自民党の丸山和也参議院議員が「米大統領は黒人、奴隷ですよ」という発言を行い、与野党から批判の声が挙がっている。発言の前後を見ると差別主旨でないことは明らかであるが、軽率であるとともに、賢い発言ではない。

朝日新聞も「失言」と批判的に報道している。ところが、2012年8月の朝日新聞の記事によると、「オバマ大統領の祖先『米国最初の奴隷』 家系図調査」という見出しで、オバマ米大統領は米国で最初の奴隷の血をひいていたと報じている。

朝日新聞自らが過去に同様の報道をしているのに、丸山議員の発言を「失言」って偉そうに報じるのっておかしくないか? 丸山議員の発言を批判する資格は、朝日新聞にはないということ。

朝日新聞は家系図調査会社の発表を報道しただけであり、自ら発言した丸山議員とは違うなどと言い訳しそうだが、そんな言い訳は通らない。朝日新聞は丸山議員の発言ソースを確認してないだろう。同じ家系図会社かもしれないし、もしかしたら朝日新聞かもしれないぞ。

世間ではこういうのを「ブーメラン」と呼んでいる。「ブーメラン」は民主党の代名詞だけど、お仲間の朝日新聞もやっぱり「ブーメラン」が好きなようだ(爆)。