前回、自民党・丸山議員の「失言」を朝日新聞は批判する資格はないと書いた。
(「朝日新聞は自らの過去記事を忘れているようだ」参照)

同様に「失言だ!!」と批判しているのが毎日新聞。ところが、2009年1月の毎日新聞の記事によると、「奴隷の子孫 ファーストレディーへ」という見出しで、オバマ大統領夫人・ミッシェルさんに関して、奴隷の血を引く黒人女性が大統領夫人としてホワイトハウス入りするのは史上初めてのことと書いている。

朝日新聞同様、毎日新聞も「失言」などと批判する資格はない。

「奴隷の子と差別されてきた黒人がホワイトハウスに入る意義を書いた」という毎日新聞の言い訳が聞こえて来そうだが、、丸山議員の発言も前後を見れば「米国の建国当初には、黒人、奴隷が大統領になるとは考えもしない。ダイナミックな変革をしていく国」と言っており、差別主旨の発言ではないことは容易に分かる。

これを「失言だ!!」と批判するなら、毎日新聞の記事も「失言」ということになるぞ。こういうところに、朝日・毎日の思い上がりが垣間見える。自分たちが言う(書く)分には「報道の自由」だが、自民党議員が同じことを言うと「問題だ!」ってこと。

恥ずかしいねぇ、左翼マスコミは。

*前回も書いたが、個人的に丸山議員の発言は軽率だと思っている。