男子50km競歩で、荒井広宙(ひろおき)が銅メダルを獲得した! と思われたがレース後に失格処分となり、日本競歩界にとって五輪での初メダルは幻と消えた。

荒井広宙
昨年の世界選手権では、谷井孝行が銅メダル、荒井広宙が4位入賞しており、メダルが期待されていた競技だ。

荒井は先頭にくらいつき、トップと26秒差の3位でゴールしたが、レース後に他者を妨害したとして失格処分となった。4位のカナダ選手に抜かれた後、再度抜き返したときにカナダ選手と接触。これが妨害と判定されたようだ。

ちょうどこの場面をTVで観ていたが、これぐらいの接触はマラソンでもトラック競技でもよくあること。なんで? って感じだけど、運悪くカナダ選手がその直後によろけてバランスを崩し、荒井と差がついた。

このよろけは、ばてていたからのように見えたが、接触起因と判定されたようだ。

残念な結末となったが、最近競歩は世界的に上位に入っており、東京での初メダルも有望だと思う。

*日本チームは男子50km競歩で荒井が失格とされたことを不服とし、抗議の手続きを取ったことを明らかにした。