く。

朝日新聞は森友学園への国有地払下げに関して追及している。それはそれでいいけど、その矛先を教育方針にまで向けるのは、さすがにやりすぎだろう。朝日新聞的に気に入らない内容だとしてもだ。

その教育方針の良し悪しを判断するのは児童・園児の保護者であって、決して朝日新聞ではない! 保護者が不適切だと判断すれば、自然とその学校は淘汰されていく。現在通園中の園児の保護者からしてみれば、朝日新聞に何を言われる筋合いはなく、大きなお世話である。

朝日新聞は日本中の私立学校の教育方針を全部調べてみればいい。いろんな特色ある教育方針が出て来るだろう。

共産党系保育所
朝日新聞好みの方針の学校もあるだろう。写真は共産党系の保育所(共産党目黒区議が園長)。それを産経新聞に批判されたら朝日新聞も言うだろう。個別の学校の教育方針に口を出すなと。

この社説は、朝日新聞の現状をよく表していると思う。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の典型だ。さらには、疑惑に関与する人物の人格攻撃を始めたにも等しい。

朝日新聞が言う「疑惑」の追及がうまくいかないからと言って、他のことを攻撃するのは恥ずかしいことだ。一生懸命、「疑惑」本丸を追及し続けるのが本筋だろう。

朝日新聞は気づいていないと思うが、塚本幼稚園の保護者の方々に対して非常に失礼なことを言っているのである。塚本幼稚園の教育方針を承知で入園させているということは、その保護者の教育方針でもあるからだ。

朝日新聞論説委員連中も、自分の子供への教育方針にいちゃもんをつけられたら怒るのではないか? 自分が言われたら怒るようなことを他人には平気で言う。

これが朝日新聞論説委員連中のレベルだ!