池上彰氏の連載「新聞ななめ読み」で、またドタバタを演じた朝日新聞。
(「恥の上塗り 哀れな朝日新聞 その2」参照)

この件で、まったく信じられない低レベルを曝け出したヤツがいる。朝日新聞朝刊編集長・沢村亙。「多様な意見を載せる。その原則を守れと同僚たちが声をあげる。社が受け入れる。結果的にそうできたことに誇りを感じる」とツイートした。

どうやら池上氏の件で、社内から反発の声が挙がり方針が撤回されたことを自画自賛しているようだ。

何が多様な意見を載せるだ。朝日新聞が多様な意見など載せたことがないだろう。賛否が分かれている案件でも、両論併記もせず自社の言い分を垂れ流すだけではないか。

特に慰安婦問題では、捏造してまでも自社理論を振りかざしておいて。靖国参拝問題しかり、歴史教科書問題しかりだ!

それに、こいつは朝刊の編集長。編集権を持っているヤツが、なにを他人事のようなことを言ってるんだ!

バッカじゃないの。社外からの批判の声に耐え切れなくなった、ということだろ。相手が有名人(池上彰氏)だったから、掲載することになったが、無名の物書きだったら、絶対に言論を封殺しただろう。

今回の件を、作家の百田尚樹氏が絶妙の例えをしていた。「あはは。このツイートの主は朝日新聞の編集長らしい。店で万引きした商品を、元の棚に戻すだけで、誇りを感じるようなもんか。誇りのレベルが低すぎて^^」。さすが、ベストセラー作家!

ただ、ひとつ付け加えるなら、棚に戻したのは自分の意志ではなく、周りから非難されて戻したんだけどね。