東京第5検察審査会が、小沢一郎元民主党幹事長を政治資金規正法違反容疑で、強制起訴すべきとの「起訴議決」をしたってさ。

法律的にどうかもさることながら、政治家のグレーゾーンに対する、一般市民の抵抗だね。政治家は金にクリーンであるべき、という一般市民の感覚から言ったら、今までの説明ではまったく納得できない。

本人は、検察の強制捜査で起訴されなかったから、嫌疑すらまったくないような言い分だが、不起訴にもいろいろあると思うよ。嫌疑なし、嫌疑不十分、証拠不十分とか。起訴されないんだから、嫌疑なしは違うと思う。(検察は100%有罪にできる、という判断がなければ起訴しない。)

そこを国民に説明してれば、こうはならなかったような気がする・・・。新聞やTV報道での知識しかないけど、裏金云々は別にして、収支報告書でおかしな操作をしてるのは事実だし。秘書だって3人も逮捕されてるし(逮捕=有罪じゃないが)。

心配なのは、検察審査会の方々が、どれくらい関係書類を読み込んで判断したか、ということ。報道や感情に流されてないか? ないとは思うが、嫌疑がありそう(みんなそう思ってる)、ということだけで起訴というのは、ちょこっと危ないからね。議決理由を良く確認したい。

これで、もし裁判で有罪になったら、検察は面目丸つぶれだね。今の証拠捏造に匹敵するくらいの、落ち度になる。逆に無罪になったら、小沢は一般人が参加する検察審査会制度そのものを、潰すだろうね。(ちょっと古いギャグだが)間違いない!!