韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことに端を発する日本政府の措置に対して、朝日新聞が苦しい論調を続けている(笑)。

「最終的かつ不可逆的に解決」することが合意済みの慰安婦問題。合意事項を履行しないばかりか、合意破りを行った韓国。当然、非難されるべきは韓国である。

朝日新聞もそれは分かっているんだけど、韓国を擁護したい。ついでに日本政府の批判したい。でも、どうみても悪いのは韓国で、日本側の対抗措置に文句は付けられない。

苦しい朝日新聞は、韓国側の言い分を垂れ流す作戦に出た。「像の設置は韓日合意に不満があるから。合意を尊重しつつ像の撤去を求めても、世論が納得するわけがない」「韓日慰安婦合意こそが屈辱外交だ」など、次から次へと韓国側の好き勝手な言い分を、これでもかと書く。

さらには、日韓スワップ協議が中断しても「韓国の外貨保有額は世界8位の水準で当面は問題ない」と、御用経済学者を使って言わせている。

このように苦しい韓国擁護に終始する朝日新聞。韓国をまったく批判しない朝日新聞。

まあ、朝日新聞が韓国の代弁者のごとく何を言っても構わないが、こういう姿勢が韓国をつけ上がらせている原因であることは自覚せねばならない。

元を正せば慰安婦問題は、朝日新聞が吉田清治の詐話を基に捏造したものである。30年以上経ち、まだ「誤報」などと戯言を言うのもいいが、韓国が世界中から笑われている原因は朝日新聞にもある。

もし本当に朝日新聞が日韓友好を望んでいるなら、とるべき行動は自ずと分かるだろう。「日本の良心」などと韓国人から言われて喜んでいる場合ではないと思うよ。