民放連の井上会長は6月12日の会見で、テレビ朝日の報道ステーションでの古賀茂明の無法発言に対し、自民党が事情聴取した問題ついて、「個々の番組について、政党が放送事業者を呼ぶのは行き過ぎだ」と述べた。

会長の井上はTBSの会長だが、現状が分かってないのか、知らんぷりをしているのか知らないが、責任逃れの発言だ。

TV各局には放送法に基づき公平な放送が課せられている。そりゃそうだ、公共の電波を使ってるんだから、自分たちに都合の良いことばかり放送して、都合の悪いことは放送しない、なんてことがあって良いはずがない。

報道ステーションの古賀茂明の発言は常軌を逸していた。自分が事実に基づかない憶測の発言を連発し、勝手に被害妄想に陥ったにもかかわらず、責任転嫁で政府(官邸)批判するなんてバカもいいとこ。

本来なら民放連が自浄能力を発揮し、テレ朝が自民党に呼ばれる前に自ら対応しないといけない問題だ。それを何にもしないで、後になって「行き過ぎだ」とは何を言ってるのか!

会長として自ら何とかしようという気はないのか? 井上のおひざ元のTBSも盛んに偏向放送を垂れ流しているから、何も感じないんだろうな。

「言論の自由」とか「表現の自由」が尊重されなければならないのは当然だが、それはあくまでも真っ当なことを言う場合だ。ウソや捏造、意図的な認識に基づく発言に、そんな自由はない。