フランスのTV解説者が、体操女子の団体決勝で日本人選手がチームメートとハイタッチしたり、飛び跳ねて抱き合ったりする様子を見て、「まるでマンガのようだ。みんな嬉しそうに笑っていて、至る所に小さなピカチュウがいるみたい」という趣旨の発言を物議を醸している。

体操女子団体
発言に対して「人種差別的だ」との批判が出ている。黄色いピカチュウへの例えが、黄色人種(日本人)を揶揄したものと受け取られたようだ。

批判を受け解説者は、番組内で発言を謝罪。批判されているような人種差別の意図はまったくなかったと釈明した。

ピカチュウ
黄色く、小さく、スタイルの良くない(悪く書くと寸胴スタイル)ピカチュウの容姿を日本人に例えたと取られてもしかたがない発言だ。

しかし、日本では大きな反発の声は聞かれない。
「何がダメなの?ピカチュウかわいいやん」
「これ、むしろありがとう的な気がしたけど駄目かな」
「とりあえずポケモンGOの流行りにのっただけな気がする」

ピカチュウに慣れ親しんでいる日本人らしい反応かもしれない。確かにピカチュウはかわいいキャラだし、みなに親しまれている。

日本人と外国人の意識の違いと言ってしまえばそれまでだが、外国人が厳し過ぎるのか、日本人が大らか過ぎるのかと言えば、オレは後者だと思うけどね。