日本未来の党は12月24日夜、衆議院選後初めてとなる両院議員総会を東京都内で開いた。

嘉田代表が、社民党出身の阿部知子副代表を共同代表に昇格させる人事案を提案したが、「国民の生活が第一」から合流した議員たちが小沢を共同代表にするよう逆に求め、物別れに終わった。

日本未来の党は、衆議院選で61議席から9議席に激減。参議院も含め国会議員17人のうち、阿部と亀井静香を除く15人が生活出身の議員だ。

嘉田代表は、衆議院選の結果について、「結党から三週間足らずでの総選挙・投票日という戦いで、敗戦は準備不足が原因です」と言っているが、とんでもない!!

真の敗因は、同党の掲げる政策の貧困さと、自分の思う通りにならないと党を飛び出し、選挙目当ての主張を繰り返す小沢の体質である。「公約は膏薬」を地で行く、反原発、反TTP、反消費増税。

小沢がこんな主張をしていた過去を、全く知らない。所詮、選挙目当ての合流でしかなかったんだから、とっとと元に戻った方がお互いのためだぞ。

それにしても、この両院議員総会を小沢は欠席している。こういう場に小沢はいつも出てこない。共同代表になりたいなら、堂々と自ら言えばいいのに・・・。腰ぎんちゃくを使って言わせるから、「裏で操る」とか、「バカな自称側近の忖度政治」がはびこるんだ。

まあ、現実には既に小沢の党であり、未来の党に「未来」はない!