民主党の細野豪志が、中学校教科書の検定結果に関して
「教科書が政府広報のようになるのであれば、非常に違和感を覚える」
「教科書の記述の幅がかなり狭まったとの印象を受ける」
と、どっかで聴いたセリフを吐いた。

なんてことはない、朝日新聞の社説(4月7日)の内容じゃないか。読んできた朝日新聞の内容を、そのまま記者会見でしゃべったようだ。

具体的にはどの部分か? と問われると
「報道などを通じて接している情報に限定されるので、個別のことについて申し上げる状況ではない」
だってさ。

細野の情報は朝日新聞だけみたいだ。教科書の幅が狭まったとか言う前に、自分の情報が非常に狭いことをよく自覚した方がいいね。

細野は「すべての教科書を読んだわけではない」という趣旨の発言もしており、無責任さを曝け出した。朝日新聞が政府批判をしているから、とりあえず批判しておこう程度の底が浅い発言だということ。

これが野党第一党の政調会長のレベルである。入手した情報の把握・分析ができておらず、その確認もせぬまま安易に発言することの恐ろしさがまるで分かっていない。

こんなヤツらが3年もの間、政権に就いていたんだからゾッとするわ。