今回の内閣改造で、森本敏・拓殖大大学院教授が防衛相に就任したことに対して、いろいろ意見が挙がっている。

非難と言うか懸念と言うかのほとんどが、民間人だと言うこと。民間人だろうがなんだろうが、前任者の真紀子パパに比べれば、適任者だろう。ありゃ酷すぎたから、比べる価値さえないけど・・・。

ところで、非難している中で、発言する資格がないのが2人いる。

ひとりは鳩山くん。
「ミサイルのスイッチを入れる権限を有する方が、選挙の洗礼を経ない方でよいのか」

首相在任時に、米軍普天間飛行場の移設先を迷走させ、日米関係に深刻な影響を与えたことを忘れているのか? お前に発言権はない。

もうひとりは、一川元防衛相。
「一般の国民を代表する国会議員が監視するのが、シビリアンコントロールだと思っている。国民目線で、国民が安心できるような政策が大事だ」

「安全保障に関しては素人だ」
と発言し、最後には問責決議を受け、クビになったのは誰だ。国民目線から、お前が防衛相よりかは安心できる。

シビリアンコントロール(文民統制)のことを言えば、自衛隊の各種出動には、自衛隊法などで国会承認が必要になっている。つまり国会がきちんと機能していれば、民間人だろうが、過去に自衛隊にいようが問題ない。

民間人が防衛相になることを心配してるんなら、国会がきちんと国防に関して機能するか、ということを心配した方がいい。

オレから言わせれば、お前らみたいなレベルの低い国会議員がいる国会の方が、よっぽど心配だ。