フリースタイル男子66kg級決勝で、米満達弘が金メダルを獲得した。レスリング日本男子の五輪優勝は、1988年ソウル五輪以来24年ぶり。

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米満は昨年の世界選手権で銀メダルを獲得しているので、ある程度金メダルの期待もあったが、女子の影に隠れて話題にはなってなかった。

米満の強さの原点はブルース・リー。映画「燃えよドラゴン」で、素手で敵をなぎ倒す俳優ブルース・リーに心を奪われた。現在もリングに上がる際、無意識にステップを踏むことがある。

愛読書は宮本武蔵の「五輪書」。型通りのレスリングは嫌いだったが、吸収した基本的な技を自分なりに応用する意義を教えてくれたという。

金メダルのためタックル磨き、そのタックルを生かすフェイントや組み手などを徹底して鍛えた。

見事な金メダルだ!!

男子レスリングは、ひと頃はお家芸で、金メダルを取って当たり前だったが、今回24年ぶりにもなるのね。

これを機に、男子も女子に負けないよう、注目種目に再浮上できるといいね。