ボクシング男子ミドル級で、村田諒太が日本勢としては48年ぶりとなる金メダルを獲得した。

2e41990e.jpg
c3aa86bc.jpg
村田は南京都高時代は高校5冠(選抜・インターハイ・国体)を達成。全日本優勝5度など計13冠。北京五輪の出場権を逃がし一度、引退。2009年に復帰すると、東洋大職員として働きながらアマの頂点にこだわった。そして初出場の五輪でつかんだ金メダル。

この金メダルの価値を一層高めているのは、階級がミドル級だということ。日本は軽量級はそこそこだが(プロでも)、中量級は世界に歯が立たなかった。

日本人としては、ある意味「奇跡的」なできごと。

村田は今後について、プロ転向も選択肢としてあることを示している。「これがゴールではない。それがアマなのか、プロなのか、もう1回五輪を目指すのか・・・」

協栄ジムの金平会長は「交渉できるのであれば、ぜひさせてもらいたい。プロのルールで戦わせたい。(契約金で)億以上の価値がある」と話すなど、各ジムの熱い視線が注がれている。