8月6日に開幕したリオ五輪も1週間が過ぎ、後半戦を迎えている。前回ロンドンの2倍となる14個の金メダル(+合計30個以上)を目指すJOCにとって、その「戦果」はどうなんだろう?

現時点で金7個、銀3個、銅14個と素晴らしい結果だ。メダル合計30個以上は達成しそうだが、金メダル14個は厳しいような気が・・・。

ロンドンでは金7個、銀14個、銅17個だったけど、銀と銅をこんなにたくさん取っていたのね。(もう覚えてない)(「メダル総数は過去最高!」参照)

あと期待できるのは、女子レスリングの2~3個くらいしか思い浮かばない。えっ!と思うような競技でメダルは取れても金はどうだろうか?

JOCの皮算用では、「柔道と競泳で7、8個。体操で3個」を取って勢いをつけ、後半のレスリングやバドミントンなどにつなげること。レスリングの3個も含めてこれらが「ノルマ」と設定されたているようだ。(バドミントンも入っているのね)

前半戦を振り返り、橋本聖子選手団長は
「いい流れで後半(の競技に)にバトンタッチできる」
高田裕司総監督は
「少し厳しいが、あくまで目標。前半で10個欲しかった。少し足りないが、まずまずの結果。100点満点なら80点」
だそうだ。

JOCとして目標を立てるのは当然だし、その結果により今後の強化方針などの立案にも影響するだろう。JOCとして数に拘らず得ないのはしょうがないけど、選手の頑張りは全然別物である。

目標以上の成績を残し歓喜している選手を見るにつけ、メダルだけが結果じゃないと綺麗ごとを言っておく。