お正月初売りの楽しみに福袋がある。一昔前の福袋って、年末商戦の売れ残り一掃のイメージがあり、ロクな物が入っていないのが定番だった。

しかし、最近はそんなことをすれば店(ブランド)の評判は一気に落ち、お客さんの信頼を失うことになり逆効果なご時世になっている。そのため、福袋に力を入れているお店(ブランド)が多くなった。非売品やレア物が入っていたりする福袋は大人気だ。大手百貨店では1億円なんてのもあったりする。

そんな中、期待外れの福袋のことを「鬱(うつ)袋」と言うらしい(笑)。福袋に対する期待から、その当てが外れた時のショック感が大きいのかな。ネットでは、そんな鬱袋の中身を披露して、何となく鬱袋の自慢合戦の様相を呈している。

ネット見ていて笑ってしまうものも多いが、オレも「これはないだろうぉ~」と思ったのがこれ。

鬱袋 (1)
どこぞのゲームショップの物だと思われるが、同じゲームソフトが10本。いくら大量に仕入れて、大量の在庫になっているからといって・・・。クソゲーと言われているソフトでも、10本あれば1本くらいは遊べる物もあるかもしれないのに、10本同じだと・・・。(ウイニングイレブン6がクソゲーと言っている訳ではないよ)

あとは、意味不明の物。
鬱袋 (2)
パッと見、セーターかと思ったら丈が短い。上にジッパーが付いておりポシェット?? でも、この袖のような物は何??

鬱袋 (3)
袖が4本あるシャツ。アニメのキャラでこんなのがいたような気もするが、なんでこんなのが?

鬱袋 (4)
黄金に輝く・・・、何これ?? 座布団のような物の上に突起がついている。見ようによっては、ちょっとエッチなグッズにも見える(笑)。

鬱袋 (5)
最後に、ちょっと気持ち悪い照明。暗い部屋で、この顔が光っていたら知らない人はビビるだろうな。

オレは福袋の類を買ったことが無い。最初にも書いたが、売れ残りの在庫一掃という昔ながらのイメージが抜けないから。確かに値段以上の物が入っているのだろうが、自分にとって実用性がある物とは限らないので。でも、こういうのを見せつけられると、笑い話のネタとして来年は買ってみようかな、なんて思ってしまった。

いやっ、やめておこう。他人の話だから笑ってられるので、自分が買った福袋にこの手の物が入っていたら、新年早々立ち直れないかも。しかし鬱袋とはよく言ったものだ。

*決して鬱病を揶揄している訳ではないので、誤解なきようお願いします