2015年の新語・流行語大賞が発表された。年間大賞は「爆買い」と「トリプルスリー」だそうだ。あの選考委員にしては、は当たり障りのないのを選んだなという印象。当たり障りない=流行ってない、でもある。

その代り、トップテンにはコソコソ入れてる(笑)。
「アベ政治を許さない」
「安心してください、穿いてますよ」
「SEALDs」
「五郎丸(ポーズ)」
「一億総活躍社会」
「エンブレム」
「ドローン」
「まいにち、修造」

昨年も書いたが、選考委員がその筋の方々ばかりなので、偏っているのはしょうがない(笑)。(「選考委員を見れば実態が分かる流行語大賞」参照)

「アベ政治を許さない」なんて典型だね。これって、ただの政治スローガンでしかない。一部の左翼活動家が好んで使っていただけ。発案者とされる澤地久枝は「『アベ政治を許さない』(に関する活動を)毎月3日にやる。みなさんも参加を」なんて式典で言ってる。こうなると、左翼活動の一環でしかない。

鳥越俊太郎
だいたい選考委員長の鳥越俊太郎自身が、「アベ政治を許さない」運動の呼びかけ人じゃないか。

選評の中でも「安倍政権が衆・参両院で安保法制を強行採決した結果、云々」とか言ってる。鳥越の強行採決の定義がよく分かんないけど。選挙で多数を得た勢力が長時間の審議の末、粛々と採決しただけとオレは思うけどね。

鳥越2
ついでに、「国民の反対運動」を「運度」なんて書いてる。まあ、日本の都道府県数を「55」とか言う程度のヤツだからしょうがないけど(嘲笑)。

「SEALDs」も同様。一般(普通)の学生がなんて言われていたが、その裏で共産党(民青)が一生懸命頑張ってた(笑)。

「一億総活躍社会」は残念ながら、安倍内閣の目玉かもしれないが、認知度は低いし中身もよく分かんない。上記を選んだことへのアリバイ作りで入れたんだろう。

まあ、鳥越など選考委員の本音は「戦争法案」にしたかったんじゃないかな。ところが候補(50語)が発表された段階で「偏ってる!!」って声が各方面から出たため、逆に選びずらくなったんだろうな。そこで、なんとか「SEALDs」だけトップ10に押し込んだといったところ。「戦争法案」は直接的すぎるからね。

最後に、オレが選ぶとすれば「佐野る」だな。