朝日新聞の11月30日のWeb記事。

「鳥インフル、韓国でも流行 計16カ所で確認」の見出し。記事は韓国で11月16日から30日までに養鶏農家16ヶ所で鳥インフルエンザ(H5N6型)が確認された、というもの。

この見出しは、非常に悪意がある。ある意図を持って、と言った方がいいかもしれない。

日本でも新潟、青森で鳥インフルエンザが発症したと大きく報道されている。そのタイミングで「韓国でも」と見出しをつけたら、韓国の方が後から確認されかのような印象を受ける。

しかし、韓国の確認日は11月16日、青森・新潟は29日。韓国の方が先なのだ。普通に考えれば、韓国で感染した渡り鳥から新潟・青森の鶏が感染したということ。

朝日新聞はこのことに触れたくないようで、「韓国でも」という見出しを付けた。

韓国国内でも被害拡大の防止策が遅れたと批判が出ているが、だからといってなんでもかんでも韓国が悪い、韓国のせいだなんて言わないよ。朝日新聞は何を恐れているのか? 少しでも韓国に批判の目が向くことは避けたいということか?

韓国から渡り鳥経由で感染したことは事実なんだろうから、事実を事実として報道すればいいだけ。それを何とか誤魔化そうとするから朝日新聞は信用されない。

こういう韓国に対する過剰対応が、逆に韓国のためにならないというは、誰の目にも明らかなんだけどね。