2018年に韓国平昌で開催される冬季五輪。この開催準備が遅れに遅れている。

平昌五輪スキー会場 (1)
平昌五輪スキー会場 (2)
平昌五輪スキー会場 (3)
スキー会場の工事は大きく遅延し、2月6日、7日のFIS(国際スキー連盟)主催のテスト大会(スキー・ワールドカップ)の開催が危ぶまれていた。同大会は何とか開催され国際的な信用低下を多少免れたが、実はその裏では大きな恥をさらしていた。

FIS関係者も同席してのテスト大会開催記者会見に、なんと工事業者が乱入し大混乱に陥った。理由は工事代金の未払い。笑っちまうくらい恥ずかしいことだ。国際的な恥さらしとは、こういうことを言う。

工事代金の未払いは40億ウォン(約4億円)。業者は「代金の問題も解決できないのにテストイベントを行っていいのか? 何が世界の祭りだ。競技場を建てるのに危険もあり、命をかけて働いた」だそうだ。乱入した業者は機器メーカーらしいが、これ以外にも未払いが相当数あり、昨年の12月に複数の企業が工事を中止する事態が発生していたらしい。

工事遅れの要因のひとつにスキー会場の地盤が軟弱だったことがあるが、補強工事が必要だと判明したのが、なぁ~んと招致決定(2011年7月)から4年も過ぎた2015年春だという。もうお粗末過ぎて・・・。

韓国に国際大会の運営能力が不足していることも周知のこと。事実、2014年に仁川で開催されたアジア大会は酷いの一言だった。なぜか、朝日新聞だけは大絶賛していたが・・・。(「韓流の『おもてなし』を見習って by 朝日新聞」参照)

会場施設は力技で間に合わせたとしても、五輪自体がどんなことになるか想像もできない。

どういう目的で平昌五輪を招致したかは知らないが、これ以上あがいても世界中に恥をさらすだけだと思うけど。あっそっか! 韓国人に恥という言葉はなかったね(爆笑)。