前回、前置きで終わっちゃったので、つづき。
(「朝日新聞『天声人語』が大学入試に有利?」参照)

朝日新聞の「天声人語」は、朝日思想を刷り込もうと支離滅裂な文章・構成が多い。で、またまた支離滅裂なご都合主義が爆発した(笑)。

7月12日の天声人語。
安保法制を批判してるんだけど、「SEALDs」を一般学生の集まりのごとく書いてるけど、それ違うから。「SEALDs」は共産党の民青が母体だから。朝日新聞だって、そんなことは知っているのに、明らかに「ウソ」を書いて印象操作をしている。悪く言えば「扇動」している。

でも、本当に書きたいのは、ここから。哲学者・柄谷行人の言葉を借りる体裁をとって「人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる」だって。

まあ、朝日新聞が民主主義を否定しているのは、過去の論調から明らか。
 「朝日新聞の支離滅裂
 「朝日新聞よ、なぜ民主主義の危機だと騒がない?
 「日本の民主主義の崩壊だと朝日新聞は言うけど・・・

「人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる」ということこそ、民主主義を否定している。つまり朝日新聞は、デモが発生した事例はデモ側の言い分が正しいと言っているのに等しい。

だったら、朝日新聞は日本中で発生しているデモについて、すべて報道しなければならない。そうしないと「正しい世論」が伝わらないじゃないか?

ところが、朝日新聞はデモを取捨選択している。例えば、「安保法制賛成」デモも各地で行われている。でも朝日新聞は絶対に報道しない。「特定秘密保護法」制定時もしかり。

それに、朝日新聞は自社にとって都合の悪いデモを隠している。慰安婦「捏造」報道を、ほんの一部取り消した直後に、朝日新聞本社前では、連日デモや街宣が繰り返されていた。朝日新聞の廃刊を求めるものだ。これを朝日新聞は一切報道していない。

なぜ???
「人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる」のであれば、これこそ「正しい世論」ではないのか?

自社にとって都合の良いデモは「正しいデモ」で、都合の悪いデモは「悪いデモ」という勝手な選別をしている。結局、「天声人語」の言ってることは、左翼独特の「ご都合主義」の何物でもないということ。

長くなったついでに、本社前にデモをかけられた朝日新聞の社員連中がどんな気持ちで、そのデモを眺めていたか?

朝日新聞バカ社員
本社ビルの上の方で「薄笑い」を浮かべているアホ社員ども。反省も何もしていない態度丸出し。こういう連中が「人々が主権者である社会は、選挙によってではなく、デモによってもたらされる」などと戯言を言っている現実。それを恥ずかしげもなく紙面に載せてしまう恥知らずな朝日新聞。

さあ、こんな新聞が日本に必要だろうか?