化粧品会社「ポーラ」が行っている、女性の肌の美しさを競う「ニッポン美肌県グランプリ」が発表され、群馬県は最下位(47位)であった。

今年5回目であるが、群馬県は過去46位、最下位、最下位、44位と来て、今年また最下位。しかも46位の沖縄県にも大きく差をつけられ、ダントツの最下位!

どういうこと? 群馬県の女性はそこそこキレイだと思うし、肌が美しくない(つまり汚い?)との認識もなかったけど・・・。

「ポーラ」が過去から蓄積してきた「肌のビッグデータ」を基にしているらしい。美肌に影響を与える要素として、①水蒸気密度 ②日照時間③生活習慣 ④肌嵐風 ⑤毛穴熱風 の5項目。聞きなれない肌嵐風とは、肌のうるおいを奪う高い山脈を越えてくる乾燥型の肌荒風と、狭い平野を通り抜ける突風型の肌荒風。毛穴熱風とは、毛穴を開かせる山と海から吹き込む熱風。

肌嵐風と毛穴熱風の定義を見た瞬間、これはダメだとすぐ分かる。群馬県は夏は暑くて日照時間が長い。館林は日本一の気温を叩き出す(笑)。秋から冬にかけては赤城颪と呼ばれる乾燥した強風が吹き荒れる。俗に言う「空っ風(からっかぜ)」だ。

女性の美肌を維持する環境が整っていない県だということになる。自然環境が大きく影響しているとなると、これから先も順位アップは期待できなそうだなぁ~。

「地域ブランド調査」でも群馬県は45位だったことを考えると、「生活しずらく、魅力もなく、女性の肌が荒れている県」などというレッテルを貼られそうだ(涙)。

関連
 「地域ブランド調査2016 群馬県は45位!